麻生深月嬢の短歌からヒントを得た連想歌です。
上が深月嬢ので下が私のです。


 何してる?誰といるの?は聞かないさ代わりに何が見えるかおしえて
■君と見たテトラポッドも夕暮れも、たわいもな ....
色を持たない水彩画のように
雨が。

数えてよ そのいくすじか
みつめてよ その息づかい

ふるふれ 雨の無表情

  
 ....
学校帰りに たむろした
  自販機前を 覚えてる
学校帰りに 君と見た
  夕陽に染まる 淀川も

あの頃に見た 景色たち
  知らない間に 変わってた


駅前にある コンビニは
 ....
麻生深月嬢の短歌から連想を受けて作った短歌です。
上が深月嬢の短歌、下が私のです。

 PM11:00(じゅういちじ)帰りを待つの右の手とマーブルチョコの黄色除いて
■ほろ酔いでevianボト ....
{ルビ明日=あした}は来ない
永遠の今日を生きよう

昨日などない
永遠の今日を生きている

来たと思った {ルビ明日=あした}は
来た瞬間に 今日になり
過ぎたと思って いる過去は
 ....
今も昔も
景色は何も変わらなくて
変わってゆくのは自分だけ
さみしいけれど
少しずつ大きくなっている気がする

昨日も今日も
いいことは何も無くて
変わってゆくのは時間だけ
悲しいけ ....
北風が吹く朝
何も考えることなく
決められたことを
いつものように歩く通学路

道に何かが落ちている
近寄れば
霜柱の土にまみれ
凍った一匹の働き蜂

この世に生を受け
この世の ....
友人、麻生みつき嬢の短歌に触発されて作った短歌の羅列です。
上がみつき嬢の短歌。下が私の短歌です。

++++++++++++++++++++
 7mmの薄いラインに刻まれたB5サイズの夢を見 ....
メモ#1:音の分解による言語イメージ
(と或る人物へのメールより)


母音[a,i,u,e,o]
暖←[o,u,a,e,i]→寒

子音[a,k,s,t,n,h,m,y,r,w]
柔 ....
*風*

風がどっちから吹くのかなんて
知った事じゃないよ
知った事じゃないけど
どっちから吹くんだろうね


*花*

いいじゃないのさ異形の花で
それでも好きなんだもの

 ....
トランプをあまりにも鮮やかにきったから彼は神様にマークされたの


洞窟のくずれる音が聞きたくてそうぞうじょうの空はももいろ



こころない歌がうまれた2秒後に全力失踪してく体 ....
おもしろくなきゃ死んだって構わない神もニーチェも死んだことだし


壊れてもとりあえずそこに置いといて夜中に急に光りだすかも


特撮のキューピー3分クッキング電子レンジが爆発するぜ! ....
この街を見上げるいつかを歩いている

夕焼けを毛布に焼き付けて夜の火

ハンカチ横切る誰かの頭上を傘で愛す

全ての弦こともなげに切れ黒い目のヴァイオリニスト

星雲を気配として佇む地 ....
放課後の淡い窓から金管の音よ羽ばたけ青のたかみへ




とおせんぼされてる明日に手を伸ばすように螺旋階段のぼる




コピー機が光をシャッフルする影でちがう切札のぞむ我がまま
 ....
読みかけの雑誌を開いたまま あのひとが
透明なルリルになってしまった

笑みもそのまま ときめきもそのままに
ガラスのルリルになってしまった

うす青い 摩天楼の最上階
ここでは 音がこ ....
「好き」という言葉に
飽きたとしても

君を見て ピンッと動く気持ちの方向は 変わらないと思う
ずっと
生きるのは/疲れましたと祖母が言う/空に刺さった冬の三日月

死にたいと/言えてしまう程わたしは自由/くたばることの出来ない自由

黄昏る/冬の寂しい路地裏に/孕んだ放火魔が火を産み落とす
 ....
青空に鉄塔高くそびえたり


ワイン色の暁の空に酔いしれて


虹の橋渡って会いに行きたいな


星月夜君と二人でランデブー


首筋に冬のくちづけ雪の華


雨上がり君 ....
山になった洗濯ものの回りで
君は
春のような
スキップを踏む
  {引用=おうちを買わなければ、よかったね
だって、お金持ちだったんでしょ?
たた、たたん}
ちいさな袖をそろえて
重 ....
覚えたての言葉で
精一杯表現していた頃
小さな町の小さな囲いで
小さな喜びを模倣していた

道端に咲いている花は
意識して歩かなくても
簡単に見つけられた
そっと顔を近づければ
鮮明 ....
やさしいひとはすぐに
かなしくなる

やさしいから
かかえこんでしまって
もっともっともっと
かなしくなるのに

だれかのことばかり
おんなじこころに
しまってしま ....
水戸黄門の印籠がミトコンドリアになった、と昼のニュースで


これがミトコンドリアです、と書いた近く日直の僕の名がある


明日からあなたが使うベッドを夜中に一人で組み立てている
 ....
先達て、めづらしくチャットをした
WEB詩人の集まりだった
しばらく話してゐたら、かう言はれた
「三州さんは病気ぢゃないから」
ちょっと待てよ
だから何だ?
詩と、病気とは、何の関係も無い ....
 甘い匂いのする方へ 
 人は群がりたむろする
 決して悪いことじゃないけれど
 最低限のルールはまもってほしい

 近所にすんでるおっさんが
 今日もパチンコで金をすって
 金の無心に ....
ぐうぜんがぐうぜんそこに立っていて「ぐうぜんだね」ときみは笑った


演技さえ出来ない、今日は。(嘘だけど)(どこから嘘かは言わないけれど)

しゅうまつを待つなんてことしないわよ。うちらが ....
ここは田舎町だから
電車の中はいつもの様子
ポツンポツンと
どこに座れば良いのか
迷ってしまう
どうせ辿り着いてしまう

ガタンゴトン
揺れる
窓の外には
見慣れているという
さ ....
  4歳になる姪っ子が、私のスカートを引っ張った。
  「どうして白い服なの?」
  花婿と花嫁は、紙ふぶきの中、腕を組んで出てくるところだ。
  「えーと・・・」
  きっと外国の習慣だ ....
詩人が仕事をする方法。という題である。因みにお酒が少量入っているので、多少乱文になるし、観念的になるかもしれないが、お許し願いたい。

先ず、私がお勧めするのは、路上生活者である。

近所の公 ....
俺はラーメン屋でもチャーハンしか頼まない
その店がいくらラーメンをレコメンドしようがチャーハンしか頼まない
別にラーメンが嫌いなわけじゃないけど断じてチャーハンしか頼まない
ラーメン屋だって、メ ....
しらないものが多すぎて
わたしたちはいつも
上手におぼれる

陽射しとは
なにを探し出すための
あかりだろう
こたえなどわかる筈もなく
求めるわけもなく
わたしたちはいつも
上 ....
麻生深月さんのおすすめリスト(140)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
れんそうか3- chica短歌3*06-12-7
色を持たない水彩画のように- 藍静自由詩23*06-12-7
故郷- chica自由詩7*06-12-7
れんそうか2- chica短歌4*06-12-7
永遠の今日- chica自由詩5*06-12-7
今では昔を昔と思える- ぽえむ君自由詩13*06-12-6
輝いた道を歩いて- ぽえむ君自由詩11*06-12-6
れんそうか- chica短歌5*06-12-6
戯術、その他音に即いて- 六崎杏介散文(批評 ...5*06-12-5
風花雪月- 虹村 凌自由詩4*06-12-5
うたいてR- たたたろ ...短歌10*06-12-4
全力失踪- たたたろ ...短歌11+*06-12-4
アンパールルーム- 黒川排除 ...川柳706-12-4
Line- まほし短歌21*06-12-3
透明なルリル- 藍静自由詩29*06-12-2
気持ちの方向- 北大路京 ...自由詩25*06-12-2
考えるのは生死について、そればっかり- 吉田ぐん ...短歌2406-12-1
空模様Ⅱ- 未有花俳句12*06-12-1
はだかんぼう- 佐野権太自由詩45*06-11-28
あの頃- 青山スイ自由詩2206-11-28
やさしいひと- lazy自由詩22*06-11-25
ミトコンドリア系- たもつ短歌9*06-11-23
健康か病んでゐるのか、詩才があるのかないのか- 三州生桑散文(批評 ...10*06-11-19
詩人はもっと世に出なければならない- 山崎 風 ...自由詩1106-11-18
しがりがりん- たたたろ ...短歌6*06-11-15
車窓- 青山スイ自由詩6906-11-15
創書日和「白」__たびだち- 逢坂桜自由詩9*06-11-13
詩人が仕事をする方法という題にするつもりが、ただの酒のみ乱文 ...- 奥津 強散文(批評 ...5*06-11-10
俺VS.ラーメン屋- 新守山ダ ...自由詩7*06-11-2
八月のさかな- 千波 一 ...自由詩21*06-10-12

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5