自ら逝く勇気など始めから無いもので。
だったらいっそ。
あなたが逝ってくれねーかなぁと思ったりして。
でももし逝かれたらすごい勢いで崩れるの分ってるし。
忘れた泣き方なんて思い出しておもい ....
何もかもが嫌になって
真っ白な自分がいる
けれども
そこから僕の夢が始まる
新しい僕の夢は
満たされていたときよりも
ずっとずっと
大きくなっている
何もかも失って
まっさら ....
清らかな冬の夜の大空
月があくびして
星がウィンクして
犬は遠吠え
猫は狂い鳴き
どうでもいいけど
ちっぽけな世界を守るため
僕達は額に汗して
下げたくもな ....
いのちの大切さって何だろう
きれいごとでは済まされないこと
野生の獣が弱い生き物を捕らえ
生きる糧とするように
人間だって経済動物と言う名のもとに
生き物のいのちを断っている
(ひとのいの ....
全速力で 逃げろ
手近な やさしさに
癒されてしまわないように
ただ ただ
強く願うんだ
たとえ 叶わない恋でも
黒カラス。
ゴミを漁りて世を乱す。
僕の出すゴミ見向きせず。
嬉しいような。
悲しいような。
階段で。
予想以上に足が出ず。
脛を打ち据え悶絶す。
疲れているなと慰める。
老いた ....
僕がまだ小学生だった頃。
父と母は毎日の様に喧嘩をしていた。
母は父の稼ぎの少なさを貶し。
父は病弱で働きに出れない母の不甲斐なさを責めた。
『お父さんとお母さん離婚するかも知れない。 ....
{引用=ポエム問題集 100作を記念して}
それは
感性を磨くために
技術を向上させるために
何人を制限することなく
万人のために
誕生した
心に感情がある限り
道は果てしなく ....
今日は天長節だ
天皇誕生日
なんで自国の祝いをしないで
他国の宗教の祝いを盛んにするの?
ある人が言っていた
商業主義儲かればいい
景気が良くなればいい
ゲームを貰えればいい
....
宝くじに当たったよ。
3億円ゲットしました。
僕の生涯賃金を一瞬で凌駕してしまいました。
今までの苦労はなんだったのでしょう。
昼も夜も休み無く働いていたのはなんだったのでしょう。
慢性 ....
三つの詩に共通するものetc.(3)― バイオセンサー たける・kaz・山崎 風雅の詩
今日取り上げた詩3つはどれも共通した問題を提起している。よく言われる現代人の疎外であるように思う。
....
おじさんは赤ちゃんだった。
おじさんは少年だった。
おじさんは青年だった。
おじさんはおじさんになった。
おじさんは頑張っていた。
おじさんは真っ直ぐな瞳だった。
おじさんは困難に立ち ....
男の濃い臭い
リーゼントで
皮ジャン決め
しゃがれ声で
{ルビ金=かね}のベルト
タバコに火をつけ
獲物を狙っている
命を粗末にする奴
ブランデーに火をつけ
クラッカーを鳴ら ....
大人の思惑も他所に
餓鬼どもは尻を突き出す
子供は大人によって正しく
育てられなければならない
などと説く者は気づいていない
それは縛り上げるのと同じ事
だけど餓鬼は囲いを破る ....
あおむけになって寝て
しゃべって笑って
ふっと黙って
あおむけになっているところだけ舟
ひとりぶんの
ちいさな
{引用=
私は目をつむり、水のゆらめきに合わせた動きの ....
一面に広がる{ルビ金色=こんじき}の
麦畑の上に浮かぶ
一本の道
飛び込み台のように
道の途切れた向こうに浮かぶ
{ルビ一艘=いっそう}の船
途切れた道先に
組んだ ....
外に出ると鈍い光がまとわりついてきた
いつもの道を導かれるように歩くと
そこには自然に古い家が佇む
黄色と紅色に染まった蔦が揺れ、
冬に備えた小太りな雀が
私の身長よりも低い電線に
落ちそ ....
煙草はポリシーだよ。
38歳になった先輩はそういう。
黄色い歯もポリシーなんすね。
僕は答える。
疲れが取れねーよ。
38歳になった先輩はそういう。
老いですね。
僕は答える。
....
あなたにこころをまかせられる
それって好きとか嫌いとかじゃなく
ずっと以前から知っていたような
どこかで一緒だったことのあるような
懐かしくて不思議な気持ち
見つめられて
見つめかえして
....
夕方に飲む
グラス一杯の梅酒
今日も色々あった
人に感動を与える
友人とのカラオケ二件
母の友人の肺がん
遠方の人からの手紙
ベタ誉めの師匠
友人がふと
疲れているねー!
....
逃げたいけれど逃げない。
叫びたいけれど叫ばない。
怒りたいけれど怒らない。
悔しいけれど悔しがらない。
悲しいけれど悲しがらない。
泣きたいけれど泣いたりしない。
涙が零れそうだけれど零 ....
夕べのカレーを今朝また食べました。
ああ。
うまいなあ。
ほんとうにうまいよ。
一晩寝かしてよりまろやかに。
お肉も野菜もトロリと甘く柔らかく。
辛味も角が取れて ....
今いる自分より
遥か遠くにいる自分を想うから
それが夢になる
夢はいつも
今の自分よりも良くて
だから
今の自分がつまらなく想えるけれど
そう想えるからこそ
夢である価値がある
....
― うち・・・うち・・・
誰に恨まれてもかまへんで・・・
一生あんたについていくんどす!
と言われたことは
少なくとも十二回はある気がするが
そういやオレは九州から出 ....
おれの書くものには、
リズムのものが多いです。
リズムで斬り込んで、
ことばを繋げて連鎖させて、
ぽこぽこ弾けさせるのは、
「おれの独壇場だぁ!。」
そ ....
きっちりきっぱり引けている。
ペッコリ腰が引けている。
類人猿がさ。
お前腰引けてんなあーっていうくらい。
ガッチリ綺麗に引けている。
メジャーリーガーがさ。
こいつ ....
胸のボタンを外すとき
あなたの狡猾な指先を思い出す
背後から不器用そうに
それでいて
未来に待ち受けているものを欺くかのように
(それなのに忘れられないのは
部屋の灯りを消しても
情念の ....
すみません。
すみません。
あなたのお持ちになられている。
切っ先鋭いそのナイフ。
どうぞ私に貸して下さいな。
え。どうしてって?
いやー。あのね。
どう ....
詩集をね、つくるんだ
みんなに渡せるからね
少し黄色い紙ならね
目もちかちかしない
はずさ
知って欲しいからね
僕のことを
これから伸びてゆく詩人だからって
今知ってほしいのは
僕が ....
闇に押し潰されて
ぺたんこのあたしと
黒猫いっぴき
三日月の下
『ねこ、ねこ』
ぺたんこのあたしはぺたんこの声
黒猫はにゃあと、
やけに現実でただいっぴき
おまえはあたしを愛し ....
侍フィクションさんのおすすめリスト
(136)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
マザコン初詣。
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もののあ ...
自由詩
19*
07-1-5
そこから僕の夢が始まる
-
ぽえむ君
自由詩
13*
07-1-5
一番搾り
-
山崎 風 ...
自由詩
9
07-1-5
大切なこと
-
恋月 ぴ ...
自由詩
35*
07-1-2
イツカ届く
-
haru
携帯写真+ ...
11*
06-12-27
笑って生きてそしていけ。
-
もののあ ...
自由詩
24*
06-12-26
泣きぼくろ。
-
もののあ ...
自由詩
20*
06-12-23
ポエム問題集
-
ぽえむ君
自由詩
8*
06-12-23
何の日だ!
-
ペポパン ...
自由詩
6*
06-12-23
宝くじ当たる。
-
もののあ ...
自由詩
11*
06-12-22
三つの詩に共通するものetc.(3)—_バイオセンサー_たけ ...
-
生田 稔
散文(批評 ...
8
06-12-22
おじさんのうた。
-
もののあ ...
自由詩
9*
06-12-21
リーゼントをキメて
-
ペポパン ...
自由詩
3*
06-12-21
育て、糞餓鬼ども
-
知風
自由詩
2
06-12-21
あおむけになって寝て
-
ふるる
自由詩
19*
06-12-20
麦畑の舟_
-
服部 剛
自由詩
16*
06-12-20
悴んだ手
-
茉莉香
未詩・独白
4*
06-12-20
続。一問一答
-
もののあ ...
散文(批評 ...
6*
06-12-20
Christmas_Song
-
恋月 ぴ ...
自由詩
25*
06-12-19
一杯の梅酒
-
ペポパン ...
自由詩
4*
06-12-19
けれど、ない。
-
もののあ ...
自由詩
10*
06-12-19
夕べのカレーの如く成れ。
-
もののあ ...
自由詩
7*
06-12-16
夢を抱える
-
ぽえむ君
自由詩
12*
06-12-16
やめろ!そこで反則スキップは!
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知風
自由詩
5
06-12-16
SATP.Vol.7,「_うんこは独壇場。_」
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PULL.
散文(批評 ...
5*
06-12-16
何かムカつくわあーのうた。
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もののあ ...
自由詩
10*
06-12-15
悦楽(黒薔薇の微笑_其の二)
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恋月 ぴ ...
自由詩
33*
06-12-14
ナイフ。
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もののあ ...
自由詩
12*
06-12-14
詩集を作るアイデア
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イダヅカ ...
自由詩
16*
06-12-14
月夜の晩餐
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lazy
自由詩
14*
06-12-14
1
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3
4
5