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春めくのか夜になると
もぞもぞするもの
それは
あなたのつくしんぼう
今夜のわたしは疲れているのに
背中を向けた闇のなかで
何かを探し蠢いている
辛抱が足らないから
貧乏なのか
芯棒　.... いのちの大切さって何だろう
きれいごとでは済まされないこと
野生の獣が弱い生き物を捕らえ
生きる糧とするように
人間だって経済動物と言う名のもとに
生き物のいのちを断っている
（ひとのいの　.... あなたにこころをまかせられる
それって好きとか嫌いとかじゃなく
ずっと以前から知っていたような
どこかで一緒だったことのあるような
懐かしくて不思議な気持ち
見つめられて
見つめかえして
　.... 胸のボタンを外すとき
あなたの狡猾な指先を思い出す
背後から不器用そうに
それでいて
未来に待ち受けているものを欺くかのように
（それなのに忘れられないのは
部屋の灯りを消しても
情念の　.... あなたの理想は
わたしの苦痛
あなたはそれを判ろうとはしない
（寝化粧なんて誰がする
腰に手を当て拳を振り上げて
いつから偉くなったのか
わたしには苦痛そのものなのに
（朝は誰だって眠い　.... 季節はもう冬支度なのに
たんぽぽの綿毛になるんだと
あなたは言った
過ぎ去った日々を惜しむかのように
ひとびとは
大きな樅の木の下に集いだす
そんな季節に
たんぽぽの綿毛になるんだと
　.... 何故かホームレスは街に棲む
しょざいなげに地下道に
初夏の花咲く公園に彼らは居る
両手いっぱいに袋を下げて
おきまりのレゲエ状態のヘアスタイル
かの国でも何故か彼らは
ショッピングバックを　....

侍フィクションさんの恋月　ぴのさんおすすめリスト（7）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
つくしんぼう	- 恋月　ぴ ...	自由詩	32*	07-1-18
大切なこと	- 恋月　ぴ ...	自由詩	35*	07-1-2
Christmas_Song	- 恋月　ぴ ...	自由詩	25*	06-12-19
悦楽（黒薔薇の微笑＿其の二）	- 恋月　ぴ ...	自由詩	33*	06-12-14
理想と言うこと	- 恋月　ぴ ...	自由詩	22*	06-11-24
「さよなら」はもう言わない	- 恋月　ぴ ...	自由詩	50*	06-11-21
ホームレス	- 恋月　ぴ ...	自由詩	15*	05-6-29

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