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あなたは孤独を陽にかざし
雨に濡らし
肩にかける

からっぽだと感じる
とても軽い

平気だ
本当に平気だと
重たい嘘を吐いては
かしぐ

北の風に寂しさが吹き荒れる日
虚し ....
秋。
夕日がくたあーっと疲れてて
その肩を
もみもみしてあげたいなーなんて

でも夕日の肩なんかもみもみしたら
あったかくて思わず
夕日の背中に抱き付いちゃう

「ちょっとーちゃんと ....
私たちは流れゆく時には悲しみを分かち合い押しつけあう笑顔を見せて

見ている見ていられる友だちの姿は今転ぶごめん笑って

射て、的がないのでドーナツの穴を見て

優れた機構を持つ君は心臓の ....
むらむらとするよあなたのたんこぶに



脱皮して甘いスープを飲んでいる



予知力に翳りが見えて冬支度



うかがった先生宅で池にポチ



お人形に羽が生えたの ....
海辺に打ち上げられたクラゲを見ましたね
巨人のコンタクトレンズと言うので
笑いました

疲れて適当に入った居酒屋で
出てきた器がどれも美しいので
しばらくおとなしくなった私たち
でした
 ....
新しいばんそうこうを貼って
おもてに出たらば
白いクジラが通り過ぎて
桃も潰れていた

夏休み~
誰もいない家の中
パスタを袋の中で折って
折って折って
折って折って
普通に美味し ....
君のそろえた手のひらのくぼみに湖が
あるなら
ちょうど夜が明けて霧も晴れてきて
青い山々がすっかり見えるだろう

僕は湖畔に寝そべって
君に捧げる歌を作る
君がふっと息を吹きかけるだけで ....
寒さのさかり
アオムギが枯れ果てて
地面の床がぎゅっという

月の後ろの黒い影
影と影とを足して濾す

獣が足並みを揃え
頭をひくく
さらにひくく

ぎゅっ

ううう手を縛り ....
せんごくさんの言うとおりに
道を曲がったんですよ
そうしたらほんとに
おさるさんがまわってて
ノミが飛び出るくらいびっくりしました

五月雨の歌が聞こえてきて
幼少の頃を思い出しましたよ ....
どこにもいない人
どこにもいなかった人の
残像
ひぐらしうずまくその中で
黒い影が夕日を浴びる

ですらない
どこにもいない人
行く場もなく
たった一人の夢の中
残像は生活し
 ....
正式には「肩関節周囲炎」という疾患群だそうです。原因不明の肩の炎症で、肩の可動範囲が著しく狭まり、個人差はありますが、まあ痛い痛い。
具体的には、上腕二頭筋をペンチでねじ切られるような痛みです。うっ ....
ひとりの私はひとりきり
自転車のうえ
川底の小石
草の根元
に這うありんこ
のことは今は見てない
夕食の献立どうしよう
冷蔵庫には
ナスがひとつピーマンが数個
お豆腐半丁
またカフ ....
薄曇り
灰色のやわらかなシーツの上
鳥たちが矢印で年のゆくえを示す

あなたがじっと見ている
薄緑の瓶の中にオレンジの蝶
と思えば炎

お湯の中に重い身体を沈めたら
ふかふかタオルで ....
心臓の検査で二時間待たされた
結果説明をするのは
驚くほど穏やかな話し方の医師だ
この穏やかさは
草食動物がまどろんでいるかのようなぼんやり
草食動物が説明しはじめた
非常に穏やかにしかし ....
銀色で騒がしい電車の
独りごとが
さっきまで飛び抜けて上手だと思っていたハードルの越え方を変えてしまい

帰ったら
わたしたちはうちたたねを
する予定
来週やさ来週には
新しく駅ができ ....
鏡から手首生えてる二本半


生活臭隠すためだと家を焼く


心臓が別れ話を切り出した


仔羊の肉脳内で水洗い


髪の毛に侵入されて操られ


冬が来る非常ボタンを押 ....
最後にはジキタリスの色を塗った
幼児期は三叉路で堕落
その手足ばらばらで踊る
むこうずねで待つ

最初には赤い頬
サボテンに棲む昆虫を
こまかくくだいて夕日色
ママはしばらくおそくなる ....
傷のある道だよ歩くと痛がるよ


銀色の風吹き電車落ちてくる


線路から君のささやき聞こえます


屋上で台風誘いベリーダンス


UFO直視し視覚野犯された


頼り ....
海への道を進む

枯れ枝の軌跡を追う
その感動的なフレーズが生まれたのは偶然

はるかと名づけられた子供が
遠くを見ている
一生その名に囚われ続ける
その名から出ることはできない

 ....
お祭りなので
顔を汚くしていた

ドラム缶いっぱい
葛湯を作ってふるまう

青い星だけをつないだ星座を下さった
青いネックレス座だと
いって

作業台の上にはつねに
いっぽんの薔 ....
困らせたいわけじゃない
だけど困ってしまったらごめんね

トーキン

はる
左の耳から出てきた紙くずが
右の耳へと入っていくような
かさかさしたおわりのなさ

木の間にぶら下がる健 ....
豆腐屋で静かに足を洗う馬


さみしいと言う砂壁の砂になる


目がくぼんでゆく穴の中にこども


嫁ぎます重い方のつづら持って


嫁ぎます一番軽い首持って


紙コッ ....
冷蔵庫ゆっくり冷えていくものが光のような気がしてならない



やっと今一人で立てた足元にいろんなものが這いのぼってくる



ゴミ置き場月光に散る貝殻が泣いてるまぶたに見えなくもない ....
こちらにいらしたあをの過程さん、がいなくなって、
私にはどうしてもどうしても、彼を、とか彼に、とかの詩や散文は書けない。
ただ、これから私が書いていく詩の中に、少しでも良いものがあったら、
そこ ....
鯉が吊るされた
教会の屋根に
虹は鱗を落とす
七色ではなく十二色の
クレヨンじみた

ツタはいつまでも
少女を縛り付けて
泡を吹いた口から
鯉が生まれるので吊るされる

正常な幽 ....
さみしく囁く
そっと静かに
夜は
流れる
川面には


さよなら言葉
これから二度と
言わない
好きだとか
嫌いだとか

忘れてしまえ
昨日も今日も
明日も未来も
全 ....
 温度を温度を下げるんだ

 早く早く下げるんだ

 
{引用=


                   兵  器
                  という言葉は
       ....
椅子を引いたとき
床と
椅子の足
どっちが鳴ったか知らないよね

坂道をのぼるとき
ちょうど追い風だったけど
僕のためにじゃないよね

遅くまで空が明るくて
不思議な色で
急に暗 ....
漆黒の派手な呪文を唱えたらポップコーンは胸にぽろぽろ



あかきいろきみどりみどりあおぐんじょうお目目ぱちくりコズミックガール



遊園地ポケットティッシュピンク色ガールスカウト整 ....
モルドバのO-Zoneというグループの「Dragostea din tei」(菩提樹の下の愛)という曲です。

曲に合わせて猫ちゃんがツッコミ!↓猫ちゃんをクリックです
http://www2. ....
木立 悟さんのふるるさんおすすめリスト(60)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- ふるる自由詩7*16-12-10
秋の夕日- ふるる自由詩6*16-11-13
√(ルート)- ふるる自由詩5*16-10-14
お前のツボ押してやろうか- ふるる川柳6*16-10-6
- ふるる自由詩7*16-9-9
a_new_wwworld- ふるる自由詩8*16-8-18
くぼみ- ふるる自由詩19*16-7-1
うずみず- ふるる自由詩5*16-6-16
@さるまわし- ふるる自由詩416-5-23
どこにもいない人- ふるる自由詩8*16-5-4
四十肩(五十肩)になりました- ふるる散文(批評 ...4*16-3-17
吉川さんお久しぶり- ふるる自由詩5*16-3-6
冬の宿- ふるる自由詩916-1-1
心臓の検査- ふるる自由詩20*15-10-29
火竜新都心- ふるる自由詩8*15-8-19
ちょっとずつ食べられたいな- ふるる川柳7*13-4-5
三叉路- ふるる自由詩9*12-11-10
小指から全速力で- ふるる川柳8*12-6-1
海への道- ふるる自由詩9*12-5-5
捨てる- ふるる自由詩10*12-3-15
トーキン- ふるる自由詩9+*12-2-23
だんだんきつくなって幕- ふるる川柳9*10-11-29
さみしさで貧血- ふるる短歌26*10-5-21
あをの過程さん- ふるる散文(批評 ...12*07-7-14
祈るだろう、目を閉じたら、- ふるる自由詩1307-7-14
無題- ふるる未詩・独白13*06-9-6
核(コア)- ふるる自由詩2*06-3-24
ただの- ふるる自由詩9*05-5-19
ながしそうめんリフレイン・(色や絵/その他)- ふるる短歌10*05-5-17
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