すべてのおすすめ
                080628



明日は大雨ですから
透明なビニール傘ではなくて
しっかりした傘でお出かけ下さい
天気予報が告げる大雨の予測
雨が降るから傘をさす
 ....
               080611





六月になると
ブラインドを用意する
晴れたら暑い季節です
陽に焼かれ
暑いのは我慢して
幼い声でいわれても
降りるつもり ....
             080531


不足した太陽を
100匁200円で売っている
皮肉な顔の
乾物屋さんの店先で
メートル法が施行されても
小学生は驚かない
学校で習った度量 ....
                 080516




偶然と書いて
ぐうぜんと読ませる
ぐうぜんが生まれ
ぐうぜんが目覚める
ぐうぜんが欠伸をする
起きろ!
朝だ! 起きろ!
 ....
                 080513





水色の空に雲が流れ
時間が止まっているようにも見える
体育館では
子供たちが遊んでいる
にぎやかな声に
忘れかけた記憶 ....
             08/05/02



空気と水は
相性が悪いので
接着できません
のんきな顔した空気は
瑞々しい若葉の声を
恥ずかしがらずに遮った
緑の岡にも影は拡 ....
              080422


懐中電灯に照らされた
懐中物を盗まれた
泥棒よけの電磁波は
人畜無害だと
家々に立ち寄って
説明して回る

懐中電灯の電球を
LED ....
                  080422


共通の
共時性の意識が腹の皮膚に触れて
張り付いてコバンザメになった
食いつかれて痛がる子供らは
悲鳴を揚げながら陸に上がるのが
 ....
                     080416



あかさたなの春が来た
あしたの人は元気がよくて
ぱぴぷぺぽと歩いてく
あさっての人もやってきて
こんにちはと挨拶をする ....
           080406




手のひらに載る
小型風力発電所
プロペラがクルクル回り
風力を電力に変換します
風を求めて旅に出よう

旅行好きの口車に同乗し
朝早 ....
              080404


コレでよい
コレで
ひとかけらの土塊を
脚で踏みつぶす
粉々にしてから
ふるいにかける
乾かしては水を加え
塊にして
叩く
叩く
 ....
                080328



グライダーのように
空中ブランコのように
限りある人生を
ぶらぶらふらふらしていると
フラスコの悪魔に喰われてしまいます

化学 ....
                 2000/04/21






死んだ君の眼を食べたいと思うことがある
白眼を向いてぼくを無視しているつもり
だけど120%意識しているのだろう
 ....
                000426



跳び乗ろうとしたら
グリーン車だった
乗れないと思い黙って見送った
次の電車もグリーン車だった
おまえは何処に立っているのだと
叱 ....
              080226


かみさま、かみさま
かみさま!
 かみさま
4度目の正直者が
自己責任をとって自害した
(可哀想な男だが
男だから
一人くらい居なくて ....
                07/02/03


回転計の願いに
知らん顔する
鶏頭の花

空には白い雲が群がり
レースの終りを告げている

ガス不足のマシンでは
回転も不足 ....
                      07/07/15



うさぎバトンがまわってきたので、日記を認める。
ぴょんと跳ぶのは、ウサギ。
ひょいと隠れるのは、キツネ。
猫は、 ....
              080107




机龍之介は居るか、
槍のような声が、
ヘルメットを突き破る。

耳を塞いでアクセル全開、
オーパヒートのエンジンは、
金切り声 ....
               071223


考える人のポーズで休んでいたら
さぼるなと先輩にどやされた
先輩はそのまた先輩にどやされて
休むことはさぼることだと信じている
生きている ....
             071027



インフルエンザの大人達
子供の顔して震えだし
大人の顔して入院して
子供の領分荒らします
パラパラ漫画を読み下し
笑い出したら良く ....
                070913



ぼん ぼん ぼん
ぽろろん ぽろろん ぼろろんろん
ぼろぼろ ぼろろん ぼろろんぼん
ボボボボ ボボボボ ボボボホボボ
ふーふる ふ ....
                  070810



意味無し芳一の日記を読んで
日記を書こうと思った
中学二年生の夏
暑すぎる日はプール
雨の日はごろ寝
晴れたら自転車に乗って
 ....
                      07/07/30




不連続な顔を揺らして
新幹線の列車が通る
チラチラと漏れる明かりが
旅情を誘うが
いつまで経っても新幹線と呼称さ ....
                    070729
偶然が
偶数を生んだと
信じていたのだけど
奇数が居なかったら
偶数も居ないのかもしれないと
偶数は1人では寂しいから
奇数を寄越し ....
             07/07/28


プライスプライス
プラスのコビト
プラスのヒトミに
価格を付けたら
すぐ売り切れた

プライスプライス
プラスのコイヌ
プラスのヒ ....
                07/07/26


じとじとして
鬱陶しくて蒸し暑い
長すぎる梅雨が明けると
今度はまっ白な太陽が照りつけて
まだ乾かない大地からは
じくじくと水 ....
               07/07/24


これからは、
哺乳類のように生きていきます
そんなこと言われても
初めからそうなのだと言いたかったが
爬虫類と言い違えたのかも知れない ....
攻撃用メモリーをセットして開始のゴングを待つ間に汗が首筋から噴き出てくるのを意識する。手でセンサーの位置を少しずらして、改めて合図を待つ間に戦意が遠のくのを覚え、敵陣の相手の顔をもう一度睨み付けて、憎 ....              07/07/20


回転軸がぶれたので
ギャを外してひと休み
ささやく声は
きみのこと
ぼくのこと
いいえ地球の独り言
地震を起こして叱られた
疲れたと ....
                      2007/07/14



バイクの前輪を浮かせて走るのがウィリー
恰好いいだろうといわれて
そんなにねぇーと思ったが
50ccでは
雑誌の ....
北大路京介さんのあおばさんおすすめリスト(359)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_雨の日の庭、傘から聞く風景- あおば自由詩16*08-6-28
ジューン・ブラインド- あおば自由詩8*08-6-11
模索する太陽- あおば自由詩9*08-5-31
ぐうぜん- あおば自由詩11*08-5-16
水の空席- あおば自由詩22*08-5-13
むずかしい散歩道- あおば自由詩8*08-5-5
解説- あおば自由詩4*08-4-22
共時性- あおば自由詩2*08-4-22
春眠- あおば自由詩8*08-4-16
壊さない人- あおば自由詩5*08-4-6
カニバリズム- あおば自由詩17*08-4-4
春のブランコ- あおば自由詩14*08-3-28
スプーン- あおば自由詩9*08-3-25
グリーン車- あおば自由詩4*08-3-10
神様- あおば自由詩5*08-2-26
_ガス・ステーションの作り方- あおば自由詩4*08-2-3
うさぎバトン- あおば自由詩4*08-2-2
[ミルクを飲んでフラフラの僕は、空気のような空想を描く]- あおば自由詩2*08-1-10
夢を見る人- あおば自由詩8*07-12-23
パラパラ漫画- あおば自由詩3*07-10-27
美しかった国- あおば自由詩6*07-9-13
日記帳- あおば自由詩6*07-8-10
コーヒープリン- あおば自由詩8*07-7-30
裏表の偶然- あおば自由詩8*07-7-29
プラスのコビト- あおば自由詩1*07-7-28
しちがつの祭り- あおば自由詩9*07-7-26
哺乳類- あおば自由詩8*07-7-24
擬人化- あおば自由詩5*07-7-24
独り言- あおば自由詩8*07-7-20
ウィリー、ウィリー、きみの名は、- あおば自由詩8+*07-7-18

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する