すべてのおすすめ
          130610



普段着のまま尻端折る
本のページの隅を折る
この次に出会ったときには
もっとイケメンになっているはずだ
 ....
            130603


突然
滝とはなんですか
滝とは
あの水が滔々と流れ落ちる瀑布のことですか
流れる汗をかきながら抹茶アイスで滝を見ながらひ ....
                    130528



大使は
河辺駅で
降りた
突然の雨に慌てる随行する大使館員たちを無視するかのように
 ....
             130525


窓の外と内とは温度が違う
風の強さも性質もまるで異なる
海と陸との比熱の関係だというが
それを証明するのはどうし ....
           130520


いちぬけたぁ!
宙返りする鱗木の
目玉を刳り抜き目薬点せと
腹の木霊に殴られた
広々とした草原を見晴らせば
有袋類が跳んで行く
輪郭線を消しな ....
                130517



4畳半神秘体験
なにそれ
冗談じゃありません
今すぐ帰らせてもらえませんかと言ったって
この長い行列の人達を放置しておいて帰れるもん ....
              130514



昭和へのミニトリップに使うんだから
お客様を乗せられる
程度の良い
小型のオート三輪を調達して下さい
 ....
              130514


すっぽんの手下となってからは
なりふり構わず
化粧もしたことがない
眉を剃ることも
描くこともなく
石鹸で顔を洗わず
水で洗うから
生 ....
           130511


摸倣の得意な伊賀忍
 切り隠れ才蔵が有名
擬態が得意な甲賀忍
 猿飛佐助が有名
二人そろって
各地の城下に潜り込み
手柄を立てて真田十勇士に ....
                  130428



これが僕の車だよと
ミニ四駆を摘み出し
机の上にひょいと置く
走り出した鈍色のミニ四駆
揺れ動き ....
                130416




フェイスブックでもみんな書き込みをするようになりました
ネット解禁で【ジバン(地盤)、カンバン(看板)、カバン(鞄)】のフォントも工 ....
             130412



夢にも人に遇はぬなりけり
スルガの仙人スルリと笑い
富士の高嶺に煙を吐いた
愉快な楽団ルンバを鳴らし
三鷹の兄さん家出をしたよ
ほうじ茶 ....
              130331




回転体の慕情と怒りが大震災を引き起こすのだと
新聞紙上に描かれたイラストをトレイから溢れた汚水が消してゆく
絨毯ごと売ると猿が断言す ....
{画像=130329074436.jpg} 

{画像=130329080838.jpg} 

{画像=130329080859.jpg} 


 天候不順でさぞかし桜もとまどっているだ ....
           130325


日常
常日頃
心掛けなくてはなりません
24時間を有効に過ごしましょう
朝食を抜いたり
寝る前に食事を取ったり
痩せすぎ
太りすぎにも注意し ....
            130325


風呂あがりに見た夢に
三日麻疹の味がする
戦時グル詩を呑まされた
麒麟の缶詰
オットセイの団扇
ヤナギカゲも飲み干して
英雄のように足を踏み ....
         130314




まずはおめでとう
年度末は
がんばったねぇと
誰かが祝杯を挙げる声もして
今日も花霞の空が続く
花と空と地との境目も無くなって
夢のような ....
              130312



厳しい経営の曲面を乗り越えられるか
「銚電のぬれ煎餅」(登録商標)で
やっと電車を走らせてきた
名物を焼いてやっと凌いでいたのに・・・
 ....
               130309



私怨団体の方に言われた
逃げてきただけではないかと
支援団体の方の後ろに隠れる
2011年3月11日以来
どんな厳しい環境でも
踏み ....
            130305



名高い幻影城趾に佇んでは
古くさい携帯式の並四ラジオを鳴らしていた
城趾とは名ばかりの小高い丘は
松の疎林に囲まれて
がさごそと石ころを踏み ....
             130302



弾けてるコーラの瓶が
熱すぎて溶けかかった
プラ板の上へと涙を流す
腹立ち紛れに壊されたと
へたな芝居も終わると
砕け散るバイオリ ....
                 130218


呼ぼう希望を
頭が痛くなる前に呼び寄せて
グルグルと手に手を取って踊るんだ
ほうじ茶のように気の抜けた飲み物を摂りながら

広辞苑を ....
            130209


故旧忘れざるべからず
否定の連続の警告を無視する
微小粒子状物質の危険性に気付いた
利口な猿は笊の目をすり抜けてしまうから
もっと細かく編まねば ....
           130131


ホワイトボードと黒板との戦いは
遠方の席からも良く見えるとの
力強いボスの一声で黒板の手が挙がる
漢字の勝利ですと僕は囁くように呟いて
今朝も飛び ....
           130128

5年前に簡単に解けたなぞなぞが
今では難しくてなかなか解けなくなった
謎が謎を生み複雑性が増したのだろう
と考えていたら
引き出しの奥から子供の頃
 ....
                 121103


もし、この世に時間がなかったら光もないよねと
繰り返される明る過ぎる大画面の殺風景な現実
そろそろ方形のディスプレイにも飽きたね
もう造 ....
                     130121


証拠隠滅を図る
アリバイを作る
工作の時間は忙しい
先生の顔を見る暇もない
ノコギリが真っ直ぐに切れない
金槌が空を切って ....
               130117


本部のマネージャー氏曰く
よく噛んで頭脳の活性化を高めるのだ
だから、今日からは、
すべからくりんごは皮ごと囓ること
間違ってもすりおろし ....
                 130116



ゴジラは怪獣である
怪獣とは奇怪なケダモノだと漢字から読み取った
しかし、
ゴジラはどう考えてもケダモノではない
体毛が無いのだ
 ....
             130113


 不法な暴力行為を直ちに止めるように命じましたが、全く聞き入れてくれなかったばかりか、凶器まで振りかざしたのでやむなく腕力で阻止しました。被疑者は ....
北大路京介さんのあおばさんおすすめリスト(359)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ベイベー、都市化しないで- あおば自由詩7*13-6-10
抹茶アイスと滝- あおば自由詩8*13-6-4
天使は川辺にて- あおば自由詩6*13-5-28
湯船が沖へ、水平線へ- あおば自由詩6*13-5-25
有鱗木- あおば自由詩7*13-5-20
鏡のなかの鏡—迷宮- あおば自由詩6*13-5-17
昭和ノート- あおば自由詩12*13-5-14
すっぴん- あおば自由詩7*13-5-14
模倣と擬態- あおば自由詩12*13-5-12
生き残った夕暮れがいる橙の窓の灯- あおば自由詩8*13-4-28
成長を見守る春- あおば自由詩5*13-4-16
うつくしみの_うつつ- あおば自由詩4*13-4-12
ブリキの森と紙の古城とウルサい湖畔の魔法- あおば自由詩5*13-4-1
- あおば散文(批評 ...7*13-3-29
_花びらの荷づくり- あおば自由詩11*13-3-25
ゆめ- あおば自由詩4*13-3-25
桜の木の下で想う- あおば自由詩8*13-3-14
そのあとがある- あおば自由詩6*13-3-12
小宇宙から流れくる- あおば自由詩7*13-3-9
幻影のバラード- あおば自由詩8*13-3-6
コーラの泡が弾けてる- あおば自由詩5*13-3-3
呼ぼう- あおば自由詩5*13-2-18
石碑- あおば自由詩5*13-2-9
白が虹むところ- あおば自由詩8*13-1-31
やさしいちえのわ- あおば自由詩10*13-1-28
時間と光- あおば自由詩9*13-1-24
空メールのやりとり- あおば自由詩5*13-1-22
すりおろした林檎- あおば自由詩5*13-1-17
ごじら- あおば自由詩6*13-1-16
書こうとしたことを忘れてしまって- あおば自由詩5*13-1-13

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