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夜の霧の街灯の脇から
ほんとうに小さなものたちが湧いている
きぃきぃと
ほんとうに小さな声を上げている
いられなくなったのだねと
手を差し伸べると
爪の先から入り込んで
....
体温を逃がさないように
君は丸くなって僕の隣りで
いつものように
まだ寝息を立てている
まるで小さな生き物が
昨日も生き抜きましたと
陽光に告げるように
寒い、寒い、いつもの朝
....
大陸棚の向こうで誰かが手招きしている
見慣れない服を着て、砂っぽく笑っている
傍らには、けだものがいて、何か囁いている
規則正しい波の音が
回転する灯と溶け合っていく
灯が波 ....
雲のない
ブルー・スクリーンを仰ぎ見ても
語るべきものなど何も残されていない
サイレント、ひとつ
崩れながら包み込まれる
ネイティブ・アメリカンに
インディアン・サマー ....
ある晴れた日
手紙を出しに行くとポストは
「秋だなぁ」と
しみじみもらし
それから私に気づくと
真っ赤になって
照れていた
仕事も終わったので続きを書く。
方言へのアプローチは言語学的アプローチとよく似ている。
つまり、方言は、訛り、ではなく他の言語として認識したほうが
研究には都合が良い。方言は、日 ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=8106
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=8192
http:/ ....
私たちは一葉の記憶装置だ
生い茂る木々の端で
保存することのうしろめたさを
知りながら連なっている
陽光が差すその瞬間に
私たちはいつも照れている
風の戯れに私たちは
....
妻にテレビゲームをさせるRPGだRPGと言っても妻は何のことかわからないに決まっているそれどころか「たたかう」の意味さえ知らないに決まっている決まっているのに妻にテレビゲームをさせる主 ....
さてさて。
自己内包について書こうと思っていたら先に佐々宝砂さんに書かれてしまった(笑)。
(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=4701)
って ....
酔っ払った拍子にゲームレビューの内職を頼まれて、
今日中に800字×2タイトルを書かなきゃならん。
安請け合いはするもんじゃない(笑)。
接待という行為が存在する理由を身をもって ....
ときどき、じゃないな(笑)、よく、あるのだけれど、
そんなつもりで書いた詩じゃないのになぁと思っちゃう
感想なり批評なりあって、
でもまぁ、そんなのはどうでもいいんだよな。
「この人はそう ....
チャットに参加している女の子の名前がすべて
昔付き合っていた女の子の名前と一致しても
慌ててはいけない
もちろんそれはただの偶然
たぶんおそらく
偶然だと思いたい
チャ ....
エレベーターに乗るとお線香の匂いがしておじいちゃんが帰って来たんだと思いました
10階にあるマンションのドアを開けるとおじさんやおばさんや知らない人がいっぱいいて
みんなでお寿司を食べ ....
<パンダ禁止>
薄汚れた白と汚れの見えない黒でできている
パンダになることは禁止されている
パンダであることは禁止されていないので
檻に入って、笹などを食んでいる
<しまうま ....
彼女は早起きしてお弁当を作って
今日はピクニック
いいお天気
彼女の調子もいいみたい
ひさしぶりのピクニック
外に出るのもひさしぶり
彼女の退院記念
彼女の作ったお弁当の中身 ....
お久しぶりと
声をかけると
愛人は
この愛人はとてもよくできた愛人なので
泣いたり駄々をこねたりせずに
お久しぶりと
笑ってくれる
「連絡取れなくてごめんね。元気だった? ....
狸亭さんのいとうさんおすすめリスト
(17)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
私に名前を授けてください
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いとう
未詩・独白
10
04-4-1
ジャングルの朝
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いとう
自由詩
10*
04-3-28
遠浅
-
いとう
未詩・独白
10*
04-3-15
サイレント、サイレント、サイレント、
-
いとう
自由詩
33*
04-3-8
ポスト
-
いとう
未詩・独白
11
04-3-5
レレレのレ所感2
-
いとう
散文(批評 ...
5
04-3-3
レレレのレ所感_1
-
いとう
散文(批評 ...
2
04-3-3
メモリーカード
-
いとう
未詩・独白
5*
04-3-3
妻→RPG→つよし
-
いとう
自由詩
17
04-1-19
つれづれ4
-
いとう
散文(批評 ...
8
03-12-25
つれづれ3
-
いとう
散文(批評 ...
4
03-12-24
つれづれ
-
いとう
散文(批評 ...
10
03-12-22
いったい何を企んでるんだ僕のかわいい子猫ちゃんたち
-
いとう
未詩・独白
4
03-12-18
お帰りだけで埋まっていく
-
いとう
自由詩
6
03-12-4
動物園
-
いとう
未詩・独白
9
03-11-27
ピクニック
-
いとう
自由詩
14
03-11-15
窓の外
-
いとう
自由詩
11
03-11-10
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