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答えが見つからないと
三色定理の話をする人
答えは教科書にはない
と叫ぶ人
明日の君達へ
鼻をたらしながら
ただの棒切れで遊んでいただけの僕も
瞳は輝いていたのかな
....
あなたは書きかけの本
痛みも苦しみも綴ってゆこう
今だけを切り取ってみつめないで
自分で物語をプツとやめないで
あなたはまだほんの序章
物語はどんな結末だろうと
終わりを ....
アクセス・ブロックをされたことがある。
数年前 詩の投稿掲示版ではないけれど
なんでも書いてとあったような なかったような。
当時 思ってたことを ぶちまけた。
ら 入れなく ....
秋の夕暮れは、見ているだけで、何だか不思議な気分になってくる。
春のそれとも、夏のそれとも、冬のそれとも全く違う、不思議な、それでいて美しい色。
この空の下で君は――――僕は、何を思う ....
狂おしいまでに
自分が自分が自分が自分が自分が自分が自分が自分が自分が
自分は自分は自分は自分は自分は自分は自分は自分は自分は
と言い続ければいつか
じぶんはいくつにも名づけられ瓶 ....
使い古された言葉達ほど、
その扱いは難しい
私の部屋には一つの
こたつ
がある
ここ最近の冷え込みから考えると
今の部屋の重要拠点は
こたつだ
そんなこたつの中には
必ず一匹の猫がいて
....
あたしは
ほんとは
なまけもの
ナマ
ケモノ
生
獣
獣は
食べて寝て
獲物を探す
獲物になる場合もある
....
息子(小3)が「学校行きたくない」と言ったのが今年の7月始め。話を聞くと、「死ね」「この世からいなくなって」「うざい」等の言葉の暴力、身体の方はあざなどないけど、しょっちゅう蹴られたりこずかれたりする ....
戦争を知らない子どもたちが
大人になって
大人の信用を知らない子どもたちが
大人になって
戦争を知らない子どもたちを知らない僕等は
髪の毛が茶色いと許されないなら
携帯電話を持つと許されな ....
「祈りの消滅は
自立でも、怠情でもなくば
愛の成立でもなく
その他のすべてを
併せ持って言葉を流し
祈りの消滅は
すなわち、
....
私の書いたもの は
私のもの ではあるのだが
願わくば
各々のもの にも
なって欲しい
わたしたちは
『すき』、だとか
『きらい』、だとか
感情に名前をつけることに忙しくて
だれも、本当の気持ちなんか見ちゃいない
みかけの『言葉』に振 ....
紙みたく
薄っぺらい
勝手な 時間
とても 色濃く
とても 重い
過ぎ去る景色を振り返ると
そのどれにも悲しみが含まれていた
一つ一つを見返しては
傷をえぐられる感覚
その時の私はどれだけ
その事に傷つき、恐怖したの ....
雨が降って
雨が降って音がして
雨が降って音がしてあなたが
雨が降って音がしてあなたが何か
雨が降って音がしてあなたが何か小さな声で
雨が降って音がしてあなたが何か小さな ....
死と向き合っていると、
やがてその魅力は急速に失せ、
同時に
自分の魅力、存在価値、存在意義といったものが、
より急速に失せてゆく思いに駆られてしまう
かみさまは
わたしを いつも 暗闇に
ぽつんと 独り 置いている
遠い記憶の{ルビ彼方=かなた}から
あの日響いた産声に
わたしが耳を澄ますよう
光りあふれる歓びに ....
言葉を呑み込むのも、言葉を吐き出すのも
なかなかに難しい
雨上がり
{ルビ水溜=みずたま}りには
哀しい顔が浮かんでる
ひょい と飛び越え
曇り空の一日に向かって彼はゆく
{ルビ仄=ほの}かな{ルビ灯=あか}りを 人の{ルビ間=あい ....
静かな夜のこの場所は
空の深さに包まれて
流れてゆくは秋の星
静かな夜のこの場所は
時の重さに包まれて
流れてゆくは秋の風
微かに響く虫の音が
今いる場所の道標
流れてゆくは秋 ....
あなたとワタシの記憶
足して
二で
割れたらいいのに。
手に手をとって
彼方へと。
二人だけの世界へ
Thank god tomorrow is sunday.
日曜日でも
朝から起きて
早く起きて セーヌのほとりを歩くの
朝靄に埋もれた塔が 少しずつ顔をだして
紺色から蒼 ....
いつもはつけるキャンドルのランプを
きのうはつけなかった。
突然、ものすごい疲労感に襲われて、
ベッドに倒れこんだから
真っ暗闇に
亡霊がつどう
あ ....
人に認めてもらうことは、
難しい
自分に認めてもらうことは、
もっと難しい
いくら季節をなぞっても
あの
雪の下から覗いた肥えた土や
畑の土手にあったネコヤナギには逢えない
まだ
畑の隅に溜池があった頃
日本は
もう
どこを歩いても犯罪に巻き込まれてし ....
{ルビ掌=てのひら}にのせた
{ルビ一片=ひとひら}の恋の花
千切って夜風に放つ
そうして青年は
破れた心のままに
深夜の断崖の上に立つ
目の前には{ルビ只=ただ}
....
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頭の中ならまだしも、心の中を探り弄られるのは
どうにも我慢し難いようだ
お天気がよいから
ぼんやりと
窓の外を眺めていたら
あれが伊豆の大島だと
若い人が
得意そうに教えてくれた。
太ったサツマイモを
横に置いた
そんなのっぺりした形が
遠く ....
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