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梅干めく祖母のたなそこに御影犬が四千歳
私は自分の頭を内側から食い破りつつある
きゃつ
きゃつ
噛み音に苛まれるのは忍ぶとしても
犬が耳から侵入しては心配
と祖母の詰めてくれた梅の汁が染み ....
 一、チアノーゼ

 国道の縁石にふたり座りこんでいたとき、アイビーは「美しいものが好き」って歌った。濡れた唇の築く透き通った楼閣をベンツが突き抜けて、砂塵に僕ら咳き込み涙目になりながら排気ガス ....
atsuchan69さんの鈴木さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_ライクライクラヴェルサンバwith犬- 鈴木自由詩308-8-12
_永遠の懐胎- 鈴木散文(批評 ...407-12-18

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