すべてのおすすめ
セーター越しの

女達の言葉や匂い

花粉症は

愛液で奏でる

宿命の起爆スイッチ


押されている

音の思いに

世界は切ない


セーター越しの

女達　.... オレが中二のとき生まれたおまえ

こうしていることを妻子が知ったら

いきなり難破船に乗らされるだろう


抱きしめるという行為とはいったい

戦争に引き裂かれた愛ではない

切　.... 親子であったり

夫婦であったり

友であったり

天使たちの遊戯

声のない

音のない

天使たちの遊戯


しびとになって

このよをのぞいていた


光　.... 星のひかりは

時間差の攻撃

出会ったことも

時間差の攻撃

待ち合わせ場所は

代えられるけれど

時をとめては

待つことは出来ない

だからここで

きみ　.... 大きな光、強い光

夜に入るまで

どこでなにをしてた

いちばんぼーしいみいつけたあ

闇に包まれることで

見えてくるものがある

これをだれかに伝えなくちゃ


ど　.... 光を失う

こころで感じる

宇宙では皆さん

ひとりぼっちになって

つながっている


しあわせって

それを感じる

アンテナの数


光を失う

こころ　.... 粗雑な人生の

粗雑な吹き溜まり

サヨナラ出来ない

このサヨナラ


茫々とした

ひかりと雲が

茫々とした

前途をてらす


粗雑な人生の

粗雑な吹　.... たわいもない、その場かぎりの会話

オリンピックで、なにがいちばん、印象にのこった？

ソフトボール

リレー

北島康介、などなど

ひとそれぞれちがう

オレは世界との差を　.... お盆のあいだ日本は停止する

仕事もなさそうだから

三日連続でゴルフをした

二日目なんかはワンハーフ

汗だくになって

朦朧としながら

芝生のぬるい匂いをかぎながら
　.... ゴゴゴゴゴ

ズズンゴゴゴゴゴ

発射される

みじかいカーニバル


青い空、青い海。

列島を４センチに見立てて

ゆきすぎる、没。


ゴゴゴゴゴ

ズズンゴ　.... 顔に影さし

世界を影絵に

ぼくが見たのは

宇宙の空

黒かった

淋しくて

自由だった

腰をつかい

恥骨を

きみの草むらに

撃ちつけた

顔　.... 蛙の／鳴き声は

星の／鳴き声だ

地上の／宇宙で

無機質な／命の

星／鳴いている おまえのメルヘンは

オレが守ってやるさ

それにウソはないさ


夜明けのまえの

あかるいベッド

愛し合い倒れた

ふたりの獣たち

白い壁はしずか


優し　.... オレンジに闇が曳かれ

精神のカルテ

群青に染まる

僕らかけがいのない宙


地球での

それはお話しか

死ぬまで

生きているのか


オレンジに闇が曳かれ　.... 新緑が山にパンチパーマあてている

幽霊みたいにか細いグリーン

風の流れが変わる

そんな祈りにも似たひかりを

街から街へ

女から女へ

家族はひとつきり

革命家が　.... 花びらが

あしもとに転んでいる

気持ちいい夜風に

白い素直なものが散っている

居酒屋をでて

スナックにむかう

仲間たちのうしろ姿

外灯に浮かびあがっている
　.... ひとにとって

わたくしは環境の一部でしかなくて

良い影響を与えたり

悪い影響を与えたり

これといって

影響を与えることもなかったり

季節がたのしくなかったり

　.... 夜風がゆるく吹いていた

さくらが銀河のようだった

カップルが一組

川向こうのベンチに座っていた

僕たちはすこし道に迷ったようだ

たまに肘があたる

あてどない人生が
　.... 平日の午前

雨の日のファミレス

食器の音

まばらな客

障らない音楽

外のひかり

外は雨だ

灰いろの風だ

うんこしたくなるような

落ち着きに満たされ　.... 女は裸で待っていた

男からの電話を

女は裸で待っていた

男の「絶対」に

女は慣らされようと

そのさきっぽに

なにかある気がして


女は乳首を勃てていた

　.... 宇宙が

言い聞かせに来る

すでに来ている

宇宙が

月のまわりに輪をかいた


東京の夜にも

坂出の夜にも

はんぶんの月

そのぐるりに

神戸の夜にも　.... どうでもいいような

純情を

世界にまきちらしといて

それはないだろう

オレたちがいなくても

世界はまわると、知ってはいるけれど

世界がまわると、知ってはいるけれど
　.... ペニスを写メしたり

おっぱいを写メされたり

いつもそんなことは

始まりのときの微熱だね

すこしずつ知り合ってゆけば

男はしつこくなってゆくし

女は理性的になってゆく　.... 春になると

知らない街の匂いがする

それと

なつかしい匂いもする

人の心にはなれない

だからたくさんの

心をつくってゆくのだ


きのうは啓蟄だった

お　.... 中芝でふたりすわってランチした

ハムとキュウリのサンドウィッチ

彼女のつくったサンドウィッチ

すずしくてさびしい味だった

紅茶が飲みたいといったから

正門まえのパン屋さん　.... フェルマータ

西洋と東洋が綱引きをはじめる

コンドルが飛んでゆく、

この哀切を口ずさんで家事をしていた母

仲良くなると休み時間

ふたりしてトイレに連れ立つ女学生たち

　.... アリバイづくりに

ドキドキと思考している夢をみた

そんとき思ったこと

?.時間帯別行動パターンってあるよなー。なかなかウソつき通すの大変だわ。

?.?をふまえて、どうせやるんな　.... スノーネットワーキングサービス

雪がふるふる雪がふる

さっきより大きな白片が

歩道をねっとりと濡らす

ＳＮＳが発動している

スノーネットワーキングサービス

　....

atsuchan69さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト（118）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
音の思いに	- 吉岡ペペ ...	自由詩	2	09-2-19
難破船	- 吉岡ペペ ...	自由詩	6	09-2-17
天使たちの遊戯	- 吉岡ペペ ...	自由詩	3	09-2-16
星をささえる	- 吉岡ペペ ...	自由詩	5	09-2-8
この夜に	- 吉岡ペペ ...	自由詩	8	09-1-27
光を失う	- 吉岡ペペ ...	自由詩	4	09-1-23
このサヨナラ	- 吉岡ペペ ...	自由詩	4	08-9-6
オリンピック	- 吉岡ペペ ...	自由詩	1	08-8-31
雲とセミいがい	- 吉岡ペペ ...	自由詩	3	08-8-16
テポドン	- 吉岡ペペ ...	自由詩	2	08-8-13
影絵	- 吉岡ペペ ...	自由詩	4	08-6-21
地上の宇宙	- 吉岡ペペ ...	自由詩	7	08-4-29
メルヘン	- 吉岡ペペ ...	自由詩	6	08-4-29
僕らかけがいのない宙	- 吉岡ペペ ...	自由詩	9	08-4-22
未来	- 吉岡ペペ ...	自由詩	4	08-4-17
花びら	- 吉岡ペペ ...	自由詩	9	08-4-16
季節がたのしくなかったり	- 吉岡ペペ ...	自由詩	6	08-4-16
銀河	- 吉岡ペペ ...	自由詩	22	08-4-3
雨の日のファミレス	- 吉岡ペペ ...	自由詩	6	08-3-19
よく映る目を	- 吉岡ペペ ...	自由詩	1	08-3-19
宇宙	- 吉岡ペペ ...	自由詩	3	08-3-17
世界はまわる	- 吉岡ペペ ...	自由詩	6	08-3-16
モーティブ	- 吉岡ペペ ...	自由詩	2	08-3-10
知らない街	- 吉岡ペペ ...	自由詩	5	08-3-7
１９８９年	- 吉岡ペペ ...	自由詩	4	08-2-28
フェルマータ	- 吉岡ペペ ...	自由詩	2	08-2-19
アリバイづくり	- 吉岡ペペ ...	自由詩	4	08-2-14
ＳＮＳ	- 吉岡ペペ ...	自由詩	3	08-2-9

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