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わたしがまだ小さい頃
パパがお仕事に行くとき
ママが「行ってらっしゃい」
といってパパにちゅーをした
パパはちゅーされた後ママにいっていた
「あい・らびゅー」
あ・い・ら・びゅ ....
あなたが
余りにも
輝いているので ....
秋
全てが色づく季節
黄色の銀杏
真赤な紅葉
茶色の樹
紫が重なる夕暮れの空
目に優しいカラフルな季節
どこを見ても色があって
ふと、切なくなる
....
私は嫌なことがあると、まほー屋によく行った。
まほー屋とは、不思議な名前のお菓子がある駄菓子屋さんだった。
嫌なことがあると、そのお菓子を食べに行った。
友達と喧嘩したとき。
大切な物がな ....
耳を澄ます
君の声が聞きたくて
優しい眠りから覚めたくて
大きなあくびした
君の潤んだ目を見てたら
不意にかみしめた
二人だけの幸せ
朝色のコーヒーには
ミルクを何杯入れるの? ....
落ちてく 落ちてく
紅葉
落ちてく
堕ちてく 堕ちてく
あんたに
堕ちてく
すき スキ 好き
あいしてる アイシテル 愛してる
....
僕の恋人は
怠け者で自由奔放
色白で柔らかくて
瞳が蒼いんだ
笑うと目を細めるんだ
暖かいところがスキだから
僕の特等席をいつも取っちゃうんだ
でもね
....
ヒラリ 舞い落ちる
赤い 小さな紅葉が
風に吹かれ そっと流れ
地面に落ちていった
秋の匂いが包んでく
私と君との時間
君の頬に キスしてみたよ
照れた横顔 ....
私たちは更衣室で着替えると
休憩所で落ち合うことにしました
私が行ったときには
もう夢月は出ていました
「早く泳ごっ!」
私が言うと夢月は笑って言いました
「ああ・・・
つーか紅香は泳 ....
「今日はプールに行くぞ」
「ぷーる?」
私が浴衣を持ったまま聞き返すと
夢月はコクリとうなずきました
「とりあえず浴衣置けよ紅香」
私が足元にたたんで置いたとき
もう金魚の模様は消えていま ....
私は人魚姫の話を聞いてから
一睡も出来ず
ふらふらしてしまいました
反対に夢月はとても元気でした
「おはよう!
・・・って大丈夫か紅香?」
でもやっぱり心配してくれます
私はにっと ....
あたしの心は見えません
あたしにだって
見えなくなることがあります
心ってどこにあるんでしょうか?
心臓にあるんでしょうか
脳みそにあるんでしょうか
あたしは思うんです
....
買い物の整理も終わり
お風呂に入り
ご飯を食べると
私たちは
二人っきりでお菓子を食べていました
「なあ?テレビ見ても良い?」
私がうなずくと
夢月は
本で見たにんぎょひめが出ている
....
何故 貴方を 好きになったんだろう
貴方は 意地悪で 子供 美少年でもない
なのに
私は 貴方の とりこ
貴方は 恋人が いる
私の 心は 気の抜けた 炭酸水
哀し ....
私が夢月と来たのは
『デパート』という所でした
沢山の買い物をするには
ちょうどいいらしいです
夢月は自動で動く階段で
言いました
「本が欲しいんだ」
私は『本って何?』っという言葉 ....
私は夢月の家に
棲むことになりました
夢月の親は
共働きでほとんど家におらず
独り暮らしの状態でした
ちなみに私の棲んでいたのは
『水槽』というもので
今では空っぽで
綺麗な水 ....
私はスッと退きました
嬉しいような
恥ずかしいような
変な気持ちが身体中に広がりました
夢月も壁から唇を話すと
ゴハンを落としながら言いました
「紅香って
もしかして俺に惚 ....
夢月がゴハンをくれてから
結構時間が経ちました
私はその間
ゆらゆら泳ぎ続けていました
『夢月・・・・・』
ボン!
身体中が真っ赤になったようでした
私は石の上に座ると
ゆ ....
ぱちんっ
私は目を覚ましました
一瞬お店に戻ったと思いました
でも周りに兵隊はおらず
穴の開いた石や
緑色の草が
代わりに沢山いました
私は地面に座ると
浴衣を着なおし
涙を ....
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