すべてのおすすめ
暗闇を優雅に泳ぐ蛍見て星のない夜星になりきる

新聞に書かれた記事は似たような事件ばかりが並ぶ昨今

言の葉の一つ一つは輝いて君のハートの電球になる

よく晴れた何もない日に思い出す何もな ....
もっと聞かせて もっと紡いで あなたの言葉の 深みを旅したい



梅の花 香りと共に 消えていく あなたの声は もう聴けなくて



「お帰りなさい」と 声が聞こえる 僕の居場所は  ....
・国語

休み時間 机の上に伏せられた教科書はみな鳥のかたちで

「死」という字を習い17年経つが何故か未だにうまく書けない


・算数

「算数は嫌いなんだよ数式の突起みてると痒く ....
スプーンの凹みがきんと冷えていて/くっついちゃった舌とバニラと


水銀の湧き上がる速度いつもより遅いの、ぜんぜん熱なんてない


「純正のクーベルチュール」を用います。失敗しては、買いに ....
稚児みたくみるみる泣いてすぐ笑うきょうもお空は赤くて青い


甘いのが商売なのよべっべつにあんたのためのいちごなんかじゃ


如何様に甘える猫もなぎ払いお前の布団にもぐる試練だ


 ....
水葬の教室
鱗を捨てた冬
シーラカンスの鳴き声を聞く



バス停の一駅ごとに君がいて
みんな逆方向を指さしてる



からだじゅう絶縁テープをまきつけて
ひとのか ....
いまもなお ビッグバンより続いてる
連鎖する水 連鎖する青


ナース服
肌から消えるアルコール
採血針を通過する赤


引っ越しを繰り返すたび立つ鳥の姿に自分重ねて変わる


 ....
rule1; 安い男を選んでも安いホテルに泊まらないこと


rule2; 濡れたコートは玄関で脱ぎ捨て君を抱きしめること


rule3; 愛する人の背姿を30秒も見つめないこと ....
眼に焼きつけし昏き銀巴里アバンギャルドはノスタルジーに 何処へゆく何処を向いても冬の日に無数の星のなかのかげろう



読み仮名は誰のためでもあらずしてただ自らの崩れし証



細く在るからだすべてに陽を浴びる幽かな ....
潮飴は砂糖と海水1:2 沖波駅の名産品です


灯台の指令届かぬ海底に誰かが飛ばした風船のくず


「鼻血ってなんだろうねえ」「なんだろね」しゃべるクラゲの触手は赤い


「 ....
真っ白な雪がつもった何もかも間違いなのにわたしは生きてる


縄梯子少女はおりるどこまでも夢の終わりへ釦は落ちて


にんにくを口うつしする秘めごとは口からださず噛み砕くだけ

 ....
お嬢様望遠鏡でお喜び お父様!羊から鼻血が!



泣きながらミシンでつけた道筋に友達なんかは歩いてこない



塾、稽古、家庭教師にボランティア砂糖にたかる蟻は∞



乾く ....
オレンジの綴り忘れて青空のふりをしている北ロータリー


君はこないからブルーだらけの部屋にして海に還っていった泣きむし


レッドアイとまと嫌いの君に似ているからレパートリーにいれよ ....
片方の翼の折れた失速を
取り戻すまで我生きるなり


置いてゆく荷物の重さは測らない
翼の先を大事に繕う

夜の風 羽根のひとひらも凍みてゆく
翼よ向こうに朝が待つ

失っ ....
指組みのように身体を絡めゆく 二人で今日の夜空をつくる



ひとつずつ舌でたどれば直列の熱に融かされてゆくビイドロ



「ねえ、君にアイスピック突き立てたらブラックホールができたの ....
口笛で呼んでください思い出を真昼の空に漂っている

だれひとり走りつづけることやめぬ屋上からみた校庭スロット


きのうより遠くでそよぐ口笛がきこえるならば、きこえるならば
花散れど 姿残れる むねのうち
  目にはその色 鼻にはその香
無理矢理に詰められたことばは潰れ変型して漢字し放題。

ちくちくと手で書くと腱鞘炎になりそうな字画が刺すのです。

まるで袋詰め放題!三十一文字百円で大売り出し ....
裏打ちの歩調が他にいないんだ僕一人置いて逝くなよナタリー


言わないできみの足裏のサイズなら想像で測れるんだからね


暴力は嫌い だから見えない弾丸で撃ち抜いてやる右の心臓

 ....
日本語の「愛」の曖昧に感謝してゐずまひ正すトモダチのSEX


君の目に浮かぶ[!]のiconを剥ぎ取って記念日に貼りつけて


トモダチの数だけ買ったおみやげのjelly beans ....
有名な物理学者の見る夢で風鈴がなるスペイン語か(フランス語で)



おにいさまの膝の上で夏が立ち枯れてゆくわねわたしの手も



耳すます香水瓶の中にある「なつのおわり」ラベルはかす ....
新学期一番乗りね教室は夏のにおいが残されたまま

窓際の花瓶は乾いて夢をみる須磨の浜辺のなみうちぎわの

正門にこっちを向かない君がいて転がりはじめるびぃだまのうた
一滴<ひとしずく>てすりにあったその雨を爪で拾って世界をのぞく


爪を切る。君と逢うのは雨の日で、顔に張り付く髪よけたくて。
Qとゆう文字が好きだよ寝転んでひととき青い果てをむさぼる



チェックメィッ(ト)まもなくぼくははがされる壁の写真のように真死角



球体を抱きしめながら沈む沼ちょうどあな ....
蜂蜜と指輪でつくるうたかたに・

                  
                   ・逃げようとする裾つかまえて 


愛しきはすべて冷蔵庫に仕舞う・


 ....
この場所で君の名前を叫んでも分からないから「好き」も一緒に。。


「しゃたらてゃ」と聞きなれのない言葉たち合間を縫って北京を歩く。
お隣の女子高生は友達ででも他人だからときどき冷たい


十八の夏を迎えて忘れてゆくよ恋したこととか恋したこととか


いい子だねって言われたらうれしいし子ども扱いするなと言 ....
眠れない 夜には君の その胸に
  耳を押し当て ただしがみつく


君が居ない メトロノームを 出してきて
  「65」にして ベッドにもぐる
淋しさが
大洪水に
なりそうで
ココロの扉
ぎゅっと閉じてた


隙間から
溢れ始めた
淋しさに
慌てて 本棚
椅子 ドアの前


ベニヤ板
金づちに釘
持ち出して
 ....
Rin.さんの短歌おすすめリスト(143)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜明け- 夏川ゆう短歌310-2-11
- ミツバチ短歌9*10-2-9
教、育- 吉田ぐん ...短歌3710-2-9
風に舞う雪を見ている- ことこ短歌12*10-2-3
Re:_先___日_は- あすくれ ...短歌6*10-1-15
マザーグース- しろいろ短歌1109-2-8
「清」- 北大路京 ...短歌16*09-2-4
恋の掟- hachico短歌4*09-1-30
いつしか- 長谷川智 ...短歌4*09-1-15
冬とかげろう- 木立 悟短歌408-12-2
【短歌祭参加作品】_海のおはなし- アイバ  ...短歌608-12-2
【短歌祭参加作品】All's_wrong_with_my_w ...- こもん短歌808-11-30
【短歌祭参加作品】ノーリーズン- ふるる短歌11*08-11-26
からあず_2- アイバ  ...短歌208-11-20
翼よ、青に向け- 銀猫短歌9*08-11-14
黒点- 石畑由紀 ...短歌16+*08-10-23
口笛がきこえる- アイバ  ...短歌408-10-21
花散れど- 小野カオ ...短歌308-10-10
「_たんかをきる。_」- PULL.短歌2*08-9-22
アウフタクト- hachico短歌208-9-15
トモダチモトム- hachico短歌3*08-9-2
グッドバイサマー- ふるる短歌2*08-8-28
びぃだまのうた- アイバ  ...短歌308-8-28
- ユメサキ ...短歌1*08-8-23
かたちから逃れるもの- 本木はじ ...短歌508-8-19
《問》上の句と下の句を線でつないで、短歌を完成させなさい。- hachico短歌308-8-14
旅先- ユメサキ ...短歌1*08-8-12
ふえてゆくこと- 春日短歌508-8-11
鼓動- ユメサキ ...短歌5*08-7-18
淋しい…- ユメサキ ...短歌3*08-6-29

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