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指組みのように身体を絡めゆく 二人で今日の夜空をつくる



ひとつずつ舌でたどれば直列の熱に融かされてゆくビイドロ



「ねえ、君にアイスピック突き立てたらブラックホールができたの ....
抱く、抱けない、花占いの吐瀉物をすくいあげ我の濁流を知る


注がれることは満たされることとは別の話だとわかっていました


不純物が混じっていたのか培養液 自滅という名の細胞分裂

 ....
 
十六歳だった
終わったあと
ひとつになったんだね、と囁かれ
雑誌の読みすぎだとおもった
このベッドの下に隠れてるなにかかしら、とか
制服がしわしわになっちゃった、とか
私ははじめてで ....
その本を手に取るたびに
同じページばかり開いていたから
今では机に置くだけで
パラパラと そこへたどり着く

私の心の傾きが
そのまま しおりになっている
Rin.さんの石畑由紀子さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
黒点- 石畑由紀 ...短歌16+*08-10-23
『感』だけが- 石畑由紀 ...短歌7*08-1-21
ひとつひとり- 石畑由紀 ...自由詩3307-12-30
しおり- 石畑由紀 ...自由詩2704-1-22

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