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やさしい気持ちで眠りました
どこにも行かない安心は
しっとりとした夜の闇に似て
ただあなたというつきあかりの下で
音もなく
静かに
眠りました
ほどけない
どうしても
ほどくことが できない
ひとつの むすびめを
ちからのかぎり
ほどこうとして
それでも
どうしても ほどけなくて
もう ただ ながめながら
すわりこんでいる
 ....
湯気に包まれた
身体から流れ 流れ落ちていく
私のすべて シャワーに溶けて
生まれ変わる お月さまのように

もしも このまま

魚になって
排水溝へ吸い込まれ
名もない海に
泳ぎ ....
の丘に
咲いたダリアの一輪の
唇の頬のうなじの太ももの蹄鉄の
隠された場所の

の丘に
びっしりと生えそろう数億のダリアの一輪の
唇の頬のうなじの太ももの
暴かれた場所の

の丘
 ....
誰かと笑い転げる日々を過ごす私
仮面を一枚{ルビ捲=めく}れば 
誰の手も触れ得ぬ「もう一人の私」がいる 

あたりまえの幸福は 
いつも手の届く場所にあり 

浜辺へ下りる石段にぽつん ....
ぼくは詩人

存在というものが存在する限り
無もまた存在する

今日もまた

朝の散歩をしていると
不思議なものに出会いました

光のような
ガスのような
音のような

何 ....
川縁の土手に根を生やした蒲公英たちは
うららかな春の陽射しを浴びて
いっせいに背を伸ばす


夏になったら向日葵になるの


ダンデリオンが通りかかると
みんなで声をそろえて問い ....
少女は長い間 
窓の外に広がる海を見ていた 
{ルビ籠=かご}の中の鳥のように 

時折 
人知れぬ{ルビ囀=さえず}りを唄っても 
聞こえるのは 
静かに響く潮騒ばかり 

( 浜 ....
夕暮れて
暮れなずみ

夕闇に
うちしずみ

静かに
   下がっていく
         温度
静かに
   暮れていくの
         音

あなたがノオトをめくる音 ....
5センチの猫が
水槽に飛び込んで
すべての魚を
粉々にしてしまった
なんか考えてる様に見えて
意外とぼけーっと変なこと考えてます。

割とポーカーフェイスなので
驚いたり焦ったりする仕草は無いですが

普通につまづいたり
道に迷ったり

外人サンに道 ....
あのひとは花を売るのをやめて
いったいどこへいったのか
わたしがそこへ訪ねていけば
ガラス張りの木枠の中
古いミシンが1台切り

道路の上の毛皮のように
カラスに喰われて
何もない、わ ....
あまりに長い間ひとりでいたせいか
ある日わたしはふたりになってしまった

わたしたちはさすがに元ひとりだったので
顔も体つきも声も性格もそっくり同じだった

「さみしかったよね。」
「う ....
ぼくは詩人

考えることが大切なのではなく
考えようとすることが大切
それはぼくの思考
それはみんなへの理念

今日もまた

朝の散歩をしていると
少女に出会った

四葉のクロ ....
空は 晴れて 
緑が 萌えて 
鳥は 唄う 

どうしようもなく 
春で 
朝で 
まぶしくて 

どうしようもなく 
私は
女で 
せつなくて 

風が「る」のような ....
お日様が眩しい日は耳が痛くなるの

私はほっぺたが膨らむ感じがするわ


きれいなきれいなお水を
汲んで飲みたいな

私も飲みたい


蜘蛛の巣に
ダイヤモンドのネックレス
 ....
ぼくは詩人

綺麗な詩をいくつも創りだし
その詩をみんなの心の中に奏でることに
なんの苦労もない
それは自分の楽しみ
それはみんなへの喜び

今日もまた

朝の散歩をしていたら
 ....
詩集にするために
詩を集めて

何になるんだ
って あなた

詩集になるんですよ

あんまり驚いたので
だって あまり変な事いうものだから

そんなことして どうなるんだって ....
最近
僕らの会話の間には
「確定申告」という言葉が良く出てくる

娘は
そんな僕らの会話を聞いていて
いきなり

「かくていしんこくってなーに?」
なんて聞いてきた

僕は ....
君はただじっと、守り続ける

君の大切なもの全てを

たとえ長い年月が世界と君とを違えても

その心だけは、けして枯れない

老木コンスタンティン

君が騎士であるが故に
私お坊さん
意外と偉いんだよ
もう髪ないだよ
ハゲと言わずに坊主と呼んで
なむやむくむんとむやむくむん
ぽくぽくちーん
ちーんちーん
悟りの境地に達すれば
やましい雑念など
ちーんち ....
もし愛に辿り着けたら
まずその中の闇を探り当て
もぐり込んで
しばらくは眠ってしまおう
赤ちゃんが乗っています
世間でステッカーがはやりはじめると
和泉町3丁目にある零細ステッカー会社の社長はへそまがりだから
赤ちゃんだけ特別扱いするのはおかしい と言い出し
次のような亜種をどん ....
少女は高い{ルビ椅子=いす}に上ろうとしている 
小さいお尻をどっかり下ろすと 
食卓には色とりどりのご馳走とデザートが並んでいる 

食べ終えると飽きてしまう少女は 
物足りず他の何かをき ....
インディアン・パークに行こう
インディアン・パーク、インディアン・パーク
老若男女みんなが大好きな
インディアン・パークに行こう
手に口をあてて
アワワワとインディアンの真似をしよう
イン ....
  揺らめく波間に
  繰り返し見た雑踏
 が紛れた
  千切れた空虚は
  まるで私そのもの


         必ず会う誓いも
           砂の血のように
      ....
ゆうぐれが
ゆらゆら

なみだを
あつめながら
まちを
つつみこむように

あさもやが
さらさら

あたらしい
ひかりたちを
なでて
ながれていくように

 ....
春が

     はるが

傘の水滴に溶けて
声も密やに
幼いまるみの春の子に
子守唄を聴かせる


まだ固く木肌の一部の様子で
繚乱、を隠した蕾は
雨にまどろみ
陽射しに背 ....
ねむのきとんとん、
とびらのむこう。

こだまのひびく、
あのむこう。

さやささやく、
えだのおと。

よんでいるのは、
きみのこえ。

とんと ....
ぽっこりと盛り上がったキュートなおへそ


ボディーは流麗な曲線美


甘美な潤いと澄み渡る香り


洗練された色彩を放つあなたは












 ....
夕凪ここあさんの自由詩おすすめリスト(150)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
つきあかり- 茜幸美自由詩2*06-5-31
むすびめ- こむ自由詩3*06-5-31
シャワー- 紫翠自由詩2*06-5-31
の丘- ふるる自由詩33+*06-5-29
「自画像」- 服部 剛自由詩12*06-5-22
ぽえむ君−存在−- ぽえむ君自由詩11*06-5-14
ダンデリオン〜蒲公英の精霊〜- 落合朱美自由詩23*06-5-4
海を翔ぶ翼_〜_少女と羊_〜- 服部 剛自由詩8*06-5-3
- ふるる自由詩13*06-4-25
5センチの猫- チアーヌ自由詩606-4-24
私ホントにベタですから- mac自由詩2*06-4-12
花売り- 篠有里自由詩5*06-4-11
ふたり- 松本 涼自由詩9*06-4-4
ぽえむ君−四葉−- ぽえむ君自由詩6*06-4-1
春愁- 落合朱美自由詩3506-3-27
春雷- ふるる自由詩5*06-3-22
ぽえむ君−誕生−- ぽえむ君自由詩15*06-3-21
はるかの_宿- 砂木自由詩10*06-3-15
確定申告- ベンジャ ...自由詩6*06-3-14
老木コンスタンティン- 美味自由詩1*06-3-12
大正ろまねこんてい- 美味自由詩3*06-3-11
SLEEP- 塔野夏子自由詩9*06-3-11
赤ちゃんが乗っています- haniwa自由詩81*06-3-10
小景_〜父と娘〜- 服部 剛自由詩6+*06-3-10
インディアン・パークに行こう- たもつ自由詩10+06-3-9
塵と挽歌- 美味自由詩2*06-3-7
ららら- 松本 涼自由詩7*06-3-7
桜子- 銀猫自由詩21*06-3-6
「_ねむのゆめ。_」- PULL.自由詩13*06-3-6
でこでこでべそ- 美味自由詩2*06-3-4

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