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嘘がとりでから出てきたよ
えんぴつで○を描いたよ
じゅっことはんぶん
もうちびて描けない

嘘はじゅういっこ出てきたよ
みんなおんなのひとで
みどりやあかのドレス
あおやきいろのくつ
 ....
カラスが
砕けていく

お金を払っていた右手が
砕けていく

赤ん坊の泣き声が
砕けていく

夕日に照らされたビルが
砕けていく

コーヒーカップが
砕けていく

さっぱ ....
ああごめんなさい
あたくしといたしましたことが
ひどくうろこむしてしまい
大変お見苦しゅうございましょう

うなじのあたりから
せなかまでがもう
ひどくうろこむしてしまい
はがしても、 ....
瑠璃、瑠璃、瑠璃、瑠璃、
瑠璃色の

海、海、海、海
海の下

珊瑚はお手手をいっぱいに広げていたい
広げてお日様を集めていた
お日様を集めて花嫁の衣装に

花嫁さま
しずしずと ....
月光を浴びて生まれた一人の少女
その唇から
言葉がツタのように伸びてからまり
あの家を覆ったの

家の中には
青白い顔をした少年が一人
小さな椅子に座っていて
コーヒーミルを回していた ....
の丘に
咲いたダリアの一輪の
唇の頬のうなじの太ももの蹄鉄の
隠された場所の

の丘に
びっしりと生えそろう数億のダリアの一輪の
唇の頬のうなじの太ももの
暴かれた場所の

の丘
 ....
夕暮れて
暮れなずみ

夕闇に
うちしずみ

静かに
   下がっていく
         温度
静かに
   暮れていくの
         音

あなたがノオトをめくる音 ....
お日様が眩しい日は耳が痛くなるの

私はほっぺたが膨らむ感じがするわ


きれいなきれいなお水を
汲んで飲みたいな

私も飲みたい


蜘蛛の巣に
ダイヤモンドのネックレス
 ....
戒律

日曜の教会の君の白い指若い和尚の無駄なき仕草



口移しそうっとくれたマシュマロは口に出してはいけない祈り



まっすぐな背中や胸を這い回る無意味な戒律汝犯せよ

 ....
      藍子は
         あげは蝶 の髪留め

      大切にしている

 花模様のスカートからあらわれたのは 
      淡い足

 半分開いた口で 飴 を舐めた
 ....
                                   行きたい






























 ....
流れてゆく・・・・・

とうめいなみずを手ですくって
とうめいなみず
そう、とうめいなみず

とうめいって
可哀想ね

お願い
可哀想って言わないで
可哀想って

川に沿って ....
君は急な坂を下っていったんじゃなかったのかい?

ところで、あの噂を知っているかい
噂って?
今度の十五夜の晩に、この森がなくなってしまうという噂だよ
ああ、、、、
それなら知っているとい ....
振り向くと沖に知らない人ばかりになってこわい

貝の表面についてる回虫みたいな模様がこわい

高波が何でも持っていこうとするからこわい

クラゲが知らないうちに沢山わいてこわい

あが ....
ある時あなたが産まれた
あなたを抱いた看護婦さんは
「わあ〜やわらか〜い」
と、とても暖かな気持ちになった

ある時あなたは小さな子供で
あなたのまるいほっぺたを見たおじさんは
「ああ、 ....
夕凪ここあさんのふるるさんおすすめリスト(15)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- ふるる自由詩808-9-25
砕けていく- ふるる自由詩6*07-3-30
ひどくうろこむして- ふるる自由詩31*07-2-13
花嫁さま- ふるる自由詩18*07-1-25
ひとつだけお願い- ふるる自由詩22*06-6-7
の丘- ふるる自由詩33+*06-5-29
- ふるる自由詩13*06-4-25
春雷- ふるる自由詩5*06-3-22
【短歌祭参加作品】キッチンではだめ・・・- ふるる短歌16+*06-3-3
_______藍子- ふるる自由詩11*06-1-30
どこか- ふるる自由詩2*06-1-28
流れてゆく- ふるる自由詩4*05-4-13
- ふるる自由詩4*05-3-23
海はこわい- ふるる未詩・独白43*04-8-31
ある時あなたは- ふるる自由詩11*04-1-9

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