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やり直したい過去なら
沢山あるけれど、
取り戻せないことくらい
幼い僕にも分かること。
過ぎてから気付く大切を
これからに活かす術を
記録していこう。
アクセルを踏み込む足は
わずかな躊躇を阻み
回転数をあげていく
ミラーを横目に
流れる景色を客観視しては
座りこんだ目に
命を預けてみる
緩める事に躊躇いを感じ
加速させたままの風
カーブに鳴くタ ....
思い出の残骸が
懐かしさという形で
たむろする畔
平気な顔で笑えるようになった昔を
織り交ぜて偲ぶ時間は
秒針に静寂を傾けながら
絹を編み始めた
繊細さのたゆたう
か細い枝を広げ
撫でる髪
面影を ....
全てを
全てを白紙に出来たなら
頭痛の晴れない日中を
捨て去り忘れて眠れるのにね
目が合って
すぐに逸らして何事も
無かったように振る舞えば
報わぬ恋は夢物語
簡単に拭えない
築いた ....
雨が
零れている
静かに
そう 静かに
鼻先にヒトシズクを垂らし
傘に包ませた 昼下がり
小降りだった雨は土砂降りで
思わず足を 止めてしまった
どうしようもなく不安な雲 ....
新緑の赤らめる
夕暮れの畔
終わろうとしている黄金の陽が
出来事を染め上げていく
水面で月が戯れる
影絵のようにたなびく振動
弧を描きながら
擦り寄せた声
求愛の儀式
どこまでも響く愛の歌を ....
故郷を
遠くに思いて
見る空に
七色の橋が
瞳を捉えた
さっきまで雲が
涙を溢していたというのに
風にくすぐられた頬を
照れくさそうに赤らめながら
陽射しを漏らした
足 ....
前田ふむふむさんの見崎 光さんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
昨日今日明日
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見崎 光
携帯写真+ ...
4
07-7-5
歯止め
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見崎 光
自由詩
3*
07-6-30
絹
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見崎 光
自由詩
4*
07-6-17
白
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見崎 光
自由詩
6*
07-5-29
悪戯な雨の、演出
-
見崎 光
自由詩
1*
07-5-20
夏夜の郵便屋
-
見崎 光
自由詩
6*
07-5-17
虹
-
見崎 光
自由詩
5*
07-4-28
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