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紙コップ握ればひしゃげるその器己が心の浅ましさの果て
湯の水面暗闇の波広がりて妙なる調べあなたへの蒼
時越えて地の果てまでもどこまでもそんな誓いも時の彼方に
肌破り爪たて君を望みしは ....
こんな世界に眠れる夜なんかあらへん
目ぇ覚めんのか、覚めてへんのか、それとも冷めたんか
そんなこともわからへん
お前がおらんとあかんのや
山しかないようなとこやった
山の向こうに何あ ....
海のない町で
静かに月の海をみあげる
溺れることのないそこは
僕の心を沈めて
耳に木霊するあの声は
よせてはかえし
ゆらゆらと僕の心を
手繰り寄せる
つながる月
つながる夜
....
ごんごろろ
ごんごろろん
助けてと聴こえる人がいて
愛していると聴こえる人がいる
ごんごんごろろ
転がり落ちることを
悪いことのように想起する人がいて
恋に落ちると聴くと
....
昔
スコッチが傍らにあって
よく俺の話を聴いてくれたものだった
時には氷で返事して
盛り上がっちまうと
すべてを吐き出せる
そんな関係だった
ロックの多かった俺は
ことさらにお前を必要 ....
鍵盤が風に舞うとき
心の奏でる音色がある
生まれなければと嘆くには遅すぎて
涙を宝石にして差し出したあの日
音律だけがいくつも身体を打ち抜いた
もう戻らない帰らない
かすんだ心で先は見 ....
擦り切れた指先でなぞる未来も持たず
一瞬の刺激
読み捨てられる雑誌のように
そのために私たちは在るのではない
愛しているという言葉は
搾取するための言葉ではなく
私たちもそれを望んで口にし ....
人がなぜ目を持つのか
明確な答えはない
愛するものを見るためか
憎むべき相手を睨むためか
どちらにせよ人は
目に見えるものに縛られる
本当に大切なものは
目に見えるものではないと知りな ....
人生には三つの弦があるという
理想と現実と失望と
それらをかき鳴らした音色が
夢と呼ばれるものであると
ある人は言う
理想を天とし
現実を地とし
失望を人とするならば
この世界に諦 ....
打ち捨てられてそこにある
朽ちたピアノ
横たわる私
ぽろんぽろんと
雨音と共に
雫が鍵盤を叩く
音色が世界を包むとき
雷が悲しみを切り裂く
思いはどこへ
姿なき君の手をとり
ぬかる ....
高音域の理想が響き渡る中を
はぐれないように
迷わないように
独り涙を震わせて
かすかな音色が道しるべ
青白い道に倒れても
失意の海に沈んでも
理想の音波に打ち砕かれても
けだるい ....
前田ふむふむさんのアマル・シャタカさんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
妙なる
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アマル・ ...
短歌
6*
07-7-27
あかん
-
アマル・ ...
自由詩
21*
07-7-12
月海
-
アマル・ ...
自由詩
11
07-6-30
転がって、そして転がって
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アマル・ ...
自由詩
2
07-6-15
一人寝の子守唄
-
アマル・ ...
自由詩
15*
07-6-15
幻想回向
-
アマル・ ...
自由詩
6
07-6-6
軌跡鎮魂歌
-
アマル・ ...
自由詩
10*
07-2-25
星屑の記憶
-
アマル・ ...
自由詩
6
07-1-15
三つの弦の物語
-
アマル・ ...
自由詩
14*
07-1-2
ジャズワルツ
-
アマル・ ...
自由詩
10
06-7-19
寂滅星歌
-
アマル・ ...
自由詩
8
06-7-9
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