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かなしい人がいた。どうかなしいかもわからないくらいかなしい人がいた。かなしい人はかなしい町のかなしい団地のかなしい公園でかなしい顔をして泣いていた。かなしい町にくると誰も彼もわけもわからずかなしい気 ....
(冒頭に云って置きますが、この文章を不快におもう人は正常です。なぜならこれから書く事は、ある人達にとってははっきり云って誹謗中傷と取られることを覚悟しているからです。ただし、勿論、特定の個人に向けて書 ....
俺は怪人ランバオウと一騎打ちになった。なぜか野原が舞台だ。
街を襲う軍団を叩き潰し、残るは頭目のランバオウ一人となったのだ。
「ランバオウ、さあ、来い!」
俺はこれから戦わんとする相手 ....
それは、何気なく過ぎていく
日常の出来事かもしれない。
毎日繰り返される中の、とある事件において。
加害者の妻が自らの命を絶つ。
もちろん、被害者の方たちには申し訳ないし、
親 ....
俺が書くものが詩であるかどうかは二の次だ
大切なのは俺が馬野幹であるかどうかだ
「マトスのどちらが好きですか?」
唐突に隣から声をかけられた。
マトス?
僕はコーヒーカップを唇のそばに添えたまま隣の男に視線を向けた。
四十後半、あるいは五十代のくたびれたグレーのスーツを着 ....
またもどうでもいいことを勝手に書きたいと思う。
以前から、人種差別する人間で知られている俺だが、
「また今回もかよ」って程度で読んでくれて良い。
最近、語学学校に来た韓国人がいるのだが、なか ....
kim「詩人を攻撃してるわけじゃありません。」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=71718
◇
今、日記を書いている。日記を書いている最中に ....
私はいつから「詩」を書くようになったのだろう?書き始めたのは10歳の初夏のこと、テレビで紹介されていた谷川俊太郎氏のソネットに触発され、その作品が収められた文庫本の「谷川俊太郎詩集」を買ったのがきっか ....
私が通った田舎の女子高は、昔はそれなりに名門の高等女学校だったらしい。しかし私が通ったころは、もうそんな過去の栄光など地に墜ちていた。そのころはまだ援助交際という言葉がなかったけれど、そんなことして ....
「彼、自称詩人なんだって。」よみきかせの仕事をくれた女性にそう紹介され、挨拶をしたことが二度ある。心の中で“自称は余計だよ”とおもいながら。
世間で「詩人」と云う存在がどんな風に扱われているか ....
夏が終わって、私はまた学校に行ったり行かなかったりの日々を過ごした。学校に行けばまあ成績は中の上、ほとんど図書室で本を借りるためだけに学校に通っている生徒だった。その当時、私には目も合わせないくらい ....
「SFの黄金時代は12歳だ」という言葉がある。つまり、SFが最も面白かった時代は20年代でも60年代でもなくて、読者本人が12歳だったころ、とゆーことなのである。そんなものだろうな、と私は思う。しか ....
当時私が住んでいた町には、本も売ってる店が2軒あった。言っておくが書店ではない。「本も売ってる」店である。どちらの店に行くにも、自転車できっちり20分かかった。ひとつは、スーパーに隣接した、雑誌と文 ....
13歳の私は、キャプテン・フューチャーと火星シリーズと栗本薫の小説を愛した。それらの本はすべて母が母自身のために買ったものだった。母が買ってくる本はだいたいが私の趣味にあっていたし、面白くもあったの ....
11歳の年に、私の人生は暗転した。何がどう問題だったのか、私は詳しく書きたくない。私はそのできごとについて様々なかたちで詩にしている。勝手に想像だか妄想だかをふくらませてもらって、かまわない。ともあ ....
まず、母について語らねばならない。
私の母は、かなりとんでもないヒトである。イナカ住まいの高卒のキャディーだというのに、創刊号からSFマガジンを購読し、本棚には中国文学と江戸文学とハヤカワ ....
「恋してないのに恋の詩がかけるんるんですか?」何年か前にある女性から問われた事がある。その人は小説を書いていて、自分が必ずしも体験していない事も書いているのに、詩は気持を書くもの、そういう気持になるき ....
加藤「北上<きたかみ>ってさ、なんもねえよなあ」
伊藤「あるじゃん、あれ。」
加藤「なに」
齋藤「ワーナーマイカルだろ?」
伊藤「そう」
加藤「う〜ん。まあワーナーは? ....
固有名詞と反復のスピードについて
用務員の話http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=23400 全文
{引用=
紹興酒どうしようもない日記をつけてガー ....
(その1)
思い出すのは高階杞一さんの『早く家へ帰りたい』。
旅から帰ってきたら
こどもが死んでいた
で始まる詩だ。『キリンの洗濯』やら「タンスとダンスを」などの飄々とした詩で彼の ....
詩の世界であれ、
自分が所属している教育の世界であれ、
どんな世界にもそれぞれの慣行というか
定番というか、そういうものが存在する
のは確かです。
一方で、インターネットは世の中を
包 ....
「ルイーズの空」
ルイーズはいつも空っぽだ
ルイーズはいつもとんがっている、山高帽の
だらしない紳士の椎骨あたり
途方も ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=59946
> 右半身と左半身がずれてしまわないように
> そっと ちからをこめて歩く
....
***
覚えている中で一番古いのは、あの頃のこと。
あの人は確かにいたのだ、私の腕の中に。
美しい娘だった。白亜の城に住む、姫君。二十歳になったら国を継ぎ、女王として世を治めることを ....
悪それはなんでこの世に居るんでしょうか?悪がこの世に居なければどんなに平和になるのだろうか。しかし、悪はいたほうがいいのでしょうか?悪がいて初めてこの世界が循環に機能しているとも考えることも出来ます、 ....
芸術ってなんだろう。
日常をしのぎつつ ふっと思う。
このごろ あれかなと思う。
むすんで ひらいて。
多分 小さな頃 教わって うたいながら
手を開いたり 結んだり。
なにか 呪文のよう ....
ひきこもりというのは
「著しく欠落した自信が引き起こす 心身の喪失状態」だと わたしは思います
「ひきこもる」という言葉の妙のとおり「すべてから 身を引いた場所に自分を置かざるを得ない 激しく ....
ゲームをしていて、びっくりした。面白いことが書いてあったからだ。
「人間は色々なことをしゃべりますけれど、
本当は、二つのことしか言ってないんです。
一つは、私はここにいます。 ....
岡部淳太郎「恋愛詩の可能性」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=65877
りす「岡部淳太郎さんの『恋愛詩の可能性』を読んで」
http://po-m. ....
モリマサ公さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(160)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
かなしい人
-
日雇いく ...
散文(批評 ...
1*
06-5-4
云ってはならないことを云ってしまおう
-
窪ワタル
散文(批評 ...
16+*
06-5-4
対決!_怪人ランバオウ
-
日雇いく ...
散文(批評 ...
2*
06-4-29
想像力の欠如
-
funk800
散文(批評 ...
1*
06-4-26
詩論
-
馬野ミキ
散文(批評 ...
14+*
06-4-26
マトス__(ショートストーリー)
-
よーかん
散文(批評 ...
4*
06-4-22
人種差別を揺るがすもの。無邪気な情熱。
-
虹村 凌
散文(批評 ...
20+*
06-4-21
しかし詩人はまわりこんできた
-
黒川排除 ...
散文(批評 ...
6
06-4-20
銀色の夏に生まれて
-
窪ワタル
散文(批評 ...
7*
06-4-19
異形の詩歴書_高校編その2
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
3
06-4-18
詩人宣言
-
窪ワタル
散文(批評 ...
11*
06-4-17
異形の詩歴書_14歳秋
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
7
06-4-16
異形の詩歴書_14歳夏
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
4
06-4-16
異形の詩歴書_14歳春
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
6
06-4-16
異形の詩歴書_13歳
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
6
06-4-14
異形の詩歴書_〜12歳
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
5
06-4-14
異形の詩歴書_〜10歳
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
5
06-4-14
嘘つきは詩人の始まり(下書きよりの抜粋)
-
窪ワタル
散文(批評 ...
15+*
06-4-9
北上市ケミストリー
-
加藤泰清
散文(批評 ...
1*
06-3-25
固有名詞と反復のスピード/マスイジュウ氏の詩について
-
渡邉建志
散文(批評 ...
10*
06-3-20
コメディに関する考察
-
角田寿星
散文(批評 ...
5*
06-3-10
インターネットとそれぞれの世界
-
Yousuke
散文(批評 ...
5*
06-3-10
「2.ルイーズの空」
-
umineko
散文(批評 ...
9*
06-3-7
【批評ギルド】『早朝』_桐原_真
-
Monk
散文(批評 ...
5
06-3-7
「再生」(novel)
-
とうどう ...
散文(批評 ...
5*
06-2-26
悪と善
-
こめ
散文(批評 ...
4+*
06-2-25
この頃_思った事
-
砂木
散文(批評 ...
13*
06-2-24
ひきこもりのひきこもりによるひきこもりのための文章
-
第2の地 ...
散文(批評 ...
5
06-2-23
言葉のこと
-
竜一郎
散文(批評 ...
3*
06-2-20
カテゴリーと恋愛詩とワイシャツとわたし
-
黒川排除 ...
散文(批評 ...
12*
06-2-20
1
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4
5
6