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ぐるぐる太陽の下、
ぼくたちは生まれて、
食べて寝て起きて、
また食べて、
生きて、
いる。

まいにちまいにち、
いつもまいにち。
食べて寝て起きて ....
ボウフラは夢を見る、
希望の果ての、
水溜を。

カゲロウは旅立つ、
蜃気楼の彼方の、
空を求めて。


カタツムリは、
無理をする。
せっかちなん ....
かくしたの。

たまごかくして、
おいたの。


とんがり帽子に、
かくしたの。

帽子の中には、
にわとりさんがいて、
たまご暖めて、
いるの。 ....
亜光速で移動する阿藤快。

刀を振りかざし、
阿藤を追いかけるは、
阿刀田高。
その速度は、
もはや光速を超え、
時を遡り阿字本不生。

逃亡の果てに、 ....
ほど近い、
雨音の届く、
屋根裏部屋で、
眠りは紡がれる。












            了。
ねむのきとんとん、
とびらのむこう。

こだまのひびく、
あのむこう。

さやささやく、
えだのおと。

よんでいるのは、
きみのこえ。

とんと ....
ぶたさんが這っている。

ぷひっと、
腕を這っている。

ぶたさんは、
こぶたさんで、
産毛をつかんで、
ぷひっぷひっ。

ぶたさんは、
ぴんくだ。

 ....
果実はひとつ、
熟り続ける。
きみが折れる、
その時まで。












           了。
こけこっこーで、
お目覚めっぽ。
お天気晴れたら、
お散歩っぽ。

窓の向こうを、
ちょっこり覗けば、
お外はとっても、
ご機嫌っぽ。

おべんとおむ ....
獣を飼いました。
二匹飼いました。

一匹は内に、
もう一匹は外に、
放し飼いにしました。

獣は毎日、
私を襲って、
喰い殺します。

恐くはあり ....
雨が降る。
傘はいらない。

雨が好きな月もあれば、
雨が嫌いな月もある。

二月の雨が、
どちらなのか。

それはこの雨と、
君だけが知っている。

 ....
闘え洗濯機!。

三時のおやつはケンタッキー。
おさるの籠屋はモンキッキー。
カラスが泣いたらウッキッキー。
カツラがずれたらウッシッシー。

羽ばたけ蠅叩飢。
 ....
好きこそものの、
あはれなれ。
あわれあはれな、
好鬼がいる。












           了。
   





例えば人が硝子だとする。
だから人がレンズだとする。

屈折するひとりが見る世界は、
どんなだろうか?。

では、
もうひとりがいるとする。
だから、
 ....
死はすべての死ではない。

恐るべき人。
炎の十字を掲げ、
杭を打ち、
殺す。

幾たびも、幾たびも、
訪れ去って、逝く。

わたしの死は死ではない。

 ....
   





ひとつ月を見ない。

最後に彼月を見たのは、
四つ前の七日双月であった。




双月。

ひとつ月と、
ふたつ月は、
兄弟月である。

大変 ....
夜に呼ばれ、
風に身を浸す。

月に影を渡し、
光脈を流れ。

響明。

光は響き、
すべて満たす。
惚れるひとつ。
溺れるふたつ。

ここにひとつ影。
ふたつ追憶に溺れる。

果てる波みっつ。
戯れ言は、
繰り返された。

繰り言は、
聴き飽きた。

咀嚼なき言葉を吐くな。

飲み込んで、
味わうがいい。

それがお前の、
侮蔑だ。


 ....
怨みなさい。

怨んで、
お仕舞いなさい。

構いません。

そうして、
すべて。

お終いになさい。
きみと、
あなたと、
いればいい。

外と世界も、
内に秘めた心も、
いらない。






目を閉じろ。


脱ぎ捨てて、
裸になれ。

 ....
未来に向かい、
書き残しておこう。

わたしが、
まだ。

音楽に対し、
純粋な今のうちに。

やがて時が経てば、
忘れてしまう。

こんな感情など。
 ....
国会の証人喚問潰し、
ですか?。

そのやり方、
いつも使いますね。

ちょっとばかり、
都合が悪くなると、
また「ゴミの日」でござます。

まとめて出せば ....
「あなたはね。
 卵から生まれたの。
 それはそれは痛くって、
 とっても大変だったのよ。」

それが母の口癖だった。

嬉しいことがあったときも、
悲しいこと ....
純粋ならざる錬成から生まれ、
おぞましき獣となりて、
いまだ人ならず。

異物、
或いは汚物を喰らい、
蛆と成り果て、
蔑まれようとも。

いつか人と呼ばれる ....
阿麻さんのPULL.さんおすすめリスト(55)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_ナパパホパパ・ヘパ・ウパパヤ。_」- PULL.自由詩12*06-6-14
「_あめ。とも。だち。_」- PULL.自由詩10*06-5-19
「_みつけ、て。_」- PULL.自由詩15*06-4-15
「_ああ嗚呼。_」- PULL.自由詩12*06-4-13
「_雨眠。_」- PULL.自由詩11*06-4-12
「_ねむのゆめ。_」- PULL.自由詩13*06-3-6
「_ぶたさん。_」- PULL.自由詩7*06-3-4
「_金曜日の果実。_」- PULL.自由詩7*06-3-3
「_っぽ。_」- PULL.自由詩19*06-3-2
「_けもの。_」- PULL.自由詩4*06-3-1
「_日曜日は雨で。_」- PULL.自由詩13*06-2-26
「_闘え洗濯機!。_」- PULL.自由詩8+*06-2-23
「_き。_」- PULL.自由詩4*06-2-23
「_屈折した火曜日。_」- PULL.自由詩9*06-2-21
「_緋譚。_」- PULL.自由詩5*06-2-3
「_双月譚。_」- PULL.自由詩8*06-2-2
「_響明。_」- PULL.自由詩7*06-1-31
「_ひとつふたつ。_」- PULL.自由詩13*06-1-30
「_侮蔑。_」- PULL.自由詩7*06-1-20
「_おしまい。_」- PULL.自由詩3*06-1-19
「_裸音。_」- PULL.自由詩5*06-1-19
「_みゅーじっく・らいふ。_-_その、いち。_-_」- PULL.散文(批評 ...17*06-1-19
「_どうしてですか?。_」- PULL.自由詩4+*06-1-17
「_たまご。_」- PULL.自由詩15*05-12-11
「_異物、或いは汚物を。_」- PULL.自由詩16*05-8-25

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