すべてのおすすめ
                                

                                             かろやかに私の肌を包み込む羽毛よ
  ....
詩らしきものを書こうとするとつい指先が躓いてしまう
あたまのなかで指先を動かせばそうじゃないよと笑ってしまうものもある
誰かの詩らしき言葉の綴りを読んでは逆立ちのふりをしている自分がいる
  ....
鮫がいたんだがな
 とポケットをまさぐる
 何もなかったので有るふりをした
  洋ちゃんがそれを見て大きなあくびをしたよ
 何もないくせにポケットだけがふくらんでいる
          ....
LUNA SEA

月よ、母よ、死が近づくにつれあなたがしだいに大きくみえてくる

あなたは海を誘い 海を呼び戻し

月の木陰でわたしを見送る

小さな震え

LUNA AND ....
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥食 
                  無目 
                              ‥‥‥‥‥‥‥論点
奇数‥‥‥‥ 溺れかけて浮い ....
夏は獣臭い草叢を引きつれて僕の夜がはじまる。この湿気は妄想と戯れる暗闇の伴走者だ。チッまた羽虫が眼に飛び込んできた。
勢い急いで立ち止まれば大きな白い鼠が音を立てて、手前のブロックには壱メートル ....
秋は仏頂面のヒゲ男を察知してイヌやネコも傍らに近づいては来ない

積み石で寝仕度を整えているのは巣を閉じた青蛇の一団だろう

まあるくそれでいて刈り取られた雑草の刺々しさがのこる畦道
 ....
ペットボトルの口が開いて
 水蒸気舞い上がればイルカが波に乗ってやってくる
街のカラスが餌を探す
 幼虫は産声を上げるその時をじっと待っている

怪しくもない人々が夜を擽るのは   塵
 ....
連れてきて5年は経つだろうか
当初から敷き詰めた砂を蹴散らしては小さな魚を追い廻す
我が物顔で水槽の中を暴れ廻っていたおまえも
わたしの姿を見つけてはじっと動かなくなる
大きく成長するのも ....
はなしを食べたおかあさん

おとうさんはまだ会社にいる

ボクは画用紙にクレヨンをはしらせる

えんぴつでなまえのつづきを書いている

いろはたのしい

赤や青や黄色

た ....
ドアは開いたままにしておいた
大型の遺体処理装置が台車に引かれ入りやすくするために
小さな窓からレース越しに薄く幅を調整したLEDの光が差し込んでいた
朝だ!ピクセル形式に時間は感覚に標す。 ....
みさめがふりつづけばつちはながされて
                 わたしがうまれた
由来から植物は埋もれ酵素も分解されて
              腐食の生きものたちがはみ出してくる ....
テレビのボリュームを下げる頃には晩酌の酔いもすっかり覚めている。
眠気を通り越してしまう         小腹も空いてきたよ、なんて
     と思って近い台所をあさるのだ。 (すがやかほれば ....
 長い年月の物語から詩を興してみようとは思わない。小説家になった小木は番組の放送作家の仕事もこなしている。ドキュメンタリーとか科学とか、自然環境の番組だって資料集めを考えるとたいへんだろうな。たい .... だらだらと続く小雨には細胞のいくつかをくれてやればいい。
二万年の月日を生き延びてきた若者が星の消えた真夜中にそう呟いた。
  何をしてきたのやら  といつものように振り返るのがその日の終わり ....
祭り当日

「へい!お嬢さんおおきに、またね~」

「よ!お客さんお客さん、これ、どうです?安くしとくよ~」

?「ん、‥なんだ、タコか‥‥ いくらだ? 」

?「えっ タ、タコじ ....
 
「何処の誰だかわからないのでいらいらしてしまう。
何処の誰だよ、とわかればもっといらいらするかも知れないね

見慣れた表情で、毎度違う話を持ってくるのは狸たち
、狭い世界だな。とかいう伝 ....
警告「線路は続くよ何処までも」

2020,10,00,0-報告書
ー武漢にあるウィルス研究所から媒体を持ち出したのはどうやらウイグル族に係わりのある研究室の人物らしい。中国の政策に対する反 ....
五輪の開催が危ぶまれている。
しかも延期開催までも、が 。
選ばれる選手たちのモチベーションからいっても1年以内に開催されるのが妥当だろうと思われる。
行きたくても行けない。買いたくても手に入ら ....
夏川ゆうさんのアラガイsさんおすすめリスト(19)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やわらかにも- アラガイ ...自由詩7*24-3-19
お粥- アラガイ ...自由詩10*24-2-25
ポケット- アラガイ ...自由詩11*23-9-24
LUNA_SEA- アラガイ ...自由詩8+*23-9-23
survive- アラガイ ...自由詩5+*23-9-11
誤記振りの根性- アラガイ ...自由詩6*23-9-5
善師アキの空- アラガイ ...自由詩15*21-9-27
かけひき- アラガイ ...自由詩14*21-6-3
眼場馬の流木- アラガイ ...自由詩10*21-4-10
色を食べたなまえ- アラガイ ...自由詩9*20-11-25
どこまでも透明なルビー- アラガイ ...自由詩10*20-11-20
もの語るの虚と真実- アラガイ ...自由詩12*20-7-22
道すがら- アラガイ ...自由詩10*20-7-20
ウィズ,ワンダーランド- アラガイ ...自由詩2*20-7-1
小鬼の遠足- アラガイ ...自由詩5*20-6-28
傍目八目- アラガイ ...自由詩3*20-6-12
幽霊たちとの対話週間- アラガイ ...自由詩10*20-5-13
「歴史」常に終わりから再生へ向かうための架空文書であるために- アラガイ ...自由詩8*20-4-29
この際アメリカは五輪の放映権を日本に譲るべきである。- アラガイ ...散文(批評 ...6*20-3-20

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する