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立ってくれ
全身はだけて
白いペンキで
塗りたくる

裂けている
それでも暗く
ひらいてる


あちこちに


ひらいてる
それでも暗く
裂けている

塗りたくる ....
水びたしの指で
コンセントに差しこもうとした
叱られた
しらない世界はいっぱいある
目のまえのオーブンの火照りもしらない
けれど追いかけたりしない
食パンにまかせて
いいとおもう

 ....
 先日、午睡機械さんが私の詩をひろげました。彼との出会いは、一遍の詩『遠い自殺』に関する対話からと振り返られます。いつも感じることですし、あまり大きな声で伝えることでもないのですが、引き寄せられてし .... ベランダを
君は
どのように名づけていたのか
知らない
ただ 
白い部屋のなかに
そこは
紛れもなく
草原だったんじゃないかと
僕も
一輪のガーベラ
十分だったから
ようやく  ....
ナット・キング・コールは
ダーリン、ダーリン。


夏日の残り香
オイスター
お蔭様で
フライパンはいびつだけれど
洗ってやらない
換気扇もつけない
オイスターは天にのぼる
右の ....
またやってしまった
ガチャガチャするチャンネルを
音のないようこっそりひねる

母の目を盗むということ
初めての
番組で

時折なまめかしく
じゅうたんに目配せしながら
やっぱり見 ....
ようやく
妻も寝床に入ってしまったあとは
明け方まで
卵を産んで過ごした

初恋のラブレター と踏ん張ると
名刺が産まれた
元気よく不倫相手 と踏ん張ると
辞令交付が産まれた

午 ....
布団をはねると
氷柱はおちた
遠く小川も
煙りはじめる
屋根も柱も
あらわに濡れて
くずれて 光を
ながして
雪掻きも雪上車も
消えてしまった
小窓から
ちいさな二列の
足跡さ ....
すべては往き交う
静かに往き交うひとときにも
ぼくらは美しさを
聴きとることだろう

黒い制服をつけた少女の
青色に平らな瞳の上に
たとえば小さな弓をみつけた
下弦の音色

頬にか ....
電線に疾風わたる
わたりゆく
音は
こする


鼓膜は
朝から
私を
しらせる


トタンの屋根に粉雪つもる
つもりおつ
光は
 ....
湾鶴さんのバンブーブンバさんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
立ってくれ- バンブー ...自由詩204-10-12
世界はいま、キッチンにあるとして- バンブー ...自由詩27*04-6-10
「迷いというもの」返信/午睡機械さんへ- バンブー ...散文(批評 ...704-6-9
ベランダの季節- バンブー ...自由詩404-5-27
夏日の口笛- バンブー ...自由詩404-4-21
春だから全員集合- バンブー ...自由詩7*04-4-6
復活祭のためのレクイエム- バンブー ...自由詩604-4-6
単線の車窓から- バンブー ...自由詩304-3-1
仰げば- バンブー ...自由詩404-2-17
追儺の朝- バンブー ...自由詩604-2-2

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