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摩り減って 
やっとの思いで歩く。 
二十三時前 
まだスーパーが開いていて、 
明日のお味噌汁の具材を買った。 
住み慣れたこの街も 
色んな思いで生きた。 
この .... 
彼女は言った。
この娘の唄って。
一聴するにうまく聴こえるかもしれないけど。
低音が雑ね。
最も悲しいことに
心が入ってないわ。
 .... 
白い息を吐きながら 
裸足でピンヒールをひっかけて 
ポストに走った。 
どうか誕生日当日に着きますように。 
きみに届け。 
深夜のラブレター。 
今 書いたことなの .... 
この夏は妙に心が揺さぶられる。 
年齢のせいかもしれない。 
体調がうまくないせいかもしれない。 
たった35年しか生きてないように思いながらも 
もう35年も生きたような気持ちになって 
 .... 
もう誰も好きにならない
なんて
こんなキモチになるたびに思う。
どうして愛する人のそばで生きていけないんだろう。
どうして愛する人に同じ温度を求めて疲れちゃうんだろ ....