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(そんな恋)肯きながら何も言えず飲み込む冷めたブラックコーヒー


バスを待つうちから小銭を探してる今もずっと準備している


手放した風船から垂れる糸浮き上がるにつれ役目も消えて

 ....
もやもやの部屋で
肌をなでる波が
どこからか
どこからも
乱反射して
届いては返す

風のように
耳を目をさらう
探す必要もないみたいに

あなたは届き続けていた
すべらかな感 ....
君を想うと
子供の頃つくった秘密基地を
思い出すんだ
草と土のあの中を

しなくちゃいけないことや
しちゃいけないこと
全部忘れて
いつまでもいつまでも
遊んでいた
暗くなったのに ....
爆音で

歌詞もわからない曲を聴く


触れるものすべてから遮断され

脳みそだけがただよう

圧倒的な浮上

大気と私がかきまじる

地球の自転を体感する


羊水の ....
行儀よく座って
まっすぐ窓の外を見つめると
青みから老成まで
数多の緑点が集まる山並みは
ゆっくりと同じ方向へ
流されてゆく

次の駅では黄色い帽子たちが連なって
せわしなく目の前を泳 ....
まっすぐ伸びた茎に
まだ開ききらない
若いガーベラ

その素直に親しみ
その芯を持て余した

ガーベラ
まぶたの間に
顕れた苦しみ
黒目を大写しにする
苦い海水のような涙
喉に ....
涙形たくさん流れたその夜にさみしく集まり生まれた果実


芳香と白い繊維に守られて動かずじっと傷付かずにいる


指先のぬくもりを流し込みながら少しずつでも剥いでください
ルナクさんのポッケさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_- ポッケ短歌3*07-9-2
呼吸鎖- ポッケ自由詩3*07-6-20
自覚- ポッケ自由詩6*07-6-3
震音- ポッケ自由詩2*07-5-15
稜線- ポッケ自由詩5*07-5-12
ガーベラ- ポッケ自由詩10+*07-3-19
グレープフルーツ- ポッケ短歌2*07-2-24

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