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感情の 吐露が
毒を 飲んでいるので
私は 今日も
宗教に つくす
ために
赤緑の 魚が
上流に 上る頃
宗教は 潰れている
ために
案外 黒い浄土が
死んでいる
そんな 気 ....
理論は、陳腐なものだ。まれに文章を書いている時、そう思う。
「本物の親友に言葉はいらない」と友部正人が語ったというが、実際、触れ合う事によって、人は触発されていく、そんな気がする。
10の読書 ....
祈る 祈る
歩く 歩く
私は 言語を 発さない
ため
祈る 祈る
死ぬ 死ぬ
私は 言葉の 園で
舞い踊る
ため
行く 行く
黒人奴隷が 又 一人
身近な 子供を 連れて
....
死亡した 空間
1時
から
丑三つ時までの
空白 無言の 天使
うねる 賢い 生徒達
私の 労働に つい
孤独を 感じる
ので
死亡した 時間
4時
から
朝焼け 蝿が 転 ....
九龍城
住む 住む 憧れ 住む
生きる事に 関し
私達は 棺の中に
住まわなくてはならない
バイオリンが 青酸カリの
弓弾きを 撃ち殺し
たのは
住む 住まない
私が 生きる ....
光が 走る為
私の 光源は
泣かないで
戯言の 偽善
泥に 撒かれた
泥を 撒いた
花が 咲く
石の 花だ
光が 走る為
妄想上の 虚偽
笑って
悪人の 言動
泥の ....
冒涜の 証の 器が
生まれていたので
宗教の違いを 感じる
私は 打つ
あの 人物という名の 恐れを
あの 人物という恐れ 多いまで
満月が 明るいので
一人の 男が 歩いている ....
うるげききょ
言葉どおりだ
直線に 伸びる
うりげききょ
言葉の 限界
知る由もない
うらげききょ
ああいうこま
あらkらいあいふぁおりうt
理解出来る言語の自殺
....
歪な 薬売り
奇形の 頭で
油を 売る
見えたものは
あ
だった
薬売りの 誰からも
相手に されない
その 百姓と
黒人奴隷の 狭間よ
油は 物乞いの
水と なり
あ ....
揺れたものが 残骸になり
と 一言 の 神が 歌う
茂みの中 汚れた 道を
救え
救え
敵兵が 塹壕で
即身成仏の証
愉快な 騒ぎが
静まる頃
揺れたものは 腐り
英詩の ....
夕暮れの 微笑 忘恩の 波
私生活の 凶器が 私の
夕暮れの 真似をした
道化の やはり
洪水の 模倣にも似た
祈りの 最中で
音が 鳴る
墓石に 虫が たかるように
音が ....
一人は 黒人で
一人は 脳に 帽子を かけている
一人は 白人で
もう一人は 師匠を 感慨深げに
見下ろし
四人で うなずく
自由の 女神が 骨折している
間が あいたからだ
黒 ....
ふなりと 赤い 人形が 捨てられている
もうすぐ 季節が 笑う
一人の 生霊を もう 一人の
生霊が 育て上げ
赤い 人形は 沢山 捨てられる
田舎の馬車 弟の 遺言状が 護摩炊 ....
歌詠いの老父。手がない犬を連れ、近眼の男と会う。耳なしホウイチは、ナポレオンと共に、
老父を暗殺しかけたのだ。宗教が正しいと認めるのは、勿論、老父の歌声だ。うごぼけの。
言語などない。老父は、達磨 ....
奇妙な 絵だ
首を くくった
二人が 見つめっている
頭はなく
手足もなく
腹から ヒマワリが 咲いている
私の中での 上官
二人 私の 上司
裏寂れた 絵画展の 主は
....
暗雲が 死んだ
雨が 遊女だ
な
なな 男よ
暗雲を 如来に
弔えさせろ
骨が 浮かんでいる
あ
ああ
骨が ふってくるのか
暗雲よ 生きたまま
未来は 明るい
....
禁止区域 日本人は 舞台の 中で
禁止区域 首をくくる 白い 精霊と
日差しの 自殺者の 下で
モスクの 中では 御詠歌が
ジャズと 共に 煙草を押し当てられ
白い 顔 ....
太陽は ハルシオンになり
満月の 夜 墓標は
デパスとなる
太陽を つかめ
「酩酊感、王冠を 被れるよ ピカピカの 脳 睡眠障害の 王者
逃れられなくなる 昔は 一杯いたのにね
....
老人の 頭を 抱いて
ヒッチハイクに 行こう
躁鬱の 女の かつらを
すすりながら
漢字検定を 受けよう
海辺の 見える
「なすがすべき」道へと
糖尿の 男の 服を着て
降 ....