草原の昆虫が挨拶!
木の幹にしがみついたビニール袋に、水滴がたまっている。
春を置き去りにして、走ってきたよ。
風は生温くて、とても涼しくなんかないよ。
春を置き去りにして、走ってきたよ。
 ....
「くだらねぇ」って思ってさ
コンクリートに転がった石ころを
蹴飛ばしてやったんだ
繁みに変な音を出して消えていったよ

毎日が同じ気がしてならないんだ
まるで無限ループみてぇだ
「それっ ....
白紙提出って
そんなに悪いことなんでしょうか

考えて考えて考えた末に
白紙になるなんてこと
絶対にないんでしょうか

拙く細い線の交わり合いよりも
だだっ広いこの純白の空間の方が
 ....
子供のころに

{引用=すききらいせずに
なんでも食べる子になりなさい}

って言われたんだ

だから、今では何でも食べる

ニンジンも
ピーマンも
あなたも。
僕が旅に出る理由は
1の僕の最後の抵抗



会わなくて済むこともできたのかもしれない
少なくとも
文字で僕をつたえることはできるって
そう信じていたから
何千字を送信することも ....
たなごころに ビイドロの はなぶんちん かざす

クリスタルに はねる こもれび
ひとみを いおとす きらめき
しろとくろが おりなす せかいへ ようこそ

まぶしさに かおを そけると
 ....
瀕死のロックンロール・スタァ
遊びにおいでよ今夜
瀕死のパンク・スタァ
遊びにおいでよ今夜

ノートに書かなきゃ忘れちまうような
そんな言葉なら最初から縋らなければいいよ
詩 ....
言葉って悲しい
伝えようとしても伝わらない
震える唇から滴る言葉を掬い上げても
そこには何もなくて
何も伝えられない伝わらない

誰かの冷たい裏切り
私なんて消えてしまえばいいのに
心 ....
重い、思いが
いくつも重なって
重奏を奏でた
扉がどぉーんと開いたように
僕はバッハに取り付かれた様に
必死で音を響かせている

聞こえるか、聞こえるか、聞こえるか
僕のサウンドにつ ....
瀬戸大橋が見渡せる
峠の途中で会ったのは
三十手前の細面
デジタルお遍路モモコさん

道を訪ねている時に
彼女の胸元差し込んだ
携帯電話が鳴り出して
画面に子供が現れた

ママママ ....
街を歩いています。
雨が落ちて来ました。
雨が落ちて来たのに、傘を持っていません。
傘を持っていない人は、雨に濡れてしまいます。
雨に濡れてしまったら、家に入れてもらえません。
家に入れても ....
僕の「はじめまして」と「さようなら」は

イコールになっただろうか

なんだか「さようなら」ばかり思い出す


僕は1年前

君に出逢った

君のことが好きになった

心から ....
痴的労働って
チョー肉体労働ってワケ〜

額の汗だけ腰が痛い
タイマーがビービー鳴って
長い爪がスイッチオフのボタンを押す
45分間の出会いと触れ合い
お金で買えないものは無い
愛だっ ....
座れよ、と二回も繰り返すのに
窓際におかれたペア携帯
見つめるしか できず
近く近くにいたいのに
何かがせきとめる
好きよ
好きよ

スーツを脱いで
私服に溶けたあなたが
めが ....
あたしに蓄積されたそれは
あたしをただただ汚していくだけ

ダメ いや
なんて言いつつ
あたしの中のあたしは
にやりと笑ってガッツポーズ
それで良しと言い聞かせる

それは自傷、ある ....
今日も渋谷には沢山の人がいます
同じような格好をした馬鹿男や
似たような格好をした馬鹿アマ
奇抜な格好をしたつもりのあんぽんたん
とにかく色々な人がいる訳で
とりあえず全員ぶっ殺そうと思いま ....
無いものねだりは
しないでおくれ


でも可愛い君にだけ
内緒であげよう
僕の飴玉


あっ
ふたつとも
口にふくんじゃいけないよ


もうひとつは
妻のだよ
世界のどこかで絶えず雨が降る
今日は誰のため
泣くわけにいかず 喉を震わせ
こらえ続ける誰かのため
すべてを知っている空が
鏡になって泣くのだ

そして私は
傘をさす

 ....
はっきり言って、他人が書くこう言った文章は嫌いだ。
勝手にやってろ、と思う。
だから、勝手に書かせて貰う。

寂しい。
今、非常に寂しい。
いちゃいちゃしたい。
にゃんにゃんしたい。
 ....
モスキートにキスされて

わたしのあんよは

はれもよう

えらいこっちゃ えらいこっちゃ よいよいよいよい

サンバのリズムが吹き荒れて

かゆさの神輿が湧きあがる

夏の祭 ....
僕は一羽の小鳥
左利きの小鳥
優しさと思いやり
静かな暮らしを願い生きてきた
一羽の左利きの小鳥

いつも片目を閉じて
楽しさにかまけて
見て見ぬ振り
まわりばかり気にして生きてきた ....
おばあさん たべねば だめだ

見舞いにきた人が
そう 励ましてから
おばあさんの 体調は悪化した

食べれねぐなったがら もうだめだ
と 急に思いつめたらしい

看護婦さんがみかね ....
自由を求めてフロンティアを手にして、

不自由を嘆いてフロンティアを吐き出した。
なにも薫ってもいない

なにも見えてはいない

なにも感じていない

悲しい世の中になったものだ
こんなに刺激があふれているのに
針が通るたんびにチクチクする

様々な模様を描き出 ....
伸ばしかけた腕より早く
その腕で抱きすくめて

ささやきかけた唇に
大丈夫だよとキスをして

不安で怯えていたら
髪を優しく撫でて

肌と曲線と香りを
忘れないよう
両腕に溢れる ....
今日もめぐってきた 

午後8時30分

あなたの元へと私を運ぶ最終時間

全てを捨てて・・・何度も心揺らした

「今の状態がいいんだよ」

あなたは そう言って微笑んだ

辛 ....
もう仕事なんてしたくねぇよ
こんなかったりぃ仕事やってられっかよ
俺はババァの愚痴を聞く為にいる店員じゃねぇ
なんで煙草すってりゃ金になるような仕事が無いんだ
沢山のバニーちゃん達に囲まれて
 ....
消えたいと望むあなたは
死にたいのではないのだね

逃げたいでも
降りたいでもなく

消えたいというあなたのことを
少しはわかる気もしてる
私はいつも 横柄だから

 ....
堕ちる 堕ちる 堕ちる どこまでなんて知らない
視界は真っ暗ってわけじゃなくて
パチンコ屋のネオンやらスナックの看板やら
妙に見慣れた景色や知人の顔が通り過ぎる
おおい ウォッカ・ライ ....
少女のために
空き地のために
泥靴のために

良かれ、とついた嘘


自分の肩幅も
かえりみず

良かれ、とついた嘘



あの頃は
そうでもしなければ
苦しくて
 ....
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