すべてのおすすめ
あなたの論理ばかり振りかざす唇と

抱きしめるのを止めてしまった腕と

ちゃんとあたしの話を聞かない耳と

まっすぐ見つめ返さなくなった瞳を

角の八百屋でみかんと交換して ....
メダカの学校はこの度、
小川のせせらぎから
電脳街ハイツ投稿詩708号に
引っ越しました

日本語とPCを操る就学前のお子様から
象牙の塔に籠られている
千差万別の年齢層の方 ....
あなたが一番きれいだったとき
しがらみの廃墟に靡く 硝煙を仰ぎ
自由とは このことかと
愛しき髑髏ひとつ 胸に抱き 街を彷徨う


あなたが一番きれいだったとき
一枚のルオーに なりたい ....
じじとばばとぽぽと言うウーパールーパ型山姥が
漆黒のマントを翻し
鈍色の深鍋を掻き回している

薔薇色の身だしなみをひとつ
二枚舌のごまみそ髄をふた掴み
四角四面のしゃちこ蝗の規律 ....
君の言う単なる恋愛に
僕は幾度となく涙を流してきた



君の言う単なる恋愛に
僕は幾度となく命をかけてきた



なぜなら
そこに世界で一番大切な真実があるから



 ....
君の残した想い出は
遥か遠く浜茄子咲く北の国で
いつも優しく眩しいほどに輝いて
ここまでおいでと僕の名を呼んでいた


君の残した思い出を
僕は今超えようとしている
越えることなんて考 ....
頭かゆいんですよう 鹿野センセと差し向い
鹿野センセは禿げてて中年で少しだけセクシーなきらきら瞳の脳外科医で
頭かゆいのにどうして脳外科なのかというと
そんなら鹿野センセがいいわようピコピコ ....
屈めた背中を ゆっくりと伸ばすように
季節は移り変わる
それは水指に潜む 小梅の性
三寒四温の質感を受けいれては ひとり悦に入る

 
(ああ 春は素敵な季節
(水指の渇望は 
(滴り ....
海辺で 少年と 会った
少し 会話をした 少年は はにかんだ
笑顔を 浮かべた

遠く かすんだ あの 向こうには・・・
いかずちが 見えるんだよ

少年は すぐに 顔を 曇らせた
嫌 ....
叙情の彼方を探るように この岸辺にて
翼を休めるものよ 優しげな日差しと
聞こえ来る 春の訪れを告げる歌声
地に生けしもの総て 目覚めの刹那を夢想する


巡る季節の旋律は いつにもまして ....
甘い香りを予感させる小さな箱
赤いリボンが可愛らしくて
君の笑顔はいつも素敵で
両手で受け取るファミマの小箱


でも…何故か心に残るわだかまり
それは君が他の男友だちにも
同じ小箱を ....
少女は 骨を 折る
少年は 骨を 折り

骨の中には
亡骸がある

折った試しはなく
ゆったりとした 服の中では
骨が 
ざわめく

あの 男
どこに 行ったのだろうか

 ....
いつかの君とひたすらに逢いたくて
五線譜に綴ったふたりの情愛の記憶を
休止符に挟んだ花水木の栞で辿れば
蘇る感情の起伏に今も戸惑ってしまう


それは仕組まれたエチュードの調べ
震える指 ....
警官をしている先輩が言う。
沖縄サミットは ほんとにヒドい目にあった って。
わたしの好きな先輩。

今朝も早くから暑いのに 泥だらけの軽自動車で
沖縄のオジイとオバアが野良仕事に出かけ ....
夏の揺らぎ 子供たちが 顔を隠している
「俺は 夏の浮かれ騒ぎに 女を 捨てた男だ」
子供は そばにいて欲しいとせがむ
夏の  墓標にて

ね 内外相対って何?
子供は ピアノを 弾く 
 ....
規則的に並んだ 長方形の、
石の上に横たわる
やわらかな、暗室
腕をまっすぐ 前に伸ばして
星座の距離をはかる
おや指とひとさし指で足りるほどの
遠さで
わたしを見下ろしている


 ....
終わりのないテロと戦う

戦闘機も白い雲の中では
機械の目を頼りに
電波系の学問を頼りに
地上の幽霊
フラダンスを踊る
踊り狂ったフラダンス
地雷原を
吹っ飛ばすように ....
 1

月に憑かれたピエロが
ぼくにずっとささやきかけていた
ぼくは我にかえった どうして
こんな遠くまで来てしまったのだろう


 2

満月に
子供のオバケがひとり
さ ....
君が 死んだら
僕は 死を 沢山 生むだろう

あの日 泣きながら
僕に 自殺を 迫った
君の この世で 一番 醜い顔

ニューヨークでも
ハノイでも
どっかの 町でも

君は  ....
海辺で 死んだ 妻を見た
反転の 余暇  途端
妻は  私になった

狐が 化かすというので
海辺の 遠くを 見た

見える
亡くなった 祖母が 
流れてくる 何体も

天秤の中 ....
狂おしく 狂おしきままに
待ちわびて
結ぶ太鼓に散る花は
夢見の果てとあおぎみて


流れゆく 流るるままに
時すぎて
契りし思いに散る花は
あれは逢瀬とかえりみる


帰らぬ ....
女性を虜にする素敵な呪文があるらしい
早速おいらはぐぐってみたよ
ぐぐる
ぐぐれば
ぐぐるとき
港区六本木に素敵なオアシスがあるらしい
早速おいらはぐぐってみたよ
ぐぐる
ぐぐれば
 ....
ひそひそと 魔物の 小さく 懇願する様よ
魔物 こそ 鞭に 打たれ 小さく 懇願する様よ
私らこそ 水の滴る 場所で 魔物を 嗜虐しなくてはならない
うそをつけ

石を 打て モーゼの十戒は ....
君と僕にできること
それは優しさの眼差しで
雪の白さを歌うこと


君と僕にできること
それは愛しさの眼差しで
山の青さを歌うこと


歌の心は見た目じゃなくて
揺り動かされた心 ....
焼き払われて
焦土と化した故郷の村に還ってきた
いちめんの砂地に転がる骨のオブジェたち

あたしの家のあった場所に
炊煙があがったような気がして
駆けよってみると
テントのまぼろしの ....
夜と昼間のあいだには
真っ暗闇の泪川

ほんの些細なひとことで
抜き差しならないドツボに嵌り
この頃の寒さも張り付き凍えてく

あまい言の葉に ほだされて
安眠毛布のクモの糸
 ....
緋色の帯を解く君は頬を赤く染め
何だか恥ずかしげな風情だね
帯止めの色目は玉虫だから
綴られた思いも刻々とその表情を変え


真新しい紙とインクのほのかな香り
読みかけの頁に挟んだ栞のよ ....
先月 熱海へ 向かった
一人 海辺に 流され
心は 官能を 破棄した

唯人形であるから
などと いう 説教はいらず
先月 熱海の 海に 流された
行く先は 私の 死亡時刻
内助の功には触手が動くけれど

オルレアンの乙女に思い入れは無い

王女でもない一介の農村の娘が

神の啓示を受けたことで

歴史を変える働きをしたのは

まぎれも無い事実 ....
戦い という 言葉の 次元のなさよ
意味 のない 詩軍の 銭湯で
笑わされたのは 傲慢さ

「ああ、俺にはミッションがあるんだ。爆破、爆破、俺のペニスを爆破さ。何故って、エロくなりたくないんで ....
The Boys On The Rockさんの自由詩おすすめリスト(334)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
*四点セット*- かおる自由詩9*06-2-28
*メダカの学校*- かおる自由詩6*06-2-25
女性詩(をんな_さが_うた)- 恋月 ぴ ...自由詩20+*06-2-24
*三日三晩*- かおる自由詩7*06-2-19
ラブレターを書きつづけた男の遺言状- 恋月 ぴ ...自由詩32+*06-2-19
ミラーハウス_(K.Mに…)- 恋月 ぴ ...自由詩18*06-2-17
地球かゆい- 角田寿星自由詩5*06-2-16
小梅のエスキス- 恋月 ぴ ...自由詩26*06-2-15
いかずち- 奥津 強自由詩306-2-13
早春歌- 恋月 ぴ ...自由詩16*06-2-13
ラストバレンタインデー- 恋月 ぴ ...自由詩12*06-2-10
新骨_ハーメルン- 奥津 強自由詩706-2-9
不断(愛のエチュード)- 恋月 ぴ ...自由詩15*06-2-7
免許不携帯につき- 角田寿星自由詩6*06-2-4
某ZY女史を自戒に勧誘する賛嘆詩- 奥津 強自由詩3*06-2-2
仰ぐ、空の視界で- 望月 ゆ ...自由詩1406-2-2
いきおくれ- あおば自由詩6*06-2-1
月に狂う- 角田寿星自由詩7+*06-1-30
吉宮圭一君(享年25歳)へささげる詩- 奥津 強自由詩8+*06-1-30
祖母_- 奥津 強自由詩5+06-1-29
新宿区市谷船河原町「逢坂」- 恋月 ぴ ...自由詩24*06-1-29
ぐぐってどーよ- 恋月 ぴ ...自由詩7+*06-1-27
魔物を打つ- 奥津 強自由詩4*06-1-26
雪溶歌- 恋月 ぴ ...自由詩16*06-1-26
ある帰郷(マリーノ超特急)- 角田寿星自由詩10*06-1-25
*なみだがわ*- かおる自由詩8*06-1-25
風に舞い風に歌う- 恋月 ぴ ...自由詩15*06-1-24
えんぷりてぃ_ぺーじ- 奥津 強自由詩6*06-1-23
*Jeanne_d'Arc*- かおる自由詩4*06-1-21
エロくなりたくないんでね- 奥津 強自由詩5*06-1-20

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