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「春は すぐ そこですよ」

通りすがりに 誰かが私に 声をかけたのです。
私は 驚いて辺りを 見回して そして誰も私を 見ていないことに 首を傾げました。

春が すぐそこだなんて ま ....
愛してるのに 窮屈なのよ

なぜかしら

一人考えたの


アルコールに半分意識もってかれた脳みそフル回転して




愛されてるのに 窮屈なのよ


なぜかしら

 ....
あと一ヶ月で春になるんだ。知っていた?
本当の春はまだ先だよ。だって今年はまだここに雪が降ってないんだもの。
でも、そんなことどうでも良いんだ。
僕には春がくる。

春がきたら 君に会いに行 ....
フライングで駆け出したあの 太陽を
追いかけてみようかと 君は言った


暗闇の中



何も見えないのに 走れるわけないじゃないかと
嘲笑って僕は

その場に座り込む ....
白く無骨な あなたの指が
真っ白な鍵盤の上を 滑るようになぞって
この世の何よりも 美しい音を奏でるように

いつの日か

あなたのその 無骨で愛おしい指が
あたしを 奏でる日が来るよう ....
古びた 石でできた半円球の舞台があって



その中央には それまた 大層 古びた ピアノが一台




音が出るのか誰もしらない。
そこへ辿りつく者がいないから。
誰が置いたの ....
その濡れた髪が
乾くまでの
わずかな時間

滴る雫を
眺めながら

あなたへ紡ぐ

奇跡を祈る



あぁきっと


今日も明日も


昨日と同じように


 ....
本当に。本当に。…少しでいいから

あなたが抱えているその 大きな大きな ものを
あたしにも 貸してほしいの

あなたが閉じてしまったサキをどうか
あたしに 紡がせてほしいの


ね ....
暗闇の中 沈みかけた月の光を 受けて
ぼんやりと その姿を晒す 赤い 赤い ポストの前で
あたしは 酷く 緊張してる

やんわりと 吹き付ける冷たい北風は ジワジワと
あたしの体温を 奪って ....
悪夢に魘され 目を覚ます
暗闇に 君をさがしても 見つかるわけもなくて

僕はイヤな汗を背中に残したまま 少しだけ熱い額に 手を翳すのだ


泣かないで。どうか。僕の愛で 君の身体はもう守 ....
君が おやすみ。と言ってから

僕が おはよう。と言うまで

こんなにも長い
時間を
僕はもてあましたまま


深い深い 暗闇に沈む


そしてまた ぼやけた時間の中で
追い ....
凛とした空気の中
唯一の色が 始まり行く姿に
一度だけ背筋を伸ばして 僕は
ワンフレーズのみメロディを口ずさむ

宵の終わりに 見たワルツ

三拍子の一拍目

誰も知らない 似て非な ....
スゥとどこかへ消えてみたくなる。
風邪ひきな休日。


咳を一つしたら。
パッと体が溶けて

貴方の目の前に現れることが できたなら。

今日1日で一体。
何回貴方の目 ....
閃光は 僕を超えて 真っ直ぐに 延びていく

触れれば その光の粒子は 弾けて四方へ飛散していくけど
すぐにまた 一筋の線に戻って 
立ち止まる僕を 嘲笑うかのように まっすぐまっすぐ延 ....
ずうっと握っていて頂戴ね
って約束する前に


貴方は 風に乗って 消えてしまった


それは必然であり 偶然でもあった


貴方は本当の本当に 偶然と思っていたかもしれないけど
 ....
暗闇に 紛れて

このまま飲まれてしまうのも  悪くないと思った



理屈なんか通用しないのに
全てを理屈で
固めてたんだ



わかってる


あたしの負けだ

 ....
日常と日常の狭間にある 奈落に
いつもなら 気付きもせずに 過ぎ去ることのできる狭間に

ふとした瞬間に躓いて

酷く恐ろしい残像にあたしはとらわれる

一瞬にして あたしを取り囲み 耳 ....
君の影を 今も 僕はおいかけてる
もうどれだけ たつのかな?
僕の中の君は あの日のまま 止まってるけど
でも


君は 今、この瞬間も めまぐるしくかわる世界を
旅してるんだろうね
 ....
どうあがいても 結局この悪循環から 抜け出すことは できなくて

日々のルーチンワークの合間に 見えない悲鳴を撒き散らすことを
僕はまた 初めてしまう


抜け出す手立てが ゼロなのかと  ....
山際を ゆく 入道雲に 君の歌を重ねてみる
キレイなものにキレイなものが重なって

あぁ なんて僕に不釣合いなのだろう


思い出したように 吹いては止む 夏の風に
君が呟いた いくつも ....
ハローハロー

空が今日を忘れようとしています
そちらは まだ 元気ですか?

空気がどんどん 透明度を増して
もう幻から 覚めてしまうそうです

うつろいながら それでも確実に
か ....
もし君が。


僕の形をまだ 君の中に残しておいてくれるなら

僕は今、ここで、あの夏のまんま凝り固まった君のあどけない笑顔を思いっきり叩き壊して
僕の知ることのない大人びた君の今を創り直 ....
先生。
あなたの顔を 今頃になって心底懐かしく思う

先生。
あの頃、絶対死んでもなりたくなかったあなたの肩書きを
僕も今、背負ってるんだ。それも自分から望んで。

先生。
そのことを ....
鈍よりと 鈍くうねる雲が 晴れた日の青空を見ないように
目の端々に次々と映っては消える発電所や川や小さなアパート群を幾つ越えても
君を見ることは叶わない


言葉殺しの使い魔が 次々と僕の口 ....
君の声が この場所に響かなくなってから
もうどれくらいになるのだろう

数え切れなかったのではなく 数えようとしなかった
その数字は


僕に酷く曖昧で不確かな印象を与える

それで ....
あなたが ほめてくれたもの

あたしの髪の毛
笑顔
あたしの夢

あなたが 好いてくれたもの

あたしの名前
あたしの言葉
あたしの優しさ

あなたが 許してくれたもの

 ....
君の 言葉に 触れるその 一瞬が。
僕には 永遠のように 永く長く感じられて

大地を潤す 清い水のように
僕の中に落ちて 真っ直ぐな光となる

僕の中にある
まだ壊れていない部分を 君 ....
僕達はまた 戻れない過去に涙する

出会うとき 僕達は出会うべくして出会ったのだと
無意識に確信した。

僕達は逆らえぬ運命に しっかりと手を掴まれているから
決して離れ離れにはならないと ....
見えない貴方へと。
想いを込めて。
今、私はこの空へ雲を投げようと思います

いつか、其れが旅を続け、私が知ることのない、ここではない何処かへ辿り着き、貴方のその澄んだ瞳の中に映るように ....
あたしが とんでもない壁にブチ当たって。
どうにもこうにも この世の終わりのような 顔をしているといつも。

あなたはまるでさぞ おバカさんだとでも言うように
ケラケラと笑って

「そんな ....
恋月 ぴのさんのウデラコウさんおすすめリスト(90)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
芽吹く- ウデラコ ...自由詩4*07-1-16
窮屈- ウデラコ ...自由詩6*07-1-6
春になったら- ウデラコ ...自由詩5*07-1-3
as_if- ウデラコ ...自由詩3*07-1-1
impromptu- ウデラコ ...自由詩3*06-12-26
その森の中程には- ウデラコ ...自由詩5*06-12-18
曇天にただ春を待つ- ウデラコ ...自由詩3*06-12-12
小願- ウデラコ ...未詩・独白2*06-12-11
その前に- ウデラコ ...自由詩3*06-12-6
真夜中に待つ- ウデラコ ...自由詩3*06-12-1
こんなにも長い- ウデラコ ...自由詩8*06-11-19
スロウ_ワルツ- ウデラコ ...自由詩4*06-11-14
こんな何もない日は。- ウデラコ ...自由詩6*06-11-12
有限スペクトル- ウデラコ ...自由詩7*06-11-8
その手を- ウデラコ ...自由詩1*06-11-6
言葉を忘れた- ウデラコ ...自由詩2*06-10-24
道標- ウデラコ ...自由詩2*06-9-25
鬼ごっこ- ウデラコ ...自由詩3*06-9-24
脱走- ウデラコ ...自由詩2*06-9-17
わずかな決意と不確かな証明と沢山の矛盾- ウデラコ ...自由詩1*06-9-4
交信- ウデラコ ...自由詩2*06-9-1
- ウデラコ ...自由詩1*06-8-30
先生- ウデラコ ...自由詩3*06-8-23
対価- ウデラコ ...自由詩2*06-8-20
あてどない旅- ウデラコ ...自由詩1*06-8-19
Miracle_Drug- ウデラコ ...自由詩1*06-8-19
覚悟- ウデラコ ...自由詩2*06-8-15
後悔- ウデラコ ...自由詩1*06-8-13
invisible_iris- ウデラコ ...自由詩1*06-8-11
哲学- ウデラコ ...自由詩4*06-8-11

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