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まだ生きているのに
上にあるのは冷たい土ばかり
そんな私の運命を
悲しんでくれる者はない
指先の冷たさは
声なき罪の思い出
生きているとはいえない
今の私の存在は
むしろ
むなし ....
君の向こうに
何かを見つけた気がして
目があった瞬間
見失った
空から落ちた
星の砂
母さま想って
泣いている
優しい浜辺の神さまが
お空へ返して
あげました
お空へ返して
あげました
暮れていく
空のグラデーションを
この目に焼きつけて
傷つかぬ者に
あの空は見えない
赤くはれあがる
あの夕日でさえも
柿の実の 甘さは
夕日の においする
今日限り 絶ふるものぞと 思ひつつ
舞う金色に 秋の夕暮れ
形のない
おくりものを探しに
秋の夜長
旅に出よう
月光がかった
道なき道を