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少し、空に近付けたかな。
たくさんの、紙の集まり。
ただ、それだけ。
ただ、好きなだけ。
あの人は。
いつか、幸せになってゆく。
結婚式の招待状なんて、よこして来るのかな。
多分、行かないだろうけど。
何故。
と、問われても。
行かないよ。
もしも ....
ばいばい。秋。
真っ白な紙に、
一言だけ。
整った綺麗ないつもの字で、
見慣れた字で。
「さよなら。」
どこに行くのかな。
わかんないから、
いつもの小さな俺の字で。
....
何を見つめてるの。
大好きな人は、こっちにいるよ。
一時も外したくなかった指輪は、
どこにしまってしまったかな。
今は、男らしいゴツイ指輪を、
左手の中指にしています。
癖もだいぶ落ち着いて、
右手の薬指を触ることもなくなりました。
....
ゴールに着いたあの人は、
今、何をしてるんだろうか。
何十年かけたのかな。
色々大変だっただろうけど。
おつかれさま。
そうそう。
閉めきったカーテンは、
開けないま ....
夜しか時間ないけど。
デートでもしませんか?
暗いから、誰にもばれないよ。
ね。
とりあえず、アイツをぶん殴りに行こうか。
もし、君の話が本当なら。
これほどムカついたのは久しぶりだ。
とりあえず、で良いから。
殴らせてよ。
自分のタネを撒き散らす、アイツを。
責任も取 ....
気をつけてね。
強く、抱きしめるよ。
離すとき、とっても辛いけど。
頑張って耐えてね。
最後のお願いだ。
じゃあ、いくよ。
何を見ようか。
何を話そうか。
キスしようか。
温かい日差しと。
優しい唄と。
相棒と。
目が痛くて、早退して。
眩しいから、夕日を睨んで。
真っ白な世界に、飲み込まれてく。
鏡の中に見付けた彼は。
何を考えてるのか。
解んないから。
撮ってみたら。
撮られちゃった。
鏡の中の彼は、
ひとりぼっちで、
歩いてった。
秋の終わりを告げる、
冷たい雨。
冬の時間、とばかりに、
白い息。
一人で淋しくて、
冬。
到来。
こんなにも、淋しい冬なのに。
一人で、缶珈琲なんて呑んで。
イヤホンからも、しんみりした唄。
なにやってんだよ。
フったんなら、幸せになりやがれ。
登った階段は、
降りて良いよ。
と、
誘ってるみたいで。
見下ろすだけで、
飲み込まれそうだった。
けど、僕は降りなかった。
降りたくなかった。
....
白だったんだ。
吐息も、
指も、
雲も。
真っ白だったんだ。
雪も、
ミルクも、
アナタの気持ちも。
真っ白だったんだね。
さっき通った時は、
もっと綺麗だったんだよ。
一曲聴いてる間に、
なくなっちゃった。
けど、
良いよね。これも。
もう、冬だね。
ほら、世界も白くなってきたよ。
手、繋ぎたいね。
あったまろ。
何だか、言葉に出来なくて。
上手く伝えられないから。
こんな感じで。
べりー、さんくす。
人前で唄うのは苦手だけど、
あなたが望むなら、
そっとだけど唄えそう。
銃を握るのが好きだけど、
あなたが望むなら、
手が一番になれると思う。
コーヒーをまともに淹れたことない ....
光る窓の向こうは、
空ですか。
海ですか。
私の望んでいる、
現実ですか。
夢ですか。
ちょっと高いけど。
鍵を開けてみましょうか。
そっと。
昨日、ちょっと心が晴れた。
いいことじゃなかったけど。
何だか、晴れた。
さぁ、新しい日々を始めようか。
ね。
この広がるあおぞらを、
どうやって伝えたら良いかな。
伝えたいんだよ。
あの人に。
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夜の公園。
あの日の約束。
消えちゃってた。
夜のブランコ。
ひっそりと。
誰かと誰かが、キスをした。
だから、誰かがひとりぼっち。
誰かと誰かが、話してた。
だから、誰かが微笑んでた。
誰かと誰かが、見詰め合った。
だから、誰かが空を見た。
誰かと誰 ....
振り返った道には、
風と、
空と、
時間が、
流れていた。
はい。創書日和についてです。
『創書日和。』って、最初はうちの大学の文芸部の冊子だったのです。で、もすこし詳しく話すと、うちの大学には文芸部が在りませんでした。なので、作りました。(笑)
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