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風が落ちた音がしたので
私の目は窓をみました
窓には装飾が施されていて
モザイク調の風が白く見えました
白く見えた風は
ただの空のかたまりでした
かたまりはしばらく白色になると ....
カーテンが窮屈そうに夜を待っています
奥で鳴り響くような声で飛行機が
空をつたって午後へ
飴色の今日が沈みます
目を細めるカーテンは笑っているよう
手を広げるのを待つ夕へ
....
あまりにも心地のよい風 曇り
宇宙があの時ないてから
わたしは何番目の生き物なんだろう
風がめぐり雨
道を横切り空
カーテンが立てかけているギターを弾く
ぽろろんぽろん
....
寄せても、返す気持ちは帰り道を知りませんでした
電車の窓
あなたの手のあたたかさは
窓とわたしの温度を簡単に上げます
ゆっくりと
眼下に広がる青を見ながら
あなたを盗み見るのだけれ ....
本日の天体の運行は非常にスムーズです
秩序を保ち 地球が遠くに
このピアノの音はあそこまで聞こえないんでしょう？
そうだよと大きな暖かい手
小さな地球世界の草原から
夜に向かって芽が ....
さぁ コーヒーをもらおうかな
ブルーの空 いれたての春
風にとけるまえにほら、
船がゆっくりと流れていきました
振り返ると瀬は遥か遠くなり、手の平に乗るほどでした
瀬には重いものを全てを置いてきました
軽い思い出なんかは頭に入っていたので、置いてくることはしませんでした ....
