地球はキミの為に回っているんじゃないと
言われた夜
ワタシは地球の為に生きているんじゃないと
川にサラダオイルを3本流した

地球を壊しているのは
人の心を壊している人の心だ
なかなか
おとこのこであることがやめられない
じぶんが
ばらばらだからかな?
おとこのこの
のこりかすがもえくすぶっている
たぶん
おんなのこがもえるのとは
ちがうにおいがするはずだ
 ....
鋼線伝いの道
丘へと
君をつれ
君は犬をつれ

ふと目をはなす
その隙に
君は増え
君のつれた犬は増え

群れる
群れてゆく
君君
君君の犬犬

が、を
が、を
 ....
現代詩フォーラムには、実に様々な詩人が集っている。正直なところ、多すぎて読みきれない。読み逃している詩の中に、とんでもない傑作が有るかも知れないし、その傑作が誰の目にも留まらずに、或いは読み流されてい ....  いまさらながらだが、まったくおかしな時代になったものだと思う。恐らく多くの人が感じていながら、それでも黙っているのだろう。二十一世紀という現代に生起する現象、人の思惑同士が交差し合い、とんでもなくお .... 朝 目覚めた時 すべてが真っ赤だった

サイレンの音か 人の声か 炎の音か

何がなんだかわからなかった

僕は一人 黒い渦巻きの中でうずくまった

体中が暑くて熱くて・・・・・

 ....
仕事中の脳味噌はとてもヒマだ。
だからビスを締めながらあたしは考える。

一日に24時間あるわけで、A勤かB勤の場合は8時間拘束、
AB勤は16時間拘束、C勤かD勤のときは12時間拘束。
通 ....
左からきた電車の窓に
私たちの姿が
映る

映る

あなたと
私との距離は

そうか
こんなふうなのか

それは
なんだかとても自然な
風景のようで

まるで
あなた ....
真っ黒い犬が
みごとにすり寄って来た感じで
大きな尾を嬉しさのあまり
振り乱しながら
何処が目だかわからない
心の奥まで伝わってくる愛くるしさで
きれいなベロを垂らして
生ぬるいあいさつ ....
ねまきのまま街をあるいて
みずしらずのひとにじっとみられた
さみしくてふるえだしたからだは
じぶんで抱きしめた

よそゆきじゃなきゃだめなのに
うまく笑えなくて
お化粧もしなきゃだめ ....
ゆるされたよろこびにむせびないてから
つぎの夜がきたことさえまだ信じられないのに
めぐりきた朝は
わたしをからっぽにした

すずめが窓のすぐ外で
しきりにないているので
ぱんくずをなげて ....
プータロウのプー輔はいつもごろごろしています

プータロウのプー輔はいつもうるさくてみんな困っています

プータロウのプー輔はいつもめんどくさいと言って何もしません

プータロウのプー ....
彼は泣いた
わたしが書き上げた詩を読んで泣いた
ことばに泣いたのではない
すばらしさなど彼にはわからないから
詩の気持ちがわかるから泣いたのでもない

むしろわたしの気持ちがなかったと気 ....
な をよぶ
とき が隔てた

かぜ の かいろう
打ち

うまれた のろい
すくう ゆめ

わ 火焔
走 破

白き 鼓動

水 と 灯る

2003 4 20
水汲みや
弟たちの世話がある
学校だって遠い

夜 目を覚ます
星が道しるべ
洞窟まで
一人で

煤を立ちのぼらせ
教科書を開く
栞のあったところを指差すと

髑髏は

 ....
「帰ろっか」
「ういーーっす」

来るときには僕がこいできましたが
帰りは彼がこぎました
もう日が射していました
僕たちと自転車は塩水にぐっしょりぬれていたものですから
図らずもきらきら ....
「不思議だね、みんな死んだらいいのにね」ってビルの65階の夜景




もう少し待って 60年くらい経てばさみしさが死因で死ねる






{引用=6月、梅雨 ....
 10年くらい前「ウォーリーをさがせ!」(マーティン ハンドフォード著 フレーベル館)という絵本が流行った。ストーリーはなく、見開きいっぱいに描かれたたくさんの人の中から、縞々シャツのウォーリーを探し ....  日本の現代詩の中で散文詩の占める割合は、無視出来ないほどに大きい。ある程度名のある詩人たちのうちの多くが、散文詩を書いている。散文詩とはいったい何か? ここのところ、個人的に頭の中が散文的になってし .... 3匹目の獏は道端で
へたりこんでるところを拾った
小さな獏は虚弱体質で
夢はもちろん秘密も嘘も受け付けず
今にも消え入りそうに震えている

私は必死で噂とか言い訳とか  ....
爽やかな日曜日
朝からお洗濯
はりきってお洗濯
お洗濯は大好き
がらんがらん
洗濯機が回るところを
見ているのも好き
暇だから見てるんじゃないよ
暇じゃなくても見ているの!
ごしごし ....
第四ニューロン 「新宿」

 朝早くから、家族に嘘を付いて家を出た俺は、待ち合わせ時刻の30分前には、
新宿駅南口改札の前に突っ立っていた。せわしなく煙草を吸い散らかす。

 どうでもいい話 ....
叫びが聞きたい
地上のどの声にも似ていない
見えない波長の叫びを

午前零時
どこかで叫びがあがった
均された街の
よく似た通りと通りのあいだのどこかで
どこかで叫びがあがった

 ....
世界のどこかで
一秒あたり二人死ぬそーだ
あの人もその一秒の二人のうちの一人にすぎないわけだ

「自分が死ぬ瞬間に、どこかでもうひとり死ぬ」

それは少しだけ優しいトリビアな気がする
そ ....
真夜中にみみつる象の王国
四色ボールペンで印をする巨象と
一列に並び期待する小象

真夜中にみみつる草を食む象の群れ
ささやかな50mの小川に群がり
300?の草原を覆う食用の象

あ ....
{引用=※このシリーズを初めて読まれる方は「はじめに」をお読みください。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=41210}

●「十階の家族」/ たもつ
 ....
彼のお兄さんと会った
彼のお兄さんは産まれなかった
彼のお兄さんは彼よりもカッコいい
そして彼よりも優しい
彼のお兄さんに抱いて欲しくなった
どうかわたしを愛してね

どうしてあなたは産 ....

緑に染まる川沿いを歩く
白い花がいくつも流れている
八高線の高架下
電車が通るたび
元の樹を離れ 
降っていたのだった

周りの遊歩道はそこだけが白く
ぽっと明るい
故郷に降る ....
おくればせの真昼
季節はずれの発情
そこここに信管を潜め
それでも無心に回り続ける天体の
うわべもなかみも
総花の躁

 嗚呼人類文明ノ日輪ハ隠レタリ
 我唯内的生命ヲ以テ爛堕ノ世情ヲ ....
どうしたらPIXIESみたいな曲が書けるのだろう
なにを経験したらPIXIESみたいな曲が書けるのだろう
寝ても覚めてもそんなことばかり考えてたから
悲しい奴になってしまったんだろう
 ....
太郎冠者さんのおすすめリスト(118)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
個人的地球破壊- イオン自由詩5*05-8-12
よんでいる- 石川和広未詩・独白9*05-8-11
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詩についての雑文①- 窪ワタル散文(批評 ...7+*05-8-9
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影街- 天使自由詩1*05-8-6
ビスを締める。- 佐々宝砂自由詩11*05-8-2
左からきた電車の窓に- umineko自由詩15*05-7-31
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よそゆきじゃなきゃだめなのに- 八月のさ ...自由詩805-7-30
おはよう- 八月のさ ...自由詩305-7-29
プータロウのプー輔- 天使自由詩105-7-27
なにか言って- 鳴々門 ...自由詩205-7-27
天馬- 砂木自由詩12*05-7-26
朗読髑髏- 吉岡孝次自由詩305-7-26
君と僕vs全世界- ヤギ自由詩3*05-7-23
なつ、青、ひかり- ピッピ短歌1705-7-22
ウォーリーをさがして- ヤギ散文(批評 ...8*05-7-20
散文詩に梱包されて- 岡部淳太 ...散文(批評 ...18*05-7-16
偏食_三- 落合朱美自由詩22*05-7-14
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【妄想は止まらない】_十階の家族_/_たもつ- 043BLUE散文(批評 ...5*05-6-28
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微熱さめやらず- Dolly自由詩205-6-21
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