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見知らぬ男が
修道院への道を尋ねる
ああ この道を北上したところに
三叉路がある
そこを左に真っ直ぐ行けばいい
打ち上げられた血溜まりが
仰向いて月に答える
赤い服を着たジョーン・バエズ ....
{引用=詩集『カエルトコ』より; 1}


 ●アフリカ

いつかアフリカに
行くのではないかと思う
いつかいつか年老いて
総入れ歯になったその月に
アフリカに着の身着のまま
行 ....
「うみ」
と書けば
白い波が寄せて返し

「そら」
と書けば
どこもでも青く

「もり」
と書けば
木々が香り

「とり」
と書けば
それは翼をもって飛びまわり

「ま ....
街中を
ウィリアム・テルが走り回っていた
何故ウィリアム・テルと分かったか、というと
それはどう見てもウィリアム・テルだったから

駅前の市営駐輪場に
真っ赤なリンゴがポッツリとあった ....
簡単に分け与えた
朝を隔てて越えるもの
下向きになって思う空気は
まだ近く 目の中で止まらせたままの
駅の中で

何も 言えないほどには
透き通っていた
その時間僕達の足が
誰かと  ....
プテラノドンさんの自由詩おすすめリスト(215)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海鳴りの音で目が覚める- 鏡文字自由詩104-3-5
アフリカ- クリ自由詩13*04-1-31
「___」に言葉を入れてみろ- たもつ自由詩3203-9-17
さよなら- たもつ自由詩203-8-26
恐竜の背中のカーブ- 合耕自由詩503-5-13

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