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人間のパーツは一つでも失うと他を補おうと成長していく
人間の感覚や感情も一つ失うたびに強くなるのだろう
傷つき裏切られる事により思考パターンがどんどん力強くなるのだから
帰る場所のない人こそ一点に留まる
寂しさを解体して
目を瞑る
うつむかない
前を見ない
定まらないこれは
警鐘なのかもしれない

孤独とは
つながらないことではなく
むしろつな ....
安心する
心は簡単に隠せる

不安になる
心は簡単に隠せない。
もしタイムマシーンがあっても僕は使わないだろう
なぜならばどれだけ過去を変えたとしても罪は
結局の所∞リングのように繰り返すのだから

僕はむしろ気持ちよく人生を駆け抜けたい
すべてのしがら ....
愉しい夢でした
笑っていましたから

わたしも
人を笑わせられる

それはとても
愉しい夢でした

いつも
昼に見る夢は苦しくて

すぐに
身体は重力にもどるのに

今日 ....
言葉で武装してはならない
言葉を武器にしてはならない
争いは銃からではなく
言葉から始まることを知らなくてはならない

言葉で武装してはならない
言葉を武器にしてはならない
言葉の扱いが ....
感情が表に出やすいのは
母ゆずりだ

そんなところだけでなく
顔も話し方も似ている
考えていることも何となく
わかってしまうのだ
けれど

母は僕の拒食を理解できない

夕食どき ....
帰る場所なんてないから
戻る時間なんてないから
だから もう 未来しかないの
夢 とか
朝日 とか
キラキラ とかの
ことばがわたしの
語彙から消えて

抱きあって とか
そら とか 
帰れない とかの
ことばが増えた

セックス
という単語を
使える ....
寝床につく一歩手前で
眠ってしまった鈍色の子ら
夢のなかに置き忘れてきた
好きで好きでたまらないものを
とんでもない寝相のままさがしにいく



めざめてはねむり ふえてゆ ....
愛とか恋とかばかじゃないのって
思っていたんだけど

わたし あなたに会いたいの

人なんか信じるに値しない生き物だし
わたしなんか信じてもらうに値しない人だけど

わたし あなたが好 ....
寄せても、返す気持ちは帰り道を知りませんでした

電車の窓
あなたの手のあたたかさは
窓とわたしの温度を簡単に上げます

ゆっくりと
眼下に広がる青を見ながら
あなたを盗み見るのだけれ ....
草木が色を変える速さで
過ぎ去ろうとする四月

桜前線はまだ北上を続けているのだろうか

何かを引きずるようにして後ろ手をのばせば
はっきりと感じられる
温度がある
それは
得たもの ....
雲が波なら
僕たちは深海魚だ
深く、深く、
差し伸べられた手も届かない場所で
温もりも知らずに
窒息している

月明かりは
マリンスノーに似ている
それはただの幻想で
本質は
 ....
まっくろでーも きにしない
まっくろでーも きにしない
きにしない きに あっ
(ジャムのふたを落とす)


まっくろでーも きにしない
まっくろでーも きにしない
まっくろでーも き ....
ああ、この手だ。
この手が、この胸に大きな波を呼ぶ。
私をふるわせる。
綺麗な手。
大きくて、がっしりしていて。

齧るように
親指だけを握ると、少し笑った。

ああ、この手だ。
冬からようやく春になります
夜空がもう春になりました たぶん
桜がもう芽吹いています
知っていますか
東京、よりも半月も遅い


川の流れは順調です
これ以上ないほど順調です
その先 ....
空気中を諸分子が漂うとき
光と一緒に駆けていく何かがいます。

冷たいかぎりの空のむこうに
銀色の紙がヒラヒラ見えるでしょう。

あれはその何かが 早朝の霧雨の中で
願いを燃やしたので  ....
液性大気のなかに
光はあまりすきとおってしずんでいて
見え方がおかしい。
あの貯水塔は私を見ているようだし
とおくで杉が一輪の花のように噴きだしている。

(ほんとは何処も真っ暗なのに)
何も話すことが無くて
暗い窓の外ばかり見ている

あなたは私が
退屈と思っていると
感じたに違いない

そして
こんな時間が
つまらないと思っただろう

啜るコーヒーは
珈琲で ....
なんで?と聞かれて
温度が合ってるからと答えた

曖昧な理由には
逃げ道が出来ていてずるいけど

好きな食べ物だって
温度が合わなければまずいもの
そこそこ間違っていない

また、 ....
濃密な波に揺られる
ひとり
ごく自然に
指が落ちていく
言葉を持て余したまま

閉じた目蓋、唇
ぜんぶ、あなたへの思いに
結び付けて
深く、息を吸って

その声で
名前を、呼ん ....
先生、
ぼくのお兄ちゃんが
このあいだ死にました

ぼくのうちは
3人兄弟です
全員男です

まん中のお兄ちゃんが
死にました

名前はゆうごです
ぼくは「ゆうごちゃん」と
 ....
呪文をおしえてください
あのひとまで、とどくような
たとえ とどかなくてもいいとさえ
思えるような
わたしを消してしまえるほどの
それは
風にも似て
耳もとをとおに過ぎてから気づく

 ....
美しい花が咲くよ
飲み込めないものを置き去りにして
美しい花が美しく咲くよ
思い出を糧に
忘れられた形を残して
美しい花が咲く美しい夜に
僕たちの魂は震えているよ
僕たちの魂は淡雪のよう ....
地平から生まれ出た月が
あまりに大きくて
よごれた橙色だったので
子が泣いてしまった


その子は
大きくなると
空の真上に出ている月が
あまりに遠くて
なにか哀しい気がしてならな ....
ポケットにミルキー

ポケットがあるしあわせ

だれも

そんなことには気づかない



不憫



誰かと繋がりを強くするために

小さな陰口を言う

巻き込んで ....
月が欠けたので
宇宙へ
行くことにする
あの欠けた部分
埋めれそうな気がする
 

  あ ほ ほ ど キ ス を し ま し た



  あ ほ に な り ま し た
最近、心のバランスがうまくとれなくて
(ほとんど落ち込んでいたのだけれど)

でも うまく哀しめないので
(小さい頃からそうだ)

お風呂で ひとりで 誰にも聴こえないように 潜っ ....
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