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滅びを包み込みつ坂道登り切れば 、

夕焼けに真っ赤に染まる
富士山のシルエット コニーデ模様
朝焼けの終わりに向け燃え盛り、

なんて美しきカタチ
響き放つ色彩の耀き
胸迄浸かるこの ....
まっしろのしかいに
かるまぁあらまぁあ
ゆうひのすたるじぃ
ゆうべのみちなりそい

 原因に結果の還る行為のイメージ掴む
  迄に自らの意識から感覚享受を()に入れ
   私的感情好き嫌 ....
思考活動の絶えることなく
たてまわりよこまわり
鈴の音鳴らし続けて
脳髄に絶えず足音残し
次第に頭の周りを廻りいき
浜辺に打ち寄せる波の周期か
私の覚醒意識に感じ取れるもの

くるくる ....
染め抜かれ
右にも左にも
一度ならず
ずっとずっと
その都度それが正しいと
そう想い込みながら、

しばらくすれば誤りだったと
自らが自らを騙し騙されていたと

ハッと気付く
瞬 ....
内へ内へと向かううち
時間が流れ始める、
留まりながら疾走する
疾走しながら留まる
時の瞬間の
その人その人
それぞれ独自の
それでいて普き時流の

あゝ何れも同じ頂き目指しながらも ....
私の脳髄に
鈴の音鳴らし
響き続けるもの
今に私の意志に従い
思考の言葉を形づくり

改めて私なるもの
この肉体に
担われ保っていること
蚊帳へ入るが如きすれば、

にほふ蚊取り ....
かくしたってだめ
ものいわぬもの
ものいいはじめ

消えていく
図書館の温もり
大好きなお母さんら
とっくに去ったし

しったふりしたって
だめ
ほらもう
あるものあるもの
 ....
恋愛ものムービーを見せて
観たアッフリカ部族の人に
感想聞いてみたならば、

あの人たちの食ってたランチが美味しそうだった
と一言 、

何だか理由も分からず可笑しくて
僕も彼女も互い ....
雪の三千メートル稜線を
登って降りてまた登り
やっと槍の穂先
ピークに至り
青息吐息、霞む視界
ふっと明け拡がり
地に着く宙空に鮮やかに

青い青いテントの現れた
板張り浮き出た掘っ ....
一瞬にして 、
光の回廊の現れ出て
頭くらくら意識の鮮やか
飛び散る血飛沫に染め抜かれ
自らの終わり観える瞬き、
警告のベルの鳴り渡り
光景の涯てなど掻き消し潰され

美しき夜明けも深 ....
風を誘い夜を酔わせて
瞬く余韻に溶けるもの
溶けて蕩けて目醒めては

熱気の空から降り頻る
雨 、

むっと時を淀ませ刻み込み
あの御巣鷹の空からすら
ひとひと哀しみ只々麻痺させ
 ....
世界が動いている
私も動いている
くるくるぐるぐる
脳髄廻りを思考の蠢き
月明かりの
雲間からさっと射す、

肉身の苦痛 始まる最中
ベランダに出れば 、

私の中か世界の中か
 ....
空間に
手を差し出し
ゆっくりと
上下左右に探る
けれども
存在する
はずのグラスは
見つからずに
からのからっぽ
だったはずの
空間は
次第にそれ自体の
存在を漲らせ
だら ....
光る眼の夢のような
道なりに太陽の傾く
夕べに尚も耀き続ける
朝陽の訳も云えずに

荒い粒子の踊り舞う最中 、

不協和音たる人の
協和音から遠く
不協和音の渦中に
投下された最強 ....
郊外に
佇み居る
きりすとさん
白銀の輝き帯びる
出で立ちにて、

今宵を照らし出し
いよいよ真白く微笑む満月の
太陽に自らを委ね明け渡す折図り
夜明けの空海✠から地平に沈み
濃密 ....
今この瞬間より
いつも今この瞬間から
己の抱え続ける因果の宿痾
自らの内なる畏怖すべき呪い
自ら闘い続けることを誓い
更に深く認め識らんと
此の世に己生かされ在る際に
再々度、対象化の俎 ....
陽はもうとっくに沈み
天使の微笑み
透風の吹き抜ける
この深き夜闇の一刻、

我ら思考力動に躍り世を織り込む 、

私の脳髄を使い足踏みし
渦巻きぐるぐる蠢き続け
自らを刻印する声々 ....
夕立、
吹き荒れる
突風に
塵屑吹き飛ばされ
街道に散乱し

こんな日
クライ

黙って立って
佇み続けて
居られないのかい?
愛を纏う風のチューニング
笑い続けるストロボライト
逃れる野ウサギの雪原に足跡残し

朝焼けも夕焼けも最早区別つかず
眼の前過ぎていく時の姿すら観えて
どん底迄に落ちて優しく降り出す雨
 ....
この灼熱夏の夕べのまた訪れ
うっすら熱風やはらぎ吹き
斜光の残響に染め抜かれ
アスファルトの固さ脆弱
足裏の感触に確と味わいつ、

真青に暮れなずむ天空仰ぎ

遥か過去から刻印された
 ....
あの日この日に出逢った人人、どうしてるかなぁと
思わずふと想い
俺の肉体、まだ大丈夫だよなと確認しつつ
寝床で肋骨を腹筋をゴリゴリグリグリ 、
近付いては遠退く何か不可視な物に手を伸ばす

 ....
しっかり!
皆んなシッカリと
自らの光保ち尚も耀かせつつ、
資本主義システムに従いながらも
怯むこと無く抗いつつ、

皆んなそれぞれに
息して受肉し
やがてきっと自らを見出し貫いて
 ....
半月の
白い薄雲に
まぁるく円か
取り巻かれ
薄っすら真白く耀き在り
ただただ綺麗だと
夜の天空を仰ぎ見て想い、

もう少し りらっくすらっくす!
苦痛苦悩はお互い様々だけれどね、
 ....
半月を過ぎる未だ手前、
夜陰の上弦引き絞り
闇に閉ざされた弓の
残りの弧  夕刻から
薄っすらと今に黒光り
浮き出し円を描く折 、

想い一にして人の脳髄に
影踏み落とす自我それ自体
 ....
未来の道筋 自ら司り司られ
沈黙の凝縮の一点と向かい合い
      、 
動きは時は止まり留まり続け
チンケな卑小な私事から解き放たれ
五年だけ時を共有クロス離れ愛
      
しっ ....
夏風の朝にチューニング
渦巻く想いを宙に散らし
サマーキャンプファイアー
波打ち際で燃やし尽くして

愛という名の灰に燻る滑床の夢

鮮烈な手触り残し宿るプネウマ 、

自らを諦める ....
肉身の腐敗し
土にどろろ溶け
地に合一し果てる末
初めて宙に
噴き上がる血飛沫

祝福と反感の矢を浴び
見えないもの観え
引き延ばされた瞬間 、
感謝と恥辱の渦に巻き込まれ

こ ....
人、一人
死んでも生きていても
響き続け在り続ける
終わることなき
宙の想い 只
この世でのその展開を
それぞれの個性に依って
普き光の大洋から
掴み取り追創造する
唯一の媒介項、僕 ....
「あなたの物質の闇を吹き飛ばしなさい。そうすれば霊に出会うから。
あなたの霊の闇を吹き飛ばしなさい。そうすれば神に出会うから」。

                   ──サン・マルタン

 ....
リズミカルに打ち寄せる波
灰白に崩れ浜辺に拡がり

漆黒の直線幾つも貫き、
後光帯びる今生の虚空、

やがて訪れる深い夜闇に
点る明澄な灯り震え揺れ動き

繋いだ手を離し
立ち上が ....
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