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深いふかい闇に沈み
初めて輝き出る光こそ
真なるヒカリ 、
それまでは無ノンセンス、
(光)と(闇)の間でバランス取りつつ
深いふかい闇 、
無というノンセンス*という
真っ逆さまの ....
はしゃぐ子供の
その声音の震え揺れ
優しく柔らか呪われ
仄か輝き出す私の意識
より明るみ炸裂スル瞬間、
わたしの内に
ふと現れ在る
貴女という不思議がる顔
あゝ掴ま ....
痩せこけ骸骨になっていく
無数の子供たちの影 、
一本柱に蒼い首突き刺さり
溢れ落ちるもの 、
しと しと しと
白壁に染み渡り伝わる
音の一つひとつ
反響し自らを刻み込む、 ....
猥雑な迄オレンジ
染まり輝く満月
熱帯夜の屋根瓦の上 、
浮かび在るをふと捉え
月の磁力、否応無く深々と
あの日、師の逝去の
報せと共
外出した夕闇に 、
....
木立、弧をなし
わたしを取り囲み
父の墓石 見つめ入る
初老の指先、震えながら
この道の終わりに立つ死 、
いつしか、
死への執拗な思いに取り憑かれ
今此処で生きて居るという ....
くらくらしてしまうよ
なんて眩しい朝だろう
もわんとした熱気のうねり
貫き大地に直射スル陽の光、
車のフロントガラスから跳ね返り
きらきら煌めき眼に入射し続け
くらめくくらめく、
....
雲は私の髪の毛、
乳房は母の余韻、
素肌は記憶の私、
揉みしだいても叩かれても
肉の実感、魂の実感へ至らずに
何時しか何処からか流れ来る光の帯 、
すっとすぅうと
....
あの日から
降り止まない雨 、
心の奥底から言葉を溢れさせ
顕れる魂の穿つ隙間から
零れ落ちる光滴たち
無数に煌めき散逸する 、
終わらない旅路の最中
訪れるもの一つにさえ
....
あの人も居なくなった
この人も居なくなった
そうなんだ 、そうなんだよね
、
あっちで皆んなそれぞれに頑張って!
こっちで僕らもそれぞれに頑張って!
遥かな宇宙の果てにまで
私の想いを運んでいきたい。
聖なる力の発する焰の中で
心が更に熱くなれるように。
目標を目指す意志の営みの中で
私の思考を存分に働かせたい。
思考が永遠に生成す ....
ぽっとひろがる
無限の感触
記憶の奥まり
記憶を抜けて
あの世と繋がり
真っ白になった魂、
もわんとつつむ
あの世の感触
揺れて揺らいで
夏の熱気に曝され
夢見がちに覚醒し ....
魂の肉身から離れるを欲し
貴女の肉身、何度も何度ももんどり打ち
尚も人工呼吸器延命措置 、
させる医療現場の遣る瀬無き残酷さよ
間断なく降り続く
夜陰の梅雨 、
ふとカーテン開け気付き観れば
進み続ける時の刻印帯びながら 光る水溜り
輪を広げ時を銀に穿ち裂く、なんと涼やかに
陽の光を朝に浴び
その輝きに手を触れる時
アナタの纏う衣の
すきとほる純白
わたしを包み込む
そうしてわたしは
わたしの自己存在を
眼を見開き見入り
耳を澄まし聴き入り
....
青銅の天空に
白雲の流れ 、
刻まれゆく時に
はしゃぐ子供、
夏の庭先に成人し
昂揚する自尊、
萎縮する帰依、
銀輪の放つ光彩眩しく
罅割れゆく青銅の天空
裏 ....
未知なるヒビキの
内中から受け取るもの
確かなものと鳴り為ると
たとえ堤防が決壊してもね 、
真白き街並みずんずんと
ずっとずっと広がり在って
打ち上げ花火散々見尽くしたら
もう ....
広やかに奥ゆき在る
聖堂に雨降り注ぎ
無数の漆黒の虫たち
動き廻りやがる
疑惑は未だ晴れてない、
俺は我欲捨て切れない、
深い森陰の下草の
緑の間借り人として
深淵を臨む
絶 ....
感覚の奥に横たう
もう一つの次元 、
死のリアル
しっかり意識保ち
見つめ入る瞬間、
ぽかぁんと浮かび
取り囲む無数の眼
何時かの記憶の如く
深淵を一息に超え来て
....
すっこぬけ
すこんと抜けいく
終わりに近付き
意識しながら
崖っぷちで
気力養い
勇気蓄え
落ち着き払い
ほら一段、
すとんと落ち
落ちてみれば
あれこれ現に
或るもの在る ....
ぽかぁんと穴あいてる漆黒に
漆黒背景に賑やか盛んに踊り
濁り黄の満月どろんと浮かび来た
今年初の熱帯夜に感じ想い浮かぶ
死の境界 、
ぷかぷかしてたい今宵の意志に
真正面に満月だ、
カーテン引き
窓を開けたら
アタマ瞬時真っ白に
白銀のヒカリ放ち
光耀くっきり
まぁるく輪郭帯び
その生々しい実在
魂ずんと射抜かれ
意識すっと透明に澄み
両手合 ....
光の大洋 、
無限なる海鳴り
内に漲り迸出する
命の時を不断に織り成し
織り込まれる音聴きながら
私は生きる 、
この一度切り二度切り、否 無限切りの
変容し続ける魂を 永久なる ....
自らの肉の此の大地の
破局の日に
生き残っていく意志を
新たな芽を出すものを
あの人もこの人も還っていった
宇宙のベッドに
今頃薔薇を敷き詰め待って居る
復活の日に
生 ....
しずかさかさこそ
かさこそひっそり
小さきもの飛び跳ね
此の世に贈与された
じぶん確と受け取り
情熱と意志を込め
小さきもの解き放ち
かさこそそこここ
しずかさかさこそ
滲み ....
こんもりした
緑の丘に昇り
空の青み仰いで
透明になりゆく世界を
透明になりながら眺めて
明るむ意識の輝きの光と
一緒に揺れている緑の
深みに沈み込みながら
こんもりした緑の丘 ....
孤独の凍結した声 、
聳え立つ 絶えず
峰連なり移動する
蒼白い氷河の俎上にて
峻立する唯物の壁雪崩れ落とし
眼がかつかつと色求めているから
ガラス窓の向こうに ....
森の樹木の根元に
下草の密生し
濃い陰影を纏い広がり浮かぶ
この孤独な初夏の午後に
意識は冴え冴えと
緑の樹間を縫って
走っていく
けれど 、
光、光の柱立つ
蒼穹の ....
病室の午睡時、
誰も居なくなる
ただ人の気配だけ
影絵の如く残り
自分が此処に居ることが
怖いくらいはっきりと浮き立つ
*
病院の午睡時は誰も居なくなる
ただ人の気 ....
おっきなおっかない灰色の
雲のもくもく流れゆく
あれは私だよ自分だよ
そう言う君の声
僕の声
なんだ
そう気付く瞬間裂開し
あゝ僕も君もこの世界の
おっきなおっかないうねり
....
ひとりぐらし ひと 、
天国ㇵここ
あそこではなく
ひと、抜けて突破し
独りに徹し初めて此処ガ天国
ヒロセマコトさんのひだかたけしさんおすすめリスト
(121)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩想、詩書き人*という私の基本的態度
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-7-28
やはらかな呪いのうた
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-7-27
Starless
-
ひだかた ...
自由詩
5
24-7-26
五行歌、月なるもの
-
ひだかた ...
自由詩
5
24-7-22
墓参
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-7-21
この夏の朝に
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-7-20
すきとほる(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-7-19
降り止まない雨のうた
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-7-18
五行歌、それぞれにそれぞれの歌・亡き高橋巌師の魂に捧ぐ
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-7-17
*死者の言葉
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-7-17
覚醒夢と無限
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-7-16
五行歌、回想・亡き義母へ
-
ひだかた ...
自由詩
2
24-7-13
五行歌、この夜陰_雨の涼やかに
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-7-12
陽の光を朝に浴び_、
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-7-9
夏の庭
-
ひだかた ...
自由詩
5
24-7-7
続・緑の間借り人
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-7-5
緑の間借り人(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-7-4
Wall_Of_Eyes
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-7-2
ーゼロ地点より
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-6-25
なんてこの熱帯夜
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-6-24
月光一瞬
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-6-21
人・生
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-6-19
復活の日に
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-6-15
STATION_TO_STATION
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-6-14
透明Passenger
-
ひだかた ...
自由詩
3*
24-6-13
五行歌、魂の息吹き(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
3
24-6-11
初夏、祝福の瞬間に
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-6-8
病院の午睡時(改訂)ー自らの過去を想起しながら
-
ひだかた ...
自由詩
5*
24-6-7
六月日曜の雨降り(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-6-2
五行歌、ひとりぐらし
-
ひだかた ...
自由詩
5
24-5-30
1
2
3
4
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