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自称という字は
自傷という字に似てるわ
自称詩人は
自分を深く傷付けていることに
気付かない
悲しく哀れなお馬鹿さんなのね

そんなあなたが
全てを知ったとき
黙ってピストル差し出す ....
帰宅途中の
夕雲の群れに
滴るように
求めながら
どこにも空きは
現れない
千切れそうな
心持のなかで
言葉だって
ひとつもない
人は人、
自分は自分。
いろいろな意味でその人へ
感謝をするが情けは人の為ならず。
認めれば楽になる
にゅうどうぐも、
せいいっぱいの、
わかさ、
おおきく、
りょううでをひろげて、
しろいけむりのように崩れながらも、
なお、
秋にぶりかえした、
みずいろの夏空を占拠する、
牧草地の ....
いなくなった人へは
何も書けないから

妻へ

前略

草々

としたため
渡した手紙は
洗濯されて
入道雲の下に干してあった
立ち上がる
背伸びをした
その、もっと上に ....
 どす黒く
 ゆり返しながら
 波よ
 おまえの大きな いざない

 貞操のない女の
 ほんのちょっぴりした悔いの
 ほろ苦さ
 海は いつでも生暖かい

 妙にがっちりして
  ....
生ぬるい水滴が顔に当たる
スコールのせいでグロテスクに地面が陥没する

逃げるように
雨を避けて

ヤモリがへばりついてる
軒下のアクアリウム

傘を忘れたから
家に帰れない

 ....
  野の花の 優しさが
   あなた

 一ふりかえり見る
 広漠とした 高原の葉ずれの音に
 それは
 しみこみ 又はねかえり
 幻影の様だった 稚い愛

 北方に 連なる山はだが ....
指先を太陽に翳して
陽の光の中を着物の着崩れを直しながら歩く

隣町まで足を棒にして歩いてみたら
少しはこの気持ちが楽になるだろうか
茶色い茅葺き屋根の家を過ぎて
長屋を横目に見て
空き ....
ルルカ newさんの自由詩おすすめリスト(189)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
天国に行った自称詩人- 花形新次自由詩123-9-4
夕雲- はるな自由詩1123-9-4
※五行歌「人は人、自分は自分。」- こしごえ自由詩2*23-9-4
にゅうどうぐも- 本田憲嵩自由詩11*23-9-3
入道雲- wc自由詩16*23-8-30
波止場- リリー自由詩2*23-8-27
突然のスコール- 久遠恭子自由詩323-8-27
星のない夜- リリー自由詩8*23-8-24
名もなき花- 久遠恭子自由詩13*23-8-21

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