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あなたは静かに家をつくりはじめる
静かに 何年もかけて

あまりにも美しくそれは成されたので
家ではなく 森や 額縁や ひとかたまりの風に見えた

静かに何年も何年も
何年も何年 ....
やったーっ!
ありがたい
さて
銀河の岸で
小鬼へ手をふる私
 きみにあげた 乾いた骨は
 ある深さの空で生まれ
 漂っていたのだと思う 低い声で 細い管で
 貪る世界から すこし離れていたかった
 喉の重みからぬき出した小骨

 きみにあげられない ....
認め合えない事を砕けたと思ってる時点でそこは暗いのだね。示す理解は認識しているという事であって、生み出すのを委ねられているんだよ。見守ってるから?手探りでしか熱感は辿れない。だからその熱を宿さなければ .... やあ、おはよう
おはよう
また、行くね

僕は
ルール違反を
しなくちゃならない

仮説を
立てた

僕は弱くて

弱い
人間だと
いいと思った

仮説を

腕に ....
気がついたら雨はやんでいた
部屋は静まっているのだと
知る 僕は
僕の静寂の存在を感じ取らされた
さっきまでしていた 音を 僕は
その 降っていない 雨に
思い出していることで
漆黒の三角、
漆黒の円に接近し
触れようとする

瞬間、

無限に 未来へと伸び過去から還って来る
こと夢見がちに覚醒しながら想い

漆黒の三角、

漆黒の円
その、
余りの ....
 !と?喧嘩して=で振り返れば諦めもつくの

洗濯機の下から水があふれ出してきて
ホースが切れたのかと思えば流し口に糸屑がたまっていただけ
わたしが馬鹿だから気づくのも遅かったんだ。

 ....
秋の風は寄せては返す波
蝉は近くてどこか遠い
空洞に宿った声もまたよそよそしい
蝶のかたはね、
蜘蛛のひとあし、
うすい影をまとって
手のひらにのせれば
軽くて重い
この夏を生き延びた ....
生まれてから死ぬまでしんがりの人生を
自分1人で噛みしめて酒の肴にもう一杯
硝子の金魚の
ペーパーウェイト
福島のお城で求めた。
福島のMお兄ちゃんたちは
元気にしているとのこと





※ーーーーーーーー
震災後うちの家族で福島に行きました。
そし ....
○「多様性の時代」

昭和の時代は
答えはいつもひとつだったが
今は
答えがいくつもある時代
これからは
なんでも正しい答えになっていくのかな

○「IT化と年寄り」

世の中の ....
これで最後
かもしれない
けれど
これでいいと思える
今だから
植物の中で夜が育つ
水の名前を呼べば
脈打つ石造りの平原
素の風が間もなく
インク瓶の縁に沿って
眠りにつく
木造の旧家屋その皮膚に
愛していた人
鉢植えだけが増えて
遺伝だ ....
ダダ

チキン

コンソメスープ
藤棚をみて終わりにしたい

そう思いながら隣の庭が消えてしまう

積み置かれた状況 不要物 

必要なものだけを鞄に詰め込んで

きみは何処へ行くというのか

即興で書いている ....
雨が用意されている
雨は、いつも用意されていた
夏の終わりに
情けなく溶けだした
アスファルトの上に
生き延びた午後の渇きに
焼き場の長い煙突に
ひとすじの
細く白い煙に
(鉄の塊
 ....
{引用=

眠る街 .

何時でもそこに在る  .

夜明けの灯り
はすぐそばに               .. …
港に漂着する
まで .


 ____ _ _  ....
巨大緻密な力動の圧倒、
この意識の深み抉り蠢く

水の谷間に沈み浮かび、

隠された象徴の意図PLAN担いて。
明るむ明るむ意識の視界に
黒く野太い対角線の衝撃、
赤々輝く太陽の残響、

走る閃光の時空切り裂き

粉々に粉砕された私の独り立つ。
僕たちの知らないところで
今は何かが起きている
地球的な規模で
歴史的な規模で
今何かが起きている
地上で
地中で
海で
空で
そして人間の中で
今何かが起きている
人間の知 ....
○「センサーをやられると」
年を取れば
暑さ寒さが
わからなくなる
喉が渇いたどうかも
わからなくなる
漏れているかどうかも
わからなくなる
危険かどうかも
わからなくなる
だから ....
 余った腕は力を脱いて 指をかるく握る
 人さし指だけすこし立てて
 みぎ足 引いてひだりはそのまま
 そう ずらした軸を忘れないで
 鏡 ここに置いておくから

 そこで足を組むならもっ ....
大谷が怪我をした
大谷はピッチャーでバッターで
それ以外の時代だった
呑気なフライトの途中にも
大谷は古典のように鉾盾
野球のようにベースボールしていた
横浜ベイブルース
そんなときにも ....
花々よ花々よ、咲き乱れお前たち
紫に白にいよいよ群れなし沸き起こる
それら命の躍動広がる貪欲な光の放熱

わたしには未だ未だわからない、

咲き乱れるお前達という象徴

そのひそやか秘 ....
さざめきざわめくのは風の太陽
「今日もお暑い一日で」
風の太陽、さざめきざわめく光の海原

生まれる熱風、光の海原を今日に吹き広げ

 
あめ
ひと
設計図の無い
みずすましの痕
フロウ
触れて
薄い指先に
不在が
あるから
テレビジョン・
セットの
お笑い
本当はみんな
はぐれて
いきたい
末広通 ....
 やけどした瞬間は
 熱を感じるいとまもないというが
 その瞬間が延々とつづくものが
 子どもなのだとしたら

 大人になるのは
 残された痛みに苦しむ日々を云うのだろうか
 痛みにつぐ ....
人里離れた木の家で
タイプライターで小説を書いていたい

静かに、小さく、ひとりで



忘れられたピンボール・マシン
白黒写真にだけ残ってる
白骨化した遺体みたいに

静か、 ....
帰路は
新月にしずむやみのはし
こと座に一服

リリ、

(きこえた?
(ああ、きこえたよ
(鳴いてるのかな
(鳴いてるのかもしれないね

夏を野辺送りし秋がやってくる

猫 ....
ルルカ newさんの自由詩おすすめリスト(189)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- はるな自由詩1723-9-8
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令和5年9月7日(木)- みじんこ自由詩2*23-9-7
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眠る街- ryinx自由詩14*23-9-6
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THRAK8- ひだかた ...自由詩5*23-9-6
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クロッキー- soft_machine自由詩9*23-9-6
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小さき草花の花群れに- ひだかた ...自由詩623-9-5
残暑- ひだかた ...自由詩623-9-5
フロウ- たもつ自由詩723-9-5
アビス- soft_machine自由詩7*23-9-5
- 由比良 ...自由詩7+*23-9-5
帰り道- wc自由詩13*23-9-4

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