深い切り傷がなおると
もりあがるのはなぜだ

折れた骨がつながると
ふとくなるのはなぜだ

へこんだままではない
補強されるのはなぜだ

同じ失敗に備えている
こころだってきっとね ....
ホロホロと
春の花が散って
守られるための約束を
してくれたひとだけがまだ来ません

折り紙のような階段が
雲の中までつづく白昼夢
勇気を振り絞って昇るから
総てを忘れがちにな ....
燃えている間は
両腕で抱けたのに
君の冷静な心が
僕を灰の中で迷わせた

すり抜けていく身体に
愛おしさをぶつけたりして

一方的な想いだけじゃ
曲がり角で出会うような
恋は出来な ....
春は淡い
命がそこかしこに生まれては散る
風はそよぐ
樹々の葉がさざ波になる
風と水は似ている
そうかな
そうだよ
どちらも掴もうとしても掴みきれない
手のひらを開いたとたん
そこは ....
着信音が響いた
真夜中に一度だけ
非通知と表示された
ほんの一瞬の出来事だった
誰だったのか少し気になる
気持ち悪いとも少しは思う
なにが目的だったのだろうか
またかかってくるだろうか
 ....
占い師はうらないをするのに
なんでお金を請求してくるのだろう
うらないなのに
今日はお寒いようで
霧雨も降っているようで

こんな日は
寂寥と懐かしさがない交ぜになった
深い哀しみの感情にとらわれます

立ち現れては踊り
躍り続け
何処からか、何処かへ
未完 ....
やるせない
この気持ちをどう処理したらいいのだろうか
むなしい
自分の気持ちを処理したいと思っている
そんな自分が哀しい
だからと言ってどうすることもできない
やるせない気持ちが募る
空 ....
ぬくもり、棄てて、傷つき
消えゆく、生活に、怯える

唇、かみしめて、涙、こらえる、
過去、忘れようとする
無かったものにしたい、想い


愛が、その時、立ち止まってく ....
あたま撫で
られて頰そめ微笑むわ
あたしの心をみないで眼をみて


あたたかい
愛がそろそろ終わりそう
お願い冬には切り出さないでね



ふもとには
雪解け水が走 ....
朝に生まれる人があれば
夕には亡くなる人あり
東に宝くじに当たる人あれば
西に事故に遭う人あり
北に成功する人あれば
南に失敗する人あり
春夏秋冬
十年一日のごとく
時は流れていく
 ....
ウェンディ
お前がお前の目で
見たものだけを
信じれば良いほど
お前の目が信じられる訳がない

それは
今のお前の立場で分かる

だからウェンディ
お前の見たものだけを
信じるな ....
いつも正しい姿を求めた
あなたに相応しくあるように

鏡の前に立つ時
映して欲しいのは
どんな顔だろう

銀色の中に
置いた寂しさが
濡れたみたいで冷たい

あなたと出会って
 ....
○「より良く生きる」
全力で考える
全力で行動する
全力で反省する
人生はこの繰り返しだ

○「不安」
全力で立ち向かっているときには
不安は消える

○「悩み」
悩みはピンから ....
酒は金土しか飲まなくなった
煙草を吸う本数も減りつつある
ジャンクフードは少し胃もたれするからたまにしか食べない
どうでもいい男とは面倒臭くなって連絡を絶った
早く起きて外を1時間歩くこと ....
不確かな
それはとても不確かな
不安とでも呼ぶのだろうか
心の中はきっとグレー
くぐもった気持ち
なんともスッキリしない
中途半端なグレー
これが身体の中で拡がっていく
涙が流れる気配 ....
暗い地平から
せりあがって来る
あなたのたましいを吹き抜ける風

夜風には匂いがある
夜風には匂いがある

それは静かな心の諦め
誰かを愛した心の残り火
最愛の人には届かなかった
 ....
不器量な手だから
なぞれない象徴があった
見届けられない背中だから
言葉に出来ない痣があった

哀しみは木偶人形の口笛
哀しくて哀しくて歌が漏れる
そうやって辿り着いた音階は
成層圏で ....
結局静寂がなかったのが原因なのだろう。私の試作は粗々しく、静寂を知らなかった。一点の波紋を観察することで分かる事もあっただろうに。歪んだ景色が映っていたのだろう。そこには書きたい衝動や、書かなければと .... ワイシャツの前ボタンに指を掛ける

ワイシャツって、Yシャツ、じゃなくて
ホワイトシャツの略なんだって、知ってる?

とか聴きながら、ちょうど耳元に
息を吐きだす関係を維持したままで
 ....
にんじんを刻みながら
風のみつ編みをおもう
それは水面をふるわせ
はげしく雨を叩き合せる
老女につかまれる
ほそくて
ながい
時のすがたを知れる

おしゃべりなちえの輪
ま綿の花束 ....
○「年度始めの苦悩」
真面目に考える人は
大変だあ!

☆「荷」
時として自分の能力以上の
荷を背負わされる時がある
荷が重すぎると
頂上に立てない

○「ありのまま」
弱さも欠 ....
「私まだ褒められてない」悔し笑いソーダ色の朝世界間に合わず

冷凍庫 プリンは普通そこじゃない私が生まれたきいろい凍土

少女余生一人で処女路踏みしめてひきずってゆく白いドレスを

日本語 ....
 
 十二月から三月いっぱいは無人駅の除雪作業員として、ごく早朝の勤務があり、あまり深い睡眠を得ることができなかったが、四月に入りそれがなくなり、割とよく眠れているのではないかと思う。
 家業、山 ....
時々川に出かけたりもする。休日は、することは何もない街だった。護岸ブロックに腰掛けて、遠くを見ていた。そして、向こう岸は、埼玉だった。そこにあまり良い思い出は何も浮かぶことはなかったが、そばにあった自 .... 声が、
汚くて、
歌うことを諦めたのに、
こどものころに。

今になって、
歌、歌いたく、なってしまうなんて。


水面に、
やすっぽい宝石が浮いている、
ので、
やす ....
青空に吸い込まれたいという希(のぞみ)さえ
ただの嘘さと言い放ちたい

僕はひとりで生きてるみたいに

そんなひとりが
いいと思ってた
すぐに汚れていた日々。


新しい道 ....
快晴の世界 正解急かす風


あるかいなかの歩かない田舎道


プラシーボ効果でプラス素晴らしい


結果的にはドアノブが光ってる


ひとりごと色とりどりにひとりきり

 ....
四月八日 土曜
天氣 雨後晴
起床 六時二〇分
就床 十時三〇分

お兄さんは雨が降つたので電車で行かれました
お二階から見てゐると新入生の方が嬉しさうに父兄の方に連れられてお通りに ....
今は昔とは趣を異なるものとしたものとは。たとえば祭りは、同じ祭であっても、下宿先の街では大人になってしまってからでは参加できないイベントである。僕は遠くから、その、音を聴いていただけだった夜。僕はその ....
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