道端の石ころ一つ拾うにも飽和した農地
横から支える紺碧の空
いつか春の残り香、この光は眩しくて
愛してる
一緒にいて
魂を投げ出して
壮大な歴史絵巻はボロボロの無風帯
かけがえのない、絆 ....
目を、
合わせなかったのは、
嫌いって言われるのが
怖かったからではない、

ただ、あなたの瞳をみるのが
恥ずかしく………


時は流れ、
想い出は、
その優しさに連れ去 ....
忘却の彼方へ
なんてそんな言葉を言ってみたかった
それだけのことだ
そんなところへ行ってみたいとも思う
どこにあるのかなんてまったく想像がつかない
なにもかも忘れてしまう
そんなことだろう ....
右の頬を打たれたから
左の頬を差し出したら
あの悲しい大統領は
病気だったと謝って
誤りだったと謝って
涙を流してくれるのだろうか?

どこまで許してあげれば
あの人の心の深い ....
昨夜、眠ることができずに昔のことを思い出していた。毎年家族で、盆休みになると、僕は帰省をしていた。僕は、あの、最初の記憶は、小学二年の時だったと思う。最初はいた、そして、兄や母がやがて来なくなり、父と .... ただれて行き倒れてる君の傍らに
僕は突っ立って尋ねる
なんじから、どこでだっけ?
しらねえよ
それって、だれのまね?
これで通算……
君は待ってる
それがくるのを
僕は退屈
なんでま ....
許せないのは
あなたが忘れたことではなくて
あなたが忘れてしまったことを許すことができない自分自身だ
忘れてしまうくらいのことはよくある
すべてのことを覚えているなんて不可能だ
ど忘れしてし ....
心がみえない
鏡の中にも
どこにもみえない
心がみえない
じぶんの心が
どこにもみえない
心を知りたいのか
心を知ってほしいのか
心を知ってほしくもないのか
かすかにでも ....
あまりにも花粉が綺麗で泣いてしまう


誤解とか蚊とか都会を溶かした目


{ルビ半月=はんつき}は{ルビ半月=はんげつ}よりも月っぽい
一日を
無事に私は
終えられた
今日も ありがとうさま
と目をつむり手を合わす



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
ラゴスとクールラントの同盟がなった日、
祭祀クーラスは王宮のテラスで微笑していた。
「これでクールラントはわたしのものになる。
 名実ともに{ルビ祭祀=ドルイド}が統治することになるのだ。

 ....
願えば妖精がわいて
私の願いを叶えると
思い込める程度に
私の生活は妖精だった

あの人の世界は散文で
音が悪くなった革靴を鳴らして
歩いてくると
その現実性に絶望した

あなたは ....
皮ジャン男のやっすいダンディズムを横目に
紙ナプキンのミサイルを作る朝
ディスプレイの中では砲撃音がさざめき渡り
手足をバタつかせた蟹たちが逃げ惑う
川底に赤い砂煙が巻き上がると
ファーウェ ....
気っ風のいい姉御肌のイルカは
年の離れた姉さんのようだった

今は
本当だとしても
いつかは
嘘になるかも知れない
想いを言葉に替えて
愛を口にするわ

だから愛は
体で確かめた ....
僕は昔、営業マンをやっていた。今は、よく出かけていた海を思い出す。どこかに行った帰り道に走った、コンビニの脇から海辺へ続いていた道を思い出す。砂に埋れかけている防風林を横目にして、浅くアクセルを踏んで .... ちりちりと
夜風が弾ける
肌の面
肉から解離し
タマシイの
涼やか響く
原音が
辺りに木霊し
光っている

脳髄はとろり
蕩けるよう
夜風にうっとり
流れ出す
彼方此方を巡 ....
だれかのためにすることが
自分のためにならない
そんなかなしいことはない
自分のためにする
それがだれかのために
なってくれたらうれしくて
歩いてるだけでいつまでも新しくある

そんな ....
古いものには
必ず歴史がある
古い服
古い車
古い家┅┅
必ず時間をかけた歴史がある
古いから
価値がなくなるわけではない
「鋭敏な人は
死ぬか、気が違うか、それでなければ宗教に入るか、この3つのものしかない」
と漱石先生はおっしゃています
(「行人より」)
満開の桜を見ると
僕は毎年不安が目を覚ます
進級不安、進学不安、就職不安、転勤不安、昇任不安┅┅
眠っていたさまざまな不安が目を覚ます
花が落ちて緑の葉っぱが生いしげる頃になると
不安もまた ....
room

おばけのいない部屋で
ただ古くなっていく手紙
埃が不在をあらわしてはいるが
ひょっとしたらそれは
私から君が
朽ちて無くなるまでのオールド・スリープ


letter
 ....
軽やかに
憂鬱に
雨降りのなかを
舞いながら
虐殺の街へ
至る
情報は不断に
操作され
犠牲者の数だけ
浮遊する
この世界という
荒涼とした廃墟
戦禍は絶え間なく
欲望は欲望 ....
鬱なのに
ユーウツと書けず
生真面目に
我にせめいる
美男美女
フェイト・イズ・カインド
説得力をもった誰かのこえが朗々とうたう
運命はやさし
運命はきっときみにやさしい
運命はきっときみを満たす
そこまで言われたら願わずにおれない
願ってもいいのだと ....
ぼくはもうこれ以上増幅したくない
圧迫されていく
溶けた熱い液状の飴にからめとられてその形のまま
熱いまま固まる

{引用=ねじくれたろうぼくの
くろく
ごつごつとした
からだからのび ....
軽作業
大切なこと
ミスをせず
われを忘れず
入力業務
人間の醍醐味かけて
一瞬にミームがかわる
人がかわる
文字を書く唯一無二の無数の手


回転と逆回転は巡り会う


夜に存在した灯りが温かい


球面の全部逆さにして眠る
決戦場
町裏空地
チャオシュール
ねこが大好き
のらくろ嫌い
僕は昔のことを良く思い出す。駅前に、ツタヤができたばかりの頃のことだとかを。僕は良く、CDを借りに行っていたけれど、今はもう、店は駅からは離れた場所にあって、僕の行っていた同じ場所には無いようだった。 ....
rurukaさんのおすすめリスト(87)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜目の灯- あらい自由詩122-4-7
愛が、みえたから。- 秋葉竹自由詩322-4-7
忘却の彼方- 坂本瞳子自由詩1*22-4-7
なぜ悲しみばかり流れるのだろう、世界には?- 秋葉竹自由詩222-4-7
永遠の思い出とは- 番田 散文(批評 ...122-4-7
ぬかり- 凪目自由詩2*22-4-7
許せやしない- 坂本瞳子自由詩1*22-4-6
なにがあっても、なにがなくても- 秋葉竹自由詩122-4-6
目と月の先- 水宮うみ川柳4*22-4-6
※五行歌「一日を」- こしごえ自由詩2*22-4-6
ひと時の休息(一)- 朧月夜自由詩2*22-4-6
きのうのソネット- 佐々宝砂自由詩222-4-6
仰向けの蟹- 自由美学自由詩122-4-6
イルカの思い出- 板谷みき ...自由詩1*22-4-6
海と営業車- 番田 散文(批評 ...122-4-6
夜風とたましい- ひだかた ...自由詩622-4-5
予感- soft_machine自由詩122-4-5
古いもの- zenyama太 ...自由詩1*22-4-5
鈍感のすすめ- zenyama太 ...自由詩1*22-4-5
桜不安- zenyama太 ...自由詩1*22-4-5
rainy- あすくれ ...自由詩822-4-4
虐殺の街- ひだかた ...自由詩522-4-4
ユーウツな人- 足立らど ...短歌222-4-4
寝かしつけのメロディ- 万願寺自由詩122-4-4
病熱- 凪目自由詩122-4-4
出入口デイリー- 足立らど ...短歌222-4-3
ミ一ムード(31611)または、ミーム(316)/みとら- 足立らど ...短歌222-4-2
羊の可換群- 水宮うみ川柳3*22-3-30
いつもいつも- 足立らど ...短歌722-3-29
故郷の記憶- 番田 散文(批評 ...122-3-29

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