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襟足に──
一滴の雨が流れる

金沢八景駅
バス停
午前八時二十分三十二秒

見ているのは
世界中で、ひとり

それは
恐ろしいことだ
鍵がない
財布もない
めがねはどこかな
ひたいの上だ
屋根がない
伴侶とはなに
価値観ということばに空まわり

焦ってなくしてばかりだよ
知らないものは伝えようがない
感じないもの ....
二〇一九年四月一日 「?」


 烏丸御池の高木神経科医院に行って、睡眠誘導剤やら精神安定剤を処方してもらって、隣のビルの一階にある、みくら薬局で薬をもらったあと、いつもいく河原町のバルビル近く ....
またまた恥ずかしい
どんなに恥ずかしい
こんなに恥ずかしい
いちいち恥ずかしい

BBCに収容所でのレイプを告発したウィグル人女性一家(1
「東京タワーは恥ずかしい」

ずいぶん恥ずか ....
咲かないと身を縮めている彼岸花



あぜ道を歩く夢みるなんてなぁ



寂しくてひとり国道歩いた夜



あの街を忘れられない冬の朝



自由って ....
  
春の
ルミエールという
野原のアパート
海は、夢、努々にも
見えず

ひねもすの
眠り
戻れない、戻らない
全ては
野の花の中
たくさんのあなた
竜胆のあなた

 ....
{引用=衝突}
虚空をただひたすら遠く
時の道を踏み外すところまで
それとも落下
全ての存在の至るところ
深淵の 
真中の
針先で穿たれたような一点へ
そんな慣性のみの
生の旅路であ ....
何もしなくても
行くあてがなくとも
自分の歩き方で歩いて
気に入った都会の
気に入った街角に立つ

その姿が
わたしから
あなたへの手紙だ

たまには整地された屋敷跡の
縁石に腰 ....
流星の清い光のおぞましさ

てのひらで枝に積もった雪、にぎる
   
ふるさとの野の夢をみて飛び起きる

神さまにすがるあいつを妬みつつ

この街の夜にましろなゆめが降 ....
  たちどまり、
  あなたは釣りあう

  ことばのなかに敷かれた
  石畳のみちの 光とかげの
  汀にたって

  誰のものともしれない、
  ひとつきりの幸せのように
 ....
  素数をたべる男は
  きのう 遺体になった

  電球がつるつるとともり
  部屋は 笑えるまるみを孕んだ

  聖なるものは うたわれながら
  おおきな 蛇の 腹のなかだ ....
  とても直截に
  野球ボールが投げられ
  真ひるの池に落ちた


  うつくしい詞は
  もちいられないまま
  春の つめたい椅子のしたで


  土埃がひかる 公 ....
いつでしょういつでしょうと群衆をさえぎり時間がそぞろ歩いている
どこでしょうどこでしょうとひしめく透明に剥がれながら空間がそぞろ歩いている  )




いつ冬は季節ではなく故郷になったん ....
したげたい
あなたが笑顔になれるよに
したげたい
あなたがしてほしいこと
したげたい
お花にみずまき
お犬のさんぽ
したげたい
はれの日に
あめの日も

したげたい
こごえる手 ....
なにより寒いおひよりで
しんしんと雪降る街道を
ひとり揺れて参ります



なんのためにか日々彩り
なんのためにか日々頑張り
なんのためにか日々生きる
がんぜない幼子のように
途方 ....
何も言わずに 何色にも染められず
真っ白でいて はっきりと
見えているのに ふと姿を現して
そして すぐ消える
どうして 何故 存在の意味も告げずに

いつからなのか 降り続いていく雪は
 ....
貴方は私と一緒に暮らそうと
二人アパート探すはずだった
勤め先はお互い離れているから
地下鉄の側が良いねと笑う

家賃はせいぜい三万位で
台所と風呂はやっぱり欲しいねと
部屋が決まった後 ....
心が塞がれた
そんな風に感じたあの日は
もう遠い昔
だけれどとても寂しかった
孤独というのはこうゆうことかと
味わった
温もりを感じることができず
誰をも信じることを忘れ
笑顔をなくし ....
ハンドルネームで
くっそつまらない
鳥肌もんの自称詩を
他人に見せて喜んでいる
自称詩人は
覆面して素っ裸で
女子中学生を追いかけ回している
超ど級の変態と同じだからな!
忘れんな、ボ ....
誰も知らない
まだ誰も知らない
知られていない

あなたとの付き合いは
半年前から密かに始まった

自然の流れに沿って
気がついた時には
付き合いが始まったいた

秘密という言葉 ....
トランプゲーム─


積み重ねたトランプに  積み重なる三角
忽然と消えたのは
レームダック


ハッピーエンドしかゲームには存在しない 救いのないゲームも始められることがすでにハッピ ....
白く切り取られた窓枠を
鋭角の冷たさで打ちつける
無数の横顔が
冬の静脈に溶け込んでゆく

*

血の色をした道標を
ひとつ、ひとつ
指で辿りながら
埋葬した言葉を
ひとつ、ひと ....
暗鬱としたコード進行が
延々ループしながら続く
僕らは没頭しながら従う
次々開ける光景は白昼夢
明るんだり暗んだり
いずれもそこは極北の地
いずれもそこは極楽浄土
君は泳ぎだし
僕を導 ....
海の鉱石は
どこにあるのだろう
潮水
浜辺の砂の中
海底の岩窟
松毬魚の眼球?
独りぼっちのエメラルドグリーン
ずっと見惚れていたいけど
視線は波にさらわれて
浮島の両脚のように ....
無職か引きこもりか
頭イカれた病人の
くっそつまらない
自称詩なんか読んでる暇があったら
youtubeを見よう!

俺最近よく見てるのは
牛の削蹄の動画ね
これがね嵌まると止まんない ....
何もかも
思い出には
したくない
私の今があるのは
あなたのおかげ




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
待っていたのは太陽光線を浴び始めた雪の結晶だった
億千の結晶の乱反射が
きら きら、きらと
生き物のように動きながら
わたしひとりの岳人のために
おびただしくひかりは踊っていた

駆り立 ....
気怠い声を
突き刺さる声を
遥かな地平に放ち
失われた故郷からの応答を待つ

懐かしい高曇りの大気の匂いに誘われ
剥き出される異邦の孤独が
両手を広げ帰っていく場所

振り絞るように ....
関西地方では
オ"ピー"コロン株
と放送されるらしい
所謂放送禁止用語だ
しかし、例によって
政見放送だけは
何を言っても大丈夫なので
コロナ問題に関しては
泡沫候 ....
「今夜、付き合ってくれない?」

それ程 
親しい関係じゃ無かった
けれど
それが最初の切っ掛けだった

カウンターに両肘を着いて
トロンとした眼差しを向けて
グラスを傾けながら
 ....
マークアーモンドさんの自由詩おすすめリスト(677)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一瞬- 花形新次自由詩322-1-31
なくしもの- soft_machine自由詩222-1-31
詩の日めくり_二〇一九年四月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩16*22-1-31
東京タワーは恥ずかしい- 室町自由詩5*22-1-31
痛々しくてもふるさとは- 秋葉竹自由詩222-1-31
ひねもす- AB(な ...自由詩222-1-30
泥棒する青空- ただのみ ...自由詩5*22-1-30
ポケットに手を入れて- 室町自由詩2*22-1-30
明けのカラスとにらめっこ- 秋葉竹自由詩222-1-30
- 草野春心自由詩222-1-29
聖なるもの- 草野春心自由詩222-1-29
うつし絵- 草野春心自由詩222-1-29
冬の寒がり- 末下りょ ...自由詩4*22-1-29
したげたい- soft_machine自由詩122-1-29
雪の街道- ひだかた ...自由詩422-1-29
窓を開けて- 板谷みき ...自由詩2*22-1-29
アパート- 板谷みき ...自由詩1*22-1-28
存在困難- 坂本瞳子自由詩1*22-1-28
恥ずかしいものを見せて平気な自称詩人は変態だ- 花形新次自由詩522-1-28
秘密- 夏川ゆう自由詩222-1-28
3Χ0- 末下りょ ...自由詩2*22-1-28
冬の雨/夜- ちぇりこ ...自由詩1322-1-27
サウンド&ヴィジョン- ひだかた ...自由詩922-1-27
海の鉱石- 壮佑自由詩11*22-1-27
何で自称詩なんか読んでんだ?お前ら馬鹿じゃねえの?- 花形新次自由詩322-1-26
※五行歌- こしごえ自由詩3*22-1-26
稜線- 山人自由詩10*22-1-26
- ひだかた ...自由詩822-1-25
オメコロン株- 花形新次自由詩122-1-25
思い出のフラれ女- 板谷みき ...自由詩2*22-1-25

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