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あたらしい皮膚に着替えて金曜日
胸ポケットにきれはしの恋

痛いのは気のせいですよと君が言う
だけどあなたも血だらけですよ

この夢はここでおわりと書いてある
字が読めないから先へ進 ....
風の日の(長い改行)花筏
喧噪 人混み 遠くなる明日


もう二度と、(もう二度とともう二度二度ともと二度ともう)思い出さない
ひとつだけ残った恋をつまみ食い 小骨がのどに刺さって痛い 薫るほど咲く街を見下ろして今
できればあなたを失いたかった
鉢植えの
 ポインセチアに
  夢を見る
 物憂い日々に
   色褪せつつも



年の暮れ
 街に溢れる
  煌めきは
 路地裏の陰の
   迷い子に届かず



不 ....
青空に黒い蜘蛛の巣張るように樹々の梢が伸ばす指先 空に舞う麦わら帽子目で追った時のはざまで行方は知れず

海からの帰り道はいつだってしぼんでるのにからだは重い

アスファルトに立つ陽炎は死んだら負けといってるみたい

蝉たちがぴたりなきや ....
数学苦手な癖に数字で比較して 学ばないまま字を打っている


ぼくたちの消えてく音が空き部屋の光の果てで鳴り続けてた
朝ぼらけかすみし山の冬木立
鼓膜に残る響き息の跡

ときはかねときあかねさす井戸端の
夕餉の支度暮れのにおいは

山の中静かに凍る湖が
数億年の冬眠を守る

暖冬に明日、明後日と大 ....
さみしくて孤独の先の孤独へと橋をかけては渡っているよ

いつになく憂鬱な日に雨が降りさらにブルーに拍車がかかる

繰り返す日々に少しの曇りさえ見えないなんてそんなわけない

ずっとこう ....
花菖蒲綺麗に咲いた公園にシャッター音の嵐が続く

四月から主治医が変わり若い人小さな不安幾つか消えた

五月晴れ気温は初夏を飛び越える冷房六月からの病院

県民の浜は賑やか夏だけは他の季節 ....
長期間痛めすぎたね

ごめんなさい

きょうはお粥であしたもお粥で
春先の引っ越し業者忙しい賑わす施工不良問題

この町の砂浜人気ないみたい規模は小さい地元の人だけ

地元から離れた場所の砂浜でじゃれ合う犬とはしゃぐカップル

別荘のすぐ目の前に広い海忘れ ....
ゆく春を惜しみてやがて枯れぬ五弁花の普く摘まず 花薗出でて

神に父に見離され行く曠野にて罵るすだま をとうとごろし

みづからをゆくへしれずへ染め終へて暁の虹掛かりて半円

天使戴冠の昏 ....
色褪せたアリスのレンジアクセサリー
ソフトでもなく鉱石には遠く
物心 コップの水が有限のようにも無限のようにも思った。



音なしで大人しいけど画面から騒々しさは想像できる。



歩くたび無数の宇宙を踏みつぶしている気がして、靴底の黒。
 ....
悲しみの透明なあり方よりも楽しみの存在の軽さに


たちまちにうっかりうかれ浮遊するさみしさをのむホットチョコレート


そこからはおはようさまにこんにちはさよならにさよならする憎しみ ....
こじれた風をみおくってためいきのゆくえざわめきみもふたもなく


はじめてのうそつきましたうそのうそつきましたうそつきましました


泣いててもかわいいが無敵なうちにぜんぶくだ ....
迷ってて
あなたがさきに
言ったから
心がひとつ
コトリと消える
「不思議だね、みんな死んだらいいのにね」ってビルの65階の夜景




もう少し待って 60年くらい経てばさみしさが死因で死ねる






{引用=6月、梅雨 ....
ryinxさんの短歌おすすめリスト(20)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
金曜日- はるな短歌225-4-25
花筏- はるな短歌325-4-15
恋の小骨- 福岡朔短歌525-3-22
まち- はるな短歌425-1-29
12月- ヒロセマ ...短歌6*24-12-14
ブルー- 秋葉竹短歌324-9-8
サマーノート- そらの珊 ...短歌6*24-7-23
子は字を学ぶ- 水宮うみ短歌1*24-1-28
- wc短歌10*23-12-14
仲良くなってしまった- ルルカ  ...短歌8*23-11-5
公園- 夏川ゆう短歌423-10-30
#豊かさとは何なのだ- 足立らど ...短歌4*23-10-28
地元- 夏川ゆう短歌523-9-11
人力短歌ソロモン- 鷹枕可短歌323-4-27
回復力- 足立らど ...短歌323-4-5
手紙が飛んだこと。- 水宮うみ短歌6*21-1-27
悲しみの透明なあり方 - 阿ト理恵短歌12*15-11-2
風のはじまりをあなたは知っていますか?_ - 阿ト理恵短歌12*14-10-13
No.2- mizunomadoka短歌410-5-6
なつ、青、ひかり- ピッピ短歌1705-7-22

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