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窓を開けて空を見上げる
東では 点々とした軽い雲が
西では茜に染まる分厚い雲が
それぞれの空を覆っている
足元を見る
今日届いた
ポルトガルの織物が
床に広がっている
....
病んだような落日の頃
サルバドール・ダリみたいな豊かな泡立ちの中でクロイツェルとガスパールを聴く
人生と同じように儚く舞い散る秋の葉
悲しみもこれくらい美しかったらいいのに
生きて ....
星の光さえ霞む様な長い時間の中で
一瞬だけ約束を交わした
私は生きるこだま
私の吐く言葉で
街が光り
慟哭が止み
人々は色めいて
大地は舞う
生の喜び
....
嗚呼これはあの日々の事だ
あの寒かった秋の海での出来事だ
曙光がその大理石の青白い肌を照らして
それは水の音 羽音 荘厳が立ち現れる気配
一切の神々は沈黙を遠のけておらず
....
春みたいな秋に
太陽を見つけた
きらきらと
照らす光の膜が
樹々を包み
あかあかと
紅葉は空を彩っている
ゆらゆらと
風に揺れる花々は
てんてんと ....
僅かに晴れた朝に
太陽が死んでから
街では優しさが忘れられた
祈りの声は消えて
黒い虹のような桟橋から
ぼろぼろと人々が零れていく
風たちの呟きは絶えて
今 ....
津煙保存さんのおろはげめがねさんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夕
-
おろはげ ...
自由詩
3
20-11-30
晩秋
-
おろはげ ...
自由詩
2*
20-11-20
百年の約束
-
おろはげ ...
自由詩
1*
20-11-19
沈む寺
-
おろはげ ...
自由詩
2*
20-11-18
秋の詩
-
おろはげ ...
自由詩
3*
20-11-17
凍歌
-
おろはげ ...
自由詩
1*
20-11-16
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