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人生を上書きすること歩くこと

足の歩幅に鍵の鈴鳴る

秋だ秋だと言い聞かせながら歩く
入江の向こうに
黒い影が浮かんでは消える
波の音を奏でる
音符のように

埋まらないパズルのような曲線を描いて

この場所を離れないものがあることを
僕はくりかえし
思い出していた
極夜にひとり読む活字は文明のかすかな点滅 砂場に散らばるコトバを見ている時に
私は居ない
コトバは私の方をじっと見ている
私を見ながら
私の名前を砂場に並べてみせた

私は後ずさりする
後ずさりする時にも
私は居ない
コトバ ....
黙々とボールを蹴る子冬木立

小さき鉢の菫に冬のひかり憩う

水平線を折るその指先から飛び立つ折り鶴
wcさんの紅茶猫さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
歩く- 紅茶猫俳句425-9-2
空は流れる_明日の方向へ- 紅茶猫自由詩8*25-4-25
極夜の読書- 紅茶猫自由詩1*25-4-17
日曜日の午後- 紅茶猫自由詩8*25-2-18
冬の日- 紅茶猫俳句2*24-12-12

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