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散る音も転がる音も枯葉らし
寒のみを老野良猫に感じたり
木枯らしや葉っぱ転がる二歩三歩
{ルビ皸=あかぎれ}が嫌がらせする小指かな
ランナーを真似てか岸辺走る鴨
それぞれ ....
コーヒーをやめて{ルビ白湯=さゆ}にす冬の朝
小春日の電車園児に満たされて
ふくよかな大根足の{ルビ娘=こ}もいいね
その音のパリッと淋し踏み落葉
シュッとして冬のゴキブリ安楽 ....
大根断ち白き純情現はるる
鯛焼の尾までうっすら{ルビ餡子=あんこ}かな
鯛焼屋客の多さに目が泳ぐ
鴨のんき見るぼくも又のんきかな
くるりんと体丸めて鴨潜る
{ルビ灯火=と ....
発 寒雀遊び見守る鬼瓦 拓也
付 と、建てた大工 絵葉書もらう らどみ
三 絵葉書を読みつつ大工夕餉して 拓也
四 渡る世間に良き人も知る 拓也
五 ....
街角でティッシュ渡され冬の空
この冬は{ルビ暦=こよみ}通りの寒さかな
からころと下駄を鳴らして湯ざめかな
掃く人の去りて落葉がまたひとつ
野良猫も老いの歩みや落葉道
「 ....
詩の様に小花に秋の小蝶ゐて
食ふ顔も干柿に似るおばあちゃん
靴置き場{ルビ紅葉=もみぢ}もふたつ並びをり
妖精が紅葉を履いてやって来た
ぷるぷるの中に歯ごたへ橡の餅
干柿 ....
wcさんの森田拓也さんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬の童話たち
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森田拓也
俳句
15*
24-11-22
誰かの冬の物語
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森田拓也
俳句
14*
24-11-13
冬に唄えば
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森田拓也
俳句
10*
24-11-11
「渡る世間に鬼はなし〜feat.(メイク後の)泉ピン子」らど ...
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森田拓也
伝統定型各 ...
7*
24-11-11
ノンシャラン冬日記
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森田拓也
俳句
11*
24-11-9
もみじナリティ〜。
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森田拓也
俳句
14*
24-11-6
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