すべてのおすすめ
生温き句捻らむかと風の夜

私達は私達の進むべき道を
そんなこと判ってるのに
判っているのにどうして
こんなにも無為に時を過ごすのだろう
また、それを慈しむかのように
それも ....
わたしの時間はあのときから
すっかり止まってしまったんです

そして悲鳴は
とっくにわたしの絶望をふみしめて
わたしはあたまが空っぽだから
からだじゅうを毒で塗り固めているんで ....
人人人
人ばかりです
人間の社会ですから無理ないです

電車は人でいっぱい
駅のホームも人でごった返し
いい加減うんざりです

駅の階段を人が雪崩のように先を
急ぎます

雪崩に ....
愛なんて嘘だけど
でもとても綺麗な嘘なんです

また人生も嘘だけど
でもとても美しい嘘なんです

だから悩まなくていいのです
愛だって人生なんてみんな嘘なんだから

愛や人生に悩む必 ....
私だってその若さを羨ましがられた
時代がちゃんとありました

今でこそ
冴えないお爺ちゃんですが
二十歳頃は
冴えないお兄ちゃんだったんです

残念ながら
冴えないだけは共通してたん ....
一人、枯野を駆ける
つまり、
蛇の心を、知るか?

おそらくその心に
なんの悪意もなく
あすに向かう希望の光が
灯っているにしても
一人っきりでは生きられない

愛すること ....
移動できる住宅がほしい


トレーラーハウスのように

移動できる住宅を

真剣に考えるときがきている


いつ地震がきても

タイヤや基礎が

衝撃を吸収する

車の ....
雨の一滴が右手の甲に 落ちた
ズシリと 重たかった
ミシリと 胸の空洞が鳴った

私は慌てて滴を振るい落とした
軋む胸が一瞬、
張り裂けそうになって
鳥も
空ばかり飛んではいられない
羽根も疲れるから
地上に降りて休ませなくては
ならない

鳥も
いつまでも生きてばかりはいられない
生き続けていたら
羽根も
羽根に付随する本能や ....
玄関の前で斜めになってカメムシが死んでる
斜めになって題名を叫んでいる
詩は叫ぶものとは
言いたかぁないが
耳に突き刺さる
詩は突き刺さるものとは
言いたかぁないか
聞こえるものは
し ....
ぶらっと寄らないかあの店へ
忘れられないひとが待っているかもしれないから

すずなり横町とライブハウス
本多劇場と誰も歌わないあのうた

ロングバケイションとお気にいりのロケーション
計 ....
夜に
仔猫が出没しなくなって
2週間?
虫の声が聴こえはじめて
1ヶ月?
新しい時代になって
6ヶ月?
私うまれて
何十年?

秋は、紅葉
秋は、満月
秋は、いろんな欲 ....
なぜなのだろうか


わたしは今

書き急いでいる


まだ人生は

これからというのに


モーツァルトの

ト短調シンフォニーのような


走り過ぎてゆく悲しみ ....
楽園への切符をかった
でも誰も待っていないだろうとおもった

楽園への切符を売って
一冊の本を手にいれた

普遍性への手引きという
ちょっと手擦れのある素敵な本だ

ぼくたちのちいさ ....
10月になるのを

どんなに待っていただろう


レザーは

バイク乗りのためにあるなんて

とんでもない


確かに

事故って転倒しても

怪我が軽く済み


 ....
月の夜にはからすが舞う
かけたままの心には蟋蟀が鳴いている
無垢な地図帳には地番がない

条件は
いつだって
みたされないものだ

要件は大概なおざりにされ

描き続けること
想 ....
ああ、窓ガラス越し
物凄い空の青が広がって
自分が何処に居るのか
わからなくなる
地球、いや宇宙
そうだ、此処は地球という
宇宙に浮かぶ場所なんだ
まぁるく回る星なんだ

それにして ....
お供えの花を供えても、
同じことです。

強い風の日には。

同じ時間という、
事象はありません。

自分が周っていなくても、
地球は周っている。

白い塩をまきましょう。
 ....
虫の音が

その訪れをささやき


雨粒に溶け込んだ

その香りが


地上の汚れを

清めながら


焼けついたものすべてを

冷やし


夏の暑さを

 ....
あっきーの冷たいマクランも、あっちゅのしまちゃんはなちゃんもえすけ、抱き枕サイズのファミちゃん、みんないなくちゃダメだから。

あっちゅは中3になって、東京にだってひとりで電車に乗って行けるように ....
今日の月は電気みたいにピカピカ
お月様ははね 宇宙なんだ

君が言うから見上げてみる

眩しいなあ
今日の月
光が丸におさまりきれないよ

そうかぁ
ピンホールカメラなんだ
 ....
エトロのペイズリーが

好きなひとだった


なにからなにまで

ペイズリー


ぼくにも

買ってくれた


ペイズリーの

二つ折れ財布


とっても長くも ....
そらみれど どぅん
そらみれど どぅん
猫耳の人々が東屋で会議をしている
かれらは起きている時より
眠っているときのほうが会話が弾む
ニャアぢゃなく尻尾で話をしているのだ
音階の高低を描く ....
前歯を光モノに替えてやろうと思う
「ピカリ、が眩しいだろ?スズメ
奥歯の歯周ポケットから小銭が溢れだして
それを溶かせばいいだけのお誂えさ
ここだけの話しだけど 」
使えば使うほど ....
2年前に脳出血で死にぞこなって
子供の都合に出掛けるために
生き延びたのだと幸せを実感して

今このままの宝物ハウス

別名献本たっぷりゴミ屋敷

わからないから
わたしが死んじゃっ ....
夢のなかで再び出会う
記憶に眠る人々
言いたいことはわかっている
本心で語り合えなかった
一本の道は遠い
新たな物語は続く
食べきれなかった皿の上
嘆き悔いても仕方ない
哀しみ ....
日比津 開さんの自由詩おすすめリスト(56)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生温き- AB(な ...自由詩3*19-10-17
雪になりたい- 秋葉竹自由詩619-10-15
疲れたり干からびたりしてしまいました- こたきひ ...自由詩619-10-13
- HAL自由詩11*19-10-12
私だってその若さを- こたきひ ...自由詩419-10-12
真夜中、出て行くなよな、バカ- 秋葉竹自由詩1019-10-12
移動できる住宅- st自由詩119-10-12
哀しみ一滴(改訂)- ひだかた ...自由詩1019-10-11
空があるから飛ぶんでしょうか- こたきひ ...自由詩219-10-8
もっと私に詩を書かせて- 次代作吾自由詩1219-10-8
すずなり横丁の夜_に捧ぐ- 梅昆布茶自由詩1019-10-8
窓からながめる満月の夜- 秋葉竹自由詩1119-10-6
今この時にこそ- st自由詩119-10-6
楽園への手引き- 梅昆布茶自由詩1019-9-30
レザー狂の季節- st自由詩219-9-30
月夜には- 梅昆布茶自由詩14+19-9-24
地球に座る- ひだかた ...自由詩1219-9-23
彼岸でもまた台風- ナンモナ ...自由詩14*19-9-23
一番好きな季節- st自由詩319-9-16
ダメだから- 鵜飼千代 ...自由詩6*19-9-6
満月- 鵜飼千代 ...自由詩17*19-8-31
二つ折れ財布- st自由詩219-7-29
猫族の村会議- るるりら自由詩6*19-6-24
プラチナ- アラガイ ...自由詩9*19-5-27
終活- 鵜飼千代 ...自由詩6*18-7-11
審判のとき- アラガイ ...自由詩15+*16-2-12

Home 戻る 最新へ
1 2