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樹間から
覗く秋晴れの青、
ふるふる震え
金木犀の香が舞う夕べ、
時はすっかり透き通り
遠い記憶を辿りいく

)何があったか
)細かいことは忘れちまったが
)ただ喜びと懐かしさだけ
 ....
雨の一滴が右手の甲に 落ちた
ズシリと 重たかった
ミシリと 胸の空洞が鳴った

私は慌てて滴を振るい落とした
軋む胸が一瞬、
張り裂けそうになって
ああ、窓ガラス越し
物凄い空の青が広がって
自分が何処に居るのか
わからなくなる
地球、いや宇宙
そうだ、此処は地球という
宇宙に浮かぶ場所なんだ
まぁるく回る星なんだ

それにして ....
日比津 開さんのひだかたけしさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
残響- ひだかた ...自由詩13*19-10-23
哀しみ一滴(改訂)- ひだかた ...自由詩1019-10-11
地球に座る- ひだかた ...自由詩1219-9-23

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