晴天の後の雨、傘はいらない。
あおいみつる

日々の営みの裏側に潜む、恐れと、焦り、憤りと、欲望、妬み、優しさと、誠実、義務と、運命。それらの幻影また破片と記憶。
列車は無表情で人を乗せ、人は自分自身を背負い、それぞれの駅で降りてゆく。
日没に間に合うように、せかされる様に、憩うことを求め、光のもれる空を見上げ、
晴天の後の雨、傘はいらない・・・・


自由詩 晴天の後の雨、傘はいらない。 Copyright あおいみつる 2019-02-24 11:03:39
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