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その恋が私の孤独にそっと触れ、驚いた目に涙がにじんだ
今もなお、身捨つるほどの祖国はあるか、詠んだ修司の心が聴きたい
すすき野を遠くの月を眺めつつ君を誘って歩くと、鈴虫 ....
目の前を
私の中の諦めが
口笛吹いて歩いているよ
どうとでも
なれとまごころ傷つけて
すれ違う恋、なんてバカなの
ドアを開け
そちらの夜を覗いたら
まるで十字に ....
松川の
駅に到着した方の
きらめく白刃陽光を受け
変わらない
昔を思い出す癖は
スプーンを使って流し込むだけ
次の人
捜す力も気もなくて
悪人だと知るただれる月夜 ....
悪行の限りは尽きぬ欲尽きぬ仕上げに政治 屋を目指し
悪徳の専業主婦は家事しない育児もしないパチンカスかよ
魔が差したその言い訳の便利さに罪の意識が麻痺してる
悪い癖人の男が欲しくなる ....
いまさらで
死ぬの生きるの気が引ける
恋の終わりって遠くを見るよね
旗をふれ
白く正しく潔く
あすはこの手でさわれない恋
酔ってみた
ほんのり赤いほお撫でて
酔 ....
寂しげな
潤んだ瞳がポケットの
奥に見えてる、天涯孤独の
奔放な夜を過ごして目覚めたら
ふたりのベッドの
横には姿見
溶けるように
銀河の底に沈ませたい
三日月、 ....
寂しいと
口に出すのがくやしくて
ぜんぜん寂しくないふりをする
吹かれ堕ち
桜の花の無残たる
汚れた悲しみなんかが好きだし
憎みたい
人ならいっぱいいる夜に
憎むきもち ....
遠い空に憧れていたあの頃に戻れるような気がする日暮れ
春風に誘われ辿る夕暮れはいつか来た道やさしい{ルビ既視感=デジャヴ}
涙拭いてまた歩き出す夕焼けに僕は平気とうそぶいてみる
ざわ ....
蛇が好き
でも鰐も好き牙を剥き
言葉をかじる不気味な青さが
飛び上がる
急にお尻を抓られて
同性ですけどセクハラだからね
記念日に
安いイミテーションをして
買う気 ....
バシャバシャと
ベッドの海で泳ぐという
夢を描いた、哀しい絵の具で
遠くから
雨の匂いがする冬は
雪が降るより、心は寒い日
流星に
安い願いのメールして
刹那みっつの祈りを ....
あふれ出る
光の速さで楽園を
堕ちて、あなたの、胸に飛び込む
じぶんさえ
反射させてた大嘘に
痛々しくて涙をこらえた
どれでもいい
拙い愛でも泣き笑いでも
....
口紅に
熱いくちづけくれたって
抱かれるたびに醒めていく月
神戸には
つらい雨だけ降らないで
心くるくる狂っていきそう
口にして
ほんとの想いを送るけど
あ ....
夢を見るあなたもわたしも歩く人 色彩のない花畑をゆく
思い出は消えていくからまたいつかふたりっきりで花を見ようよ
夕闇にテイルランプをみつめては逃げ出すことだけ考えていた
居場所などどこにもないとひとりきりみんなと違う空を見ていた
さよならと書き殴ったページには余白だけがやけに多くて
目の前に別 ....
la_feminite_nue(死に巫女)さんの短歌おすすめリスト
(14)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
『叫び』
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秋葉竹
短歌
4
19-10-13
恋の真理の扉
-
秋葉竹
短歌
6
19-10-8
ただれる月夜
-
秋葉竹
短歌
4
19-9-23
悪行
-
こたきひ ...
短歌
2
19-9-14
恋する旗《改》
-
秋葉竹
短歌
5
19-8-23
殺して、夕立ち
-
秋葉竹
短歌
5
19-8-17
「寂しい」は、無視するに限るね
-
秋葉竹
短歌
5
19-7-10
黄昏遊戯Ⅴ
-
未有花
短歌
6*
19-3-30
藍の空
-
秋葉竹
短歌
6
19-2-19
冬を越す
-
秋葉竹
短歌
5
18-12-16
爛れた涙
-
秋葉竹
短歌
5
18-12-14
キラリ。光る涙
-
秋葉竹
短歌
4
18-12-6
花
-
水宮うみ
短歌
3*
18-10-26
ここではないどこかへ
-
未有花
短歌
9*
17-12-2