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どうやら
うつ状態らしい
見かねて
モスバーガーを奢ってあげた
これが
今のぼくにできる
精一杯だ
オニオンリングは
案の定
バラバラになり
だけど
食べてる間
ずっと
ポロ ....
硝子で以て光はウインクを、
睡魔の指が詩をしめ出すうすぼらけ。
人は、
ゆえなく等価交換の温泉に浸かる猿である。
雪渓に紅白のクレーン車かぶさる
遠近 ....
最悪の悪徳。それを寿げ。すました顔で平然と血で汚れた手を差出すのだ。供物のように身を横たえよ、恐ろしい龍や番犬の牙に偉大にも身を捧げるため。そのようにして、いくつもの滅んだ帝國は歴史の溝に清らかにも棄 ....
示唆でないものはない
つかれた
しばらく真っ白な部屋にいる
よろしく
回春。
たゆみない息吹に、おそれの、手のひらを翳せば、ひくひくと、なみうつ水晶の静脈。つづいて、間もなく、青が、光の葬送を連れてやってくる。はいだして来たばかりの、空の、欠片を綴りあわせ、ふたたび、まっさらの ....
台所で支度をしていたら
アルファベットたちが
まな板の端っこを
ふらふらと歩いてきた
みんな
疲れきっているように見える
あ
誰かが落っこちた
また
落ちた
あ
あ
次から次へ ....
そう、
おっきいとおっかない
だからさりげない水草のひとつまみ
このボートもあんまり
湖の真ん中へは遣らないでおく。
麦わら帽子を制える君を
想像で支えられはすまいが。
そう、
こ ....
{引用=失語です
たんぽぽ珈琲みたいな時間です
シロツメクサと{ルビ勾玉=まがたま}です
万雷の拍手とおく
幕開けしないオペラのひとくさりなのですから
枝振りのかたい{ルビ椚=くぬぎ}は ....
ああつらいと叫ぶ。そうすると、どうした!と駆けつける。一回や二回なら駆けつける。それがずうっとつづくとする。その場合、駆けつけないこともある。叫んだ人間はその事で相手をなじるかも知れない。そしてなじら ....
鏡は水製がいい
こどものあしおとで
目を覚まし
こまやかにブレては
すっかり世界を
ちがった風にもできるだろう
海はポジティブでいい
波のフーガに
くじらの歌に
鮫の鰭やら珊 ....
重力
塵埃へのやさしさ
文節の捻挫
ベルヌーイの包帯
飛躍とは
極性
S極でもN極でも
痛点
必要の居候
風景は無芯だと
水彩の目
風下は風上でもあり
....
自分は、昔からサイエンス・フィクションを愛してやまない人間であった。昨日、ある詩人の方が投稿された詩を読んでいて、忘れかけていたそんな思いが胸のうちに甦ってきた。
自分はかつて夢を見ていた。SF ....
{引用=けれども
私には私がいません
不透明な秋のなかで
落とし物のように透過されたから
風は銀河を
みだりにはせず
根の調べに
いそいそと弾むばかりで
川魚のことや
難読地 ....
20代後半の頃、ボランティアをしていた事があった。
それは人生で唯一、サンタクロースの恰好をしてジングルベルを歌うのを自分に許せた季節であり、一銭にもならない仕事の代わりに、食べきれない量のお菓 ....
ナンモナイデスさんの道草次郎さんおすすめリスト
(14)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
窓越しの桜
-
道草次郎
自由詩
13*
21-3-29
地獄の遠近街
-
道草次郎
自由詩
3*
21-3-18
叛逆
-
道草次郎
自由詩
5*
21-3-16
哀愁
-
道草次郎
自由詩
3*
21-3-12
春のハレーション
-
道草次郎
自由詩
5*
21-3-10
アルファベット奇譚
-
道草次郎
自由詩
5*
21-3-9
筋の光を、見ろ。
-
道草次郎
自由詩
4*
21-2-14
よみがえり来たるもの
-
道草次郎
自由詩
3*
21-2-4
善行についての疑問
-
道草次郎
散文(批評 ...
4
21-1-30
創世
-
道草次郎
自由詩
6*
21-1-17
塵のデッサン
-
道草次郎
自由詩
2
20-11-28
苔生した遺跡群の中の「SF(サイエンス・フィクション)」
-
道草次郎
散文(批評 ...
5*
20-11-11
愁思と不在
-
道草次郎
自由詩
9*
20-11-3
ワタナベさん
-
道草次郎
散文(批評 ...
2*
20-7-22
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