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 「旅」にはたった一つしかない。
   自分自身の中へ行くこと。

         ── ライナー・マリア・リルケ





宇宙人地球で蟬になってます 👽

手のひらの生命線 ....
 {ルビ花=はな}の{ルビ輪郭=りんかく}は
  {ルビ鋼鉄=こうてつ}のようでなければならぬ 
                                         
       ....
 気が利くような言葉はいらない
  素晴らしい特別もいらない

       ── Aimer





咲くいのち散るいのちあり揚花火

しじみ蝶花へ花へと色移り

石塀に ....
 それは神様でも
  たぶん知らなかった

       ── hound dog





何か言ひ残すかのやう春の雪

やがて散る花もたしかな今を咲く

鶯や健やかに ....
寒晴れに鰤ほろ酔ふ藻陸蓮根 散る音も転がる音も枯葉らし

寒のみを老野良猫に感じたり

木枯らしや葉っぱ転がる二歩三歩

{ルビ皸=あかぎれ}が嫌がらせする小指かな

ランナーを真似てか岸辺走る鴨

それぞれ ....
コーヒーをやめて{ルビ白湯=さゆ}にす冬の朝

小春日の電車園児に満たされて

ふくよかな大根足の{ルビ娘=こ}もいいね

その音のパリッと淋し踏み落葉

シュッとして冬のゴキブリ安楽 ....
この秋の思ひ出かぞへ指を折る

「さようなら」秋の蝶への一行詩

ランドセル並び小さな秋の恋

冬近しあの野良猫も見なくなり

秋寒しゆで卵の火弱くして

秋蝶のふと見失ふ行方かな ....
ごみ箱にポンと紙くづ冬隣

秋蝶の影消え風の軽くなる

つぶやけば淋し野菊といふ語感

うつむけば青空の色{ルビ牽牛花=けんぎうくわ}

それぞれに名の美しく秋の草

団栗のひと粒 ....
何時か底まで酌み交わそう
夏井椋也さんの俳句おすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
永遠たち- 森田拓也俳句9*25-7-15
ぼくのおっぱいは好き?〜二匹目のどじょうはいるか?- 森田拓也俳句15*25-7-9
白紙に散る夏- 森田拓也俳句8*25-6-4
嘘つきごっこ- 森田拓也俳句18*25-5-25
寒晴れに鰤ほろ酔ふ藻陸蓮根- 洗貝新俳句6*25-2-18
冬の童話たち- 森田拓也俳句17*24-11-22
誰かの冬の物語- 森田拓也俳句13*24-11-13
ぼくに似た誰かに- 森田拓也俳句10*24-10-31
今を置き忘れて- 森田拓也俳句10*24-10-22
友へ- レタス俳句5*24-5-24

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